郷田真隆九段が久保利明九段を破り、先に挑戦者決定戦出場を決めている永世葛飾名人・竜王・棋王の渡辺明二冠との一騎打ちとなった。久保利明九段、菅井竜也七段という現棋界の振飛車両巨頭がともに準決勝で敗退するとは相変わらず振飛車冬の時代を感じる。
挑戦者は戦績でも差のある渡辺明二冠になる可能性が高い(渡辺17勝、郷田10勝)以前は拮抗していたと思うが油の乗りきった35歳と48歳では何となく勝ち負けは見えてくる。豊島二冠vs渡辺二冠のカードになったところで渡辺明二冠のストレート奪取もあるだろう。
豊島二冠は今戦っている名人戦は石にかじりついても奪取すべし。せっかく羽生を倒して奪った初タイトルはそう簡単に手放すわけにはいかないが、今の渡辺明二冠は6年前の竜王を含む三冠王時代以上に充実しているように見受けられる。郷田よ、キツいが頼むぞ。
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