■8.17 (晴れ)
甲子園は順延が続いているみたい。こちらも急な土砂降りがあったりする。
娘がしばらく前から小説のようなものを書いている。わたしのKindleはすっかり彼女のモノだ。
タイトルは「殺し合い」。
2034年の東京・新宿が舞台のホラー小説だとわが文豪はおっしゃるのだが、主人公たちはとある部屋の中にいて、そこでなにやら会話と行動を繰り広げているらしい。殺し合いをしている・・・ようでもあり、ようでもなし。あらすじを聴いていると、別に2034年である必要はないような気がしないでもない。
小説自体は最初はたしか数行程度のだったはすが、今日チラ見したらけっこうな分量になっている。いったいどんな内容なのか、怖くてわたしは読むことができないでいる。どんな展開がそこではなされているのであろうか。
そして、執筆の合間に、彼女は映画「シン・ゴジラ」を何度も見直している。
なんだろう。なんでだろう。これで3度目である。
わたしは、彼女の夏期講習の請求書を握りしめて、コンビニへと小走りに向かっている。成果というのは、いったいなにを指すのだろうか。