第5期叡王戦挑戦者決定三番勝負 第1局 豊島竜王・名人の敗因は大長考後に△3六歩を取れなかったことか

分岐が多く難解な将棋だった。➀先手角換わりで敗れたこと➁大長考後の指し手が最善ではなかったこと、の2点で豊島竜王・名人が木村一基に奪取を許した王位戦と重なる。実は今日は休日で、解説&評価値表示が全くない環境ビデオのようなAbemaTVで鑑賞していた。

それまでほぼノータイムで指してきて渡辺明を持ち時間でも圧倒し始めたところで、妖しい△3六歩を指され手が止まった。寝床でうとうとしながら、はっと気づくと約2時間も経過していたにも関わらず、竜王・名人は指していなかった。持ち時間も大幅に減少している。

非常に取るにはおっかない△3六歩である。しかし、ここは取るべきではなかったか。それでも形勢に差はなかったが、その後の渡辺明の機敏な角切りで徐々に後手ぺースになってしまった。専売特許の細い攻めの繋ぎも本当に上手い。

角換わりはソフトレベルだと後手が必勝に近いらしい。先手番では矢倉もあったのではなかったかと思う。研究で勝っても勝負で負けては仕方がない。豊島竜王・名人よ。持ち時間のマネジメントを意識しないと渡辺明攻略はきついぞ。

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