連休明けで出勤も明日は休み/国連、マリウポリ製鉄所からの3回目避難を計画 ロシアはウクライナ軍の降伏要求/ロシアで原因不明の爆発相次ぐ、紛争拡大の恐れ/プーチン氏、外相の「ヒトラー発言」を謝罪 イスラエル発表/ハンガリー首相、EUのロシア産石油禁輸案を非難 「一線越えた」/日本の経済政策「梅雨入り」、供給制約で円安の行方見えず

今日から出勤、といっても明日、明後日は土日でお休み。
一昨日も5時半に目が覚めたおかげか、今朝も良い状態で家を出ることができた。
通勤電車は、いつもと同じくらいの混雑。
自職場では、7割が今日も休んでいる。
遠くに実家がある独身者はまだ帰って来るなと言われているので今日から出勤とは、まだ感染リスクを気にする人が少なくないのかな。

国連、マリウポリ製鉄所からの3回目避難を計画 ロシアはウクライナ軍の降伏要求


<国連は5日、ロシア軍に包囲されたウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所から民間人を救うための3回目の避難活動を6日に計画していると明らかにした。製鉄所内には子供ら約200人の民間人が残っているとされる。製鉄所への攻撃は5日も報告された。>
<すでにマリウポリでの勝利を宣言しているプーチン氏は、冷戦時代に核シェルターとして設計され、地下深くにトンネル網を持つ広大なアゾフスタリ製鉄所を支配するための総攻撃を停止し、封鎖するよう軍に命じている。>
<約10週間前の2月24日にウクライナへの侵攻を開始したロシアは、いまだウクライナの主要都市を完全掌握できていない。>

アゾフスタリ製鉄所は、地下に核シェルターを持った要塞なのだ。
だから、ロシアは出来るだけ損傷させずに手に入れたい。
次にここをロシア軍の拠点として使えるからだ。
来週の月曜日が5月9日の対独戦勝記念日だが、そこまでで今以上の成果を得られるのだろうか。
むやみに攻撃して戦死者を出すとロシア国民の戦意が徐々に弱まり、プーチン大統領の支持も落ちる。
戦争は勝って終わらないとダメなのだ。

ロシアで原因不明の爆発相次ぐ、紛争拡大の恐れ


<ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、ここにきて両国の紛争範囲が拡大する様相を呈している。最近ではロシア領土内で一連の攻撃が発生したほか、ウクライナ国境近辺にあるロシア施設では原因不明の爆発があった。ロシアにとっては、ウクライナ東部ドンバス地方の掌握に向けた重要拠点で弱みが露呈する事態となっている。>
<西側のアナリストは、ウクライナがロシア領土内の輸送・補給インフラ施設への攻撃を狙っていると分析している。ロシアがウクライナ東部に兵力を集中させるのを妨害するためだという。>
<リー氏は「ロシアはこれを、ドンバスを巡る戦いにしたいと考えている。ウクライナはまさにその正反対で、できる限り戦闘地域を拡大してロシアが兵力を(東部に)集中配備するのを防ぐことを目指しており、国境近辺の作戦はその取り組みの一環だ」と分析している。>
<ウクライナ軍はロシアの後方支援を損なうため、ドローン(小型無人機)やミサイル攻撃を通じて、国境を越えた空爆を継続する可能性が高いと指摘した。しかしながら、ウクライナが西側諸国から受け取る新たな兵器は、ウクライナやロシアが現在保有しているどの兵器よりもはるかに強力だとして、ロシア領土内への空爆が広がるリスクも高まるとの見方を示した。>
<ロシアが燃料貯蔵庫や鉄道への攻撃を阻止できていないのは、西側とウクライナの諜報(ちょうほう)共有の成果かもしれないと話している。これにはロシアの防空システムの弱点はどこなのかといった情報やロシアの防空システム妨害を狙った電子戦争の活用が含まれる可能性があるという。>

THE WALL STREET JOURNALの記事によれば、ウクライナもロシア国内への攻撃を行ない兵站の弱体化を狙っている。
ドローンやミサイルなど無人の兵器が活躍する。
空からの攻撃や防空の概念が変わってきたのではないか。
東京オリンピックの閉会式(開会式だったか?)でドローンの集団が空を綺麗に待っていたが、その技術が空爆に使える。
民間と軍事との技術に境界線を引くのは難しいが、日本も海岸線の防御に開発が必要な気がしてきた。
アメリカ軍が守ってくれるのではなく、独自の技術で守らないと防衛費はうなぎのぼりとなるぞ。

プーチン氏、外相の「ヒトラー発言」を謝罪 イスラエル発表


<【5月6日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相が、ナチス・ドイツ(Nazi)の指導者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)に「ユダヤ人の血」が流れていたと発言したことについて、イスラエルのナフタリ・ベネット(Naftali Bennett)首相は5日、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が謝罪したと発表した。イスラエルはラブロフ氏の発言に猛反発していた。>

むやみに敵を増やす必要はない。
それも相手はイスラエルだ。
敵に回すのは国益に反する。
プーチン大統領の懸命な判断だ。
ということは、ウクライナの民間人への攻撃も計算ずく。
やはり、狂気の沙汰ではないか。

ハンガリー首相、EUのロシア産石油禁輸案を非難 「一線越えた」


<【5月6日 AFP】ハンガリーのオルバン・ビクトル(Viktor Orban)首相は6日、欧州連合(EU)欧州委員会(European Commission)のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長が発表した、ロシアへの追加制裁としての同国産石油禁輸案について、「レッドライン(越えてはならない一線)」を越えるものであり、EUの結束に対する「攻撃」だと非難した。>

ハンガリーの大統領も独裁的でプーチン大統領よりだ。
それだけではなく、一国のトップとして、エネルギー関連の値上げは、経済に大きく影響する。
特にEUの中でも経済規模が小さいハンガリーではもろに波をかぶる。
建前だけではやっていけない。
全会一致が基本とのことだが、ハンガリー以外の小国にどれだけエネルギーのバックアップできるか。
EUも一枚岩ではない。

コラム:日本の経済政策「梅雨入り」、供給制約で円安の行方見えず


<[東京 6日 ロイター] – 米長期金利が5日のニューヨーク市場で一時、3.1%台に上昇した。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ加速だけでなく、中国の厳しい新型コロナウイルス対応やロシアによるウクライナ侵攻の長期化など世界の供給サイドを制約する材料が目白押しになっていることが大きく影響している。>
<このまま米長期金利がじりじりと上がれば、0.25%で日本の長期金利を抑え込んでいる日銀の金融政策と相まって円安が一段と進展しそうだ。1ドル=135円を突破しても止まらない可能性もあり、円安のゴールが見えなくなってきた。物価高対策をまとめた岸田文雄政権がこの円安をどこまで許容できるのか、日本のマクロ政策の行方も不透明感が増してきたようだ。>
<日米欧の企業は、一部の部品供給が止まって生産が計画通りに進まないケースが続出。中国発の「供給制約」が大きな問題として意識され出している。>
<ロシアとウクライナの交戦状態が継続し、西側諸国が対ロシア経済制裁を強化し、ロシアやウクライナから輸入してきた原材料価格が高騰したままという状況が長期化する様相を強めている。>

本当に日銀や岸田内閣は何も手を打たないのか。
円安で輸出産業が好調って、原料を輸入していたら打ち消しだ。
一般消費者は物価高で迷惑な話だ。
何もしなくても選挙に勝てると思っているのだろうか。
それは国民を舐め過ぎだ。
でもどこへ投票すれば良いのだろうか。

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