超新星などと持ち上げられてくると少々気持ちがささくれだってくるが、そんなことより、今季EnglishCupはスタディサプリと心中することにした

前半はこの記事である⇒生きること=フィギュアスケート。日本の超新星・紀平梨花の秘密。

ここに書かれていることの大部分はとっくに知っていることなのだが、日本中が知ることになり少々悔しいというか何というか。彼女には男子の羽生結弦のような存在になってもらいたいと思う。

11/12(月) 12:41配信
生きること=フィギュアスケート。日本の超新星・紀平梨花の秘密。
見事な3アクセル、そしてジャンプ以外の演技もすべて完璧だった……万能選手・紀平梨花。 photograph by Asami Enomoto

演技が終わった瞬間、観客席はスタンディングオベーションと歓声で称えた。
11月10日、フィギュアスケートのNHK杯女子フリー。紀平梨花は圧巻というほかない演技で優勝を飾った。

【写真】紀平梨花が表彰式で見せた、とびきりの笑顔。

紀平は今シーズンからシニアに移行した高校1年生。このNHK杯は、グランプリ(GP)シリーズのデビュー戦でもあった。
ショートプログラムは、冒頭のトリプルアクセルで「踏切りが早くなっているんじゃないか」と公式練習で抱いた不安が出て転倒し、5位で終えた。
迎えたフリー。冒頭、当初予定していたトリプルアクセル-ダブルトウループではなく、2つめのジャンプを3回転と、難度をあげて成功。続くトリプルアクセルも成功させると、スピード感あふれる演技を披露する。
ショートからの切り替えに成功した理由をこう語る。
「(朝の練習で)変な踏み切りでもきれいに着氷しているとそのイメージで行けてしまうことがあるので。悪い踏み切りのときは跳ばないで、いい踏み切りができたイメージを覚えるようにしました」

「ガッツポーズせずには……」
「最後まで集中できました。濱田(美栄)コーチが『昨日はふわっとしたまま出てしまったから、闘争心を燃やしたほうがいいかな』と言ってくださって。いつもはにっこりして、リラックスしすぎているかなという感じで出ていたんですよ。今日は今までにないくらい集中しました。笑顔が少なかったかなっていうくらい」
終わってみれば、一度も失敗のない演技に、紀平は両拳を突き上げた。
「ガッツポーズせずにはいられなかった(笑)」
得点は154.72。総合得点224.31で、逆転優勝を飾ったのである。

記録が裏付ける、その圧倒的実力!
GPデビュー戦での優勝は日本初。
総合得点は平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワが記録した239.57に次ぐ、今季世界第2位。フリーの技術点だけとれば、ザギトワを上回り世界1位の得点であった。
これらの数字からも、NHK杯での成績のインパクトが伝わる。
紀平はジュニアの頃から、注目を集める存在だった。海外でも広く知られるようになったのは、中学2年生だった2016年9月のこと。ジュニアGPシリーズ第5戦のフリーで、史上7人目のトリプルアクセル成功者となったばかりか、女子史上初となるトリプルジャンプ8回に成功し、優勝したのである。
昨年は12月ジュニアGPファイナル・フリーで、ISU公式大会で史上初となるトリプルアクセル-トリプルトウループを成功させた。
図抜けたジャンプを育んできたのには3つの要因がある。

幼い頃からの驚異的な身体能力。
紀平は、幼少の頃から体操やバレエなどさまざまな習い事に励むほど運動に秀でていた。
「好きなのは体育です」
自身、そう答えるように、小学生時代はリレーなどで男子顔負けのスピードを見せ、中学生のときには50m走で女子の全国平均を1秒強上回り、男子の平均よりも速いタイムを記録したこともあった。この時期から、尋常でやない「身体能力の高さ」を示していたのである。
2つ目は小学5年生の終わり頃、「濱田美栄コーチの指導」を受けるようになったことだ。
「教えてほしいと思っていて、お願いしたら『まず3カ月やってみましょう』というところから習い始めました」
その後、濱田コーチとそのアシスタントを務める田村岳斗コーチに習い、ジャンプのレベルは飛躍的に向上した。

「細かなところまで全部です」
「すべてのジャンプを直しました。どこを、というより、細かなところまで全部です。どんどんジャンプが決まっていきました」
やがてトリプルアクセルも習得。
世界初の成功者である伊藤みどりは「紀平さんは軽やか。難しいのに簡単に跳んでいるように見える。いまどきの回転軸の作り方で、効率のいい跳び方をマスターしていますね」と技術を高く評する。

濱田「とても素直に話を聞く子」
3つ目の要因として、「とても素直に話を聞く子」(濱田コーチ)という性格も見逃せない。それが教えを吸収する力となっただろう。
トリプルアクセルばかり注目されるが、見逃すことができないのは、他の部分でもレベルが高いことだ。
苦手な種類のジャンプがあるわけでもなく、その他の要素でも取りこぼすことが少ない。
フリーではスピン、ステップともにレベル4を獲得している。演技そのものの繊細さも持ち合わせている。総合的な力を備えていることも、将来を期待される所以だ。
もちろん、課題もある。それはメンタル面だ。
過去、気持ちの面で負けて崩れた大会もあった。また、まだシニアのグランプリを1戦こなしただけに過ぎない。過度の注目は酷な面もある。当の本人も冷静に自覚する。
「まだ1戦目で、何回も続けてできているわけではないので、まだまだだと思います」
一方で、優勝という結果は新たな目標を抱かせた。
「(GPファイナル進出の)チャンスが出てきたので、狙っていきたいです」

中学2年時に人生は決まっていた。
中学2年時のインタビューの言葉を思い出す。
「フィギュアスケートは、寝ることと同じくらいの存在です。
食べるときも、眠りにつくときも『明日練習だから』とか考えたり、常にフィギュアスケートを中心に動いています。
生きている中で目指していることはフィギュアスケートくらい(笑)。いちばん大事です」
そんなフィギュアスケートへの思いこそ財産だ。
さらなる成長を心に、紀平梨花は明日を見据える。
(「オリンピックへの道」松原孝臣 = 文)

後半は昨日書いたことをちゃぶ台返し・朝令暮改・前言撤回し、スタディサプリと心中だ。

理由は簡単。公式問題集の音源はいまどきCDなのである。操作性・携行性はスマホだけで完結するスタディサプリの圧勝で話にならない。文例も一応、TOEICらしい内容で問題はあるまい。

最大の問題は2019年1月の試験も申し込んでしまったことだ。そこでスコアアップしても次回のEnglishCupには反映されない。10~12月でどれだけのスコアが出せるかにも寄るが、次回まで最大限の力を貯められるようにするべきであった。

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