New Entry Period–February ’73

All Songs from American Top 40

volume 5: New Entry Period–February ’73

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Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

0109 Dueling Banjos-Eric Weisberg & Steve Mandel73.02.03 : 18,11,4,2,2,2,2,7,12,19,31(880/880)

バンジョーとギターの掛け合いのインストゥルメンタル。映画「追跡」のサウンドトラック。当時としては珍しい18位という高位の初登場で、なんでこんなものがこれほど受けるのだろうかと、それだけでアメリカのヒットチャートの奥の深さを感じたものだ。

0110 Killing Me Softly with His Song-Roberta Flack
73.02.03 : 34,15,5,1,1,1,1,2,1,3,9,14,20(1541/1541)
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いうまでもなく、邦題「やさしく歌って」である。返り咲きを含めて5週1位となった、この年を代表するヒット曲(2年連続でグラミー賞Record of the Yearを受賞)。日本でもヒットした。(「愛は面影のなかに」はダメだったけれど)非のうちどころのない佳曲とは、こういった曲のことか。

0111 The Cover of Rolling Stone-Dr.Hook & the Medicine Show
73.02.03 : 36,30,19,15,11,8,6,6,14,21,25(561/561)
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「ローリングストーン誌の表紙をかざってやるぜ」という景気のいい内容を、ほのぼのとやってくれました。

0112 Peaceful Easy Feeling-Eagles
73.02.03 : 38,33,29,24,23,22(197/587)
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その後、マリアッチ・サウンドと呼ばれることになる、フワーっとしたコーラスが印象的な作品。邦題「愛のやすらぎ」は、この曲にあっている。

0113 I’m Never Gonna Be Alone Anymore-Cornelius Brothers & Sister Rose
73.02.03 : 40,37(45/185)
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0114 Living Toggether Growing Together-5th Dimension
73.02.10 : 34,32,32,37(109/583)
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これが最後のTOP40ヒット。その後、69年に結婚したMarylin McCooとBilly Davis Jr. が デュオで76年に大ヒットを飛ばす。(あくまで星空のイメージがついて回る…)

0115 I Got Ants in My Pants-James Brown
73.02.10 : 36,30,28,27(123/243)
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こんなものが、これだけカッコ良くきまってしまうところがゴッドファザー・オブ・ソウルの真髄でしょうか。

0116 Big City Miss Ruth Ann-Gallery
73.02.10 : 38,34,29,26,25,23,23,27(263/496)
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カントリーフレイバーが良く生きている曲。日本ではまずはやらない音だが、覚えやすいメロディと、独特の「こぶし」みたいなものがうまくマッチしていて、いい曲だと思うな。

0117 Danny’s Song-Anne Murray
73.02.10 : 40,35,26,19,15,10,8,8,8,7,9,18,39(654/654)
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70年に「Snowbird」を大ヒット(全米8位)させてから約2年半ぶりのヒットである。ケニー・ロギンスの作品であることも話題を呼んだ。彼女の暖かい歌声が、サビの部分のめりはりのあるメロディに命を吹き込んで成功している。

0118 Also Sprach Zarathustra-Deodato
73.02.17 : 25,18,8,6,4,3,2,9,14,23(694/694)
あまりにも有名な「2001年宇宙の旅」に使われた、超異色のインストゥルメンタル・ヒットである。CTIレコードにとっても珍しいシングル・ヒットになった。デオダートの斬新なアレンジも評価され、曲そのものもスリリングで魅力が大きい。なお、この曲のあと、ガーシュインの「Rhapsody in Blue」をシングルカットして、こちらは41位止りになった。

0119 I’m Just a Singer(In a Rock & Roll Band)-Moody Blues
73.02.17 : 28,22,17,13,12,12,22,30(362/1045)
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彼等の最高傑作と思われ、セールス的にも大成功した「Seventh Sojourn」からのシングルカット。彼等にしては珍しくアップテンポなロックナンバーになっている。このアルバム全体が、「社会にとってロックミュージシャンである自分は何が出来るのだろう」という問いかけを追っていく内容になっていて、この曲の他にも完成度の高い曲が多い。

0120 Aubrey-Bread
73.02.17 : 36,27,24,21,17,15,15,26(323/648)
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美しいメロディを追及するブレッドのナンバーのなかでも、究極の美しさを持つスローバラードである。まさにロマンティズムの極致のような展開で、おやすみの前の一曲に最適。

0121 Jesus Is Just Alright-Doobie Brothers
73.02.17 : 37,35(50/401)
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初期のドゥービー・ブラザースのナンバーのなかではヒットしなかった作品。曲調が単調すぎたきらいがある(ByrdsのリメイクだがDoobieの魅力が出ていない)。70年代は、アーティストのネームバリューがヒットの大きさにそのままでは結び付かない時代でもあった。

0122 Hummingbird-Seals & Crofts
73.02.17 : 38,33,30,26,22,21,20,22,28(310/846)
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曲前半のスローテンポなコーラス部分と、その後の東洋的な響きをもつ展開部へのつながりが印象的な曲。詞の内容も、彼等の宗教的なバックボーンを強く感じさせる。私たち日本人にとっては英語の内容がダイレクトには響かないので、かえって違和感がないのかもしれない。

0123 Neither One of Us(Wants to be the First to Say Goodbye)-Gladys Knight & the Pips
73.02.17 : 40,31,20,16,8,4,3,2,2,6,12,22(814/814)
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名曲。ジム・ウェザリー作のバラードを見事に熱唱し、超一級の作品に仕上げている。まさに大人の音で、もちろん日本ではヒットしなかった。この年、グラディスたちは、この後、矢継ぎ早にヒットを重ねるのだが今聞いても本当にいい曲が多い。本物のソウルバラードを感じる。

0124 Give Me Your Love-Barbara Mason
73.02.24 : 34,32,32,31,33(143/143)
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80年にTerry DeSario with KCでヒットした「イエス・アイム・レディ」は、この人がオリジナル(出世作)。この曲は、カーティスっぽいのりのビートを持った作品。

0125 Space Oddity-David Bowie
73.02.24 : 36,31,28,24,20,17,15,16,21,39(379/379)
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当時すでにイギリスでスターになっていたデビッド・ボウイのアメリカでの初めてのTOP40ヒット。いうまでもなく、宇宙飛行士と管制塔の会話を題材にしたドラマチックなナンバーで、日本でも大ヒットした。10,9,…とカウントダウンして発射していくあたりは、ぞくぞくした。この曲のプロジュースはあのガス・ダッジョンである。

0126 Don’t Cross the River-America
73.02.24 : 37,35(50/481)
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詞が保守的だったからか、曲がやや単調でインパクトにかけるからか、この曲はヒットしなかった。「名前のない馬」の威光ももはやかれまでか、と思ったものである。個人的には、結構気に入っていたりするのだが…

0127 Ain’t No Woman(Like the One I Got)-Four Tops
73.02.24 : 39,33,20,14,10,5,4,4,5,10,17,33(688/1116)
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彼等の唯一のミリオンセラーである。モータウン時代には数々の大ヒットがあったが、その当時、RIAAは、モータウンのレコードにはミリオンセラーの認定をしていなかったため。サビの部分のゆったりとしたコーラスが非常に印象的。

0128 Dead Skunk-Loudon Wainwright III
73.02.24 : 40,34,27,20,17,16,17,22,32(338/338)
道の真ん中でスカンクが死んでいた、という曲。カントリー風味で堂々のヒットになった。日本でも邦題「悲しきスカンク」でシングルが発売された。もちろんヒットはしなかったが…

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