New Entry Period–September ’74

All Songs from American Top 40

volume 24: New Entry Period–September ’74

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0491 Never My Love-Blue Swede74.09.07 : 33,27,21,17,13,8,7,33(375/1411)

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原曲はAssociationの67年最高位2位のナンバーだが、前作同様に完全にオリジナルとは別の雰囲気を作っている。前作がコミックソングといってもいいほど奇をてらった作りになっていたのに対して、この曲は比較的ストレートなポップスになっていて聞き易い。

0492 You Little Trustmaker-Tymes
74.09.07 : 35,28,22,18,14,14,12,25(346/346)
63年「So Much in Love」(94年にAll-4-Oneがリメイクしたあの曲)の大ヒットで知られるグループで、68年以来6年ぶりのTop40ヒットとなった。

0493 Steppin’ Out (Gonna Boogie Tonight)-Tony Orlando & Dawn
74.09.07 : 39,31,25,19,15,11,9,7,7(454/3071)
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「幸せの黄色いリボン」以来の一連の物語歌路線に見切りをつけ、延命に成功した作品。暖かなTony Orlandoの声がオールドタイム的な雰囲気によくあっている。

0494 Step and Smell the Roses-Mac Davis
74.09.07 : 40,32,26,20,16,12,11,9,9,31(457/1250)
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もっとも忠実にMac Davisらしさを伝える作品。暗い話題が多かった74年の疲れた人々の心を癒し、高度成長時代の終焉を象徴した曲でもある。

0495 Skin Tight-Ohio Players
74.09.14 : 33,27,21,17,13,13,23(300/850)
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この曲もまだまだキワモノの感が強く、アルバム・ジャケットのドロドロした感じも相まって、受け付けていなかった。

0496 Jazzman-Carole King
74.09.14 : 39,29,23,19,15,5,4,3,2,11,19,33(710/1118)
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71年の「It’s Too Late」を除くと、もっともセールス的な成功を収めた曲で、イントロ部分のピアノの弾き語りから一挙に盛り上がっていく部分にスケールの大きさを感じる。日本では長く五輪真弓が「日本のキャロル・キング」というセールスコピーで売られてきたが、言うまでもなく彼女の世界にもっとも近い感覚を持っているのは「コバルト・アワー」までの荒井由実であろう。

0497 Do It Baby-Miracles
74.09.14 : 40,32,26,20,16,14,13,16,21(377/377)
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Momentsの「Sexy Mama」の成功に誘発されてか、この曲も同じような雰囲気作りを行い、成功した。この時点ではすでにSmokie Robinsonはグループを離れており、それでもグループとして成立してしまうあたりにソウル・シーンの人材の厚さを感じる。

0498 The Bitch Is Back-Elton John
74.09.21 : 30,24,18,7,6,5,4,8,14(554/5914)
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邦題「あばずれさんのお帰り」だったが、日本でのシングルカットの際に原題通りに変更したような記憶があるが、正確なところはどうだっただろう。「Caribou」のA面を象徴するような音で、コマーシャル性に富んでいる。だが、やはりこのアルバムのハイライトはB面の最後の2曲、第一弾シングル「僕の瞳に小さな太陽」から「Ticking(母さんの言葉)」の大作バラードであろう。特に「Ticking」は、このアルバムでしか聞くことが出来ないので知名度に欠けるが、比較的新しいElton Johnファンの人はぜひ聞いてほしい。ここで展開される「情景描写の積み重ねだけでスリリングな世界を展開していく」手法こそElton John/Bernie Taupinのライターチームを超一流にのしあげたものである。

0499 Love Me for a Reason-Osmonds
74.09.21 : 37,27,21,17,10,10,21(312/762)
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バランスの取れた落ちつきのあるバラードで、丁寧に作られている分Top10ヒットに結びついた。しかし、グループの方向性としては、ロック路線で頑張っていた方が寿命はもう少し長くなったような気がする。

0500 Papa Don’t Take No Mess-James Brown
74.09.21 : 38,31,#,39(95/717)
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順調にTop40ヒットを重ねてきた大御所も、この作品を最後にしばらく低迷期にはいってしまう。常に下位に低迷しつつ存在感の強さをアピールする彼はさながら「ポップス界の小錦」といったところか。96年5月現在、霧島は引退してしまったが、小錦は夏場所で10勝をあげ、次の場所次第では小結復帰も夢ではない。ここで一発がんばれれば、「Living in America」の大ヒットみたいでいいのだが…

0501 Fallin’ in Love-Souther Hillman Furay Band
74.09.21 : 39,33,27,27(118/118)
翌年のHamilton,Joe,Frank & RaynoldsのNo.1ヒットとは同名異曲で、ウエストコースト色が強い作品。それもそのはずで、このSoutherはJ.D.Souther、HillmanとはChris Hillman、FurayとはRichie Furayである。若きスーパースターの競演のわりにはセールス的に恵まれていない。

0502 Tin Man-America
74.09.21 : 40,32,26,20,16,11,10,4,4,4,25(606/1087)
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アルバム「Holiday」からのシングルカットで、アコースティックギターとピアノの掛け合い、幻想的なコーラスラインがスリリングな佳曲。邦題は「魔法のロボット」で、「名前のない馬」以来の低落傾向に歯止めがかかった。それにしても、これだけ「曲の良さ」を要求され続けたグループも珍しい。

0503 Surfin’ USA-Beach Boys
74.09.28 : 36(25/25)
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言うまでもなく63年の彼らの大ヒットの再エントリーだが、なぜこれがこの時期に再びTop40に入ったのか記憶にない。なお、この曲は現在ではChuck Berryの「Sweet Little Sixteen」と法的には同じ曲だとされているということだが、この辺の事情もよくわからない。

0504 One Day at a Time-Marylin Sellars
74.09.28 : 37,37(48/48)
女性カントリーシンガーでHOT100ヒットはこれだけ。覚えていない。

0505 Life Is a Rock (But the Radio Rolled Me)-Reunion
74.09.28 : 40,32,25,21,16,12,9,8,16,35(445/445)
ヒットソングのタイトルを現在のラップ風に矢継ぎ早につなげた当時としては極めて珍しい(現在でもこんなのはないか)作品。スタジオ・ミュージシャンが集まって冗談のようにできあがったシングル。コレクターズ・アイテムになっている。

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