New Entry Period–August ’80

All Songs from American Top 40

volume 95: New Entry Period–August ’80

[Back To Artists Index]   [A-C] [D-H] [I-M] [N-Q] [R-S] [T-Z]
[Back to My HomePage]
Entry Number,Title-Artist
New Entry Date : Chart Action from new entry
(Points/Total points of the artist)

1886 You’re the Only Woman (You & I)-Ambrosia80.08.02 : 36,29,27,20,19,17,14,13,13,25(427/2596)

[PREV]
前作、前々作ほどのインパクトが感じられない分だけ、チャート的には低い順位に終わったというところであろう。また、この曲が最後のTop40ヒットになってしまった。曲の良さで人気が支えられてきたアーティストが手を抜いて曲を出してしまった場合の典型的なパターンである。

1887 Give Me the Night-George Benson
80.08.02 : 39,33,15,11,8,7,6,6,4,4,10,14,28,34(810/2369)
[PREV][NEXT]
70年代、その音楽活動にはまだ「品位の高さ」を感じさせたが、この曲が収められた同名のアルバムでは、ひたすら「売れ筋」に徹している感があり、愉快なものではなかった。もちろんこの曲はヒットソングとしては上質であり、この順位に全くの異存はないのだが、76年「Breezin’」からCTIの時代の音にさかのぼり、CTIからジャズの入り口に足を踏み入れたものとしては、心中複雑だったのである。

1888 Lookin’ for Love-Johnny Lee
80.08.02 : 40,34,28,19,13,10,8,5,5,9,11,21,31(669/669)
これが最高位5位、今から考えても大きな驚きを覚える。もちろん、悪い曲ではないし、けなすつもりもないのだが、この順位は出来すぎの一言である。映画「Urban Cowboy」の霊験新た、と言えなくもないのだろうが、時代の後押しによっていかに順位が左右されるかを示す好例であろう。

1889 Upside Down-Diana Ross
80.08.09 : 10,5,5,2,1,1,1,1,3,3,3,4,7,10,25,25,28(1773/6159)
[PREV][NEXT]
Top40に初登場なんと10位という派手なデビューを飾った曲で、72年以降では最高の成績である。1位を落ちてからの粘り腰がまた素晴らしく、この年を代表するヒットの一つとなった。ラップのサンプリングのネタとしても使いやすいのも良くわかる、インパクトの強いリズムパターンを持っている。80年代のブラックミュージックの大きな流れを示す曲と言えるだろう。

1890 One in a Million You-Larry Graham
80.08.09 : 37,33,29,26,16,15,9,9,22(392/392)
75年に「One Love」を38位まで上昇させたGraham Central Stationも実質的には彼のワンマンバンドだったが、彼のキャリアとしては、その前にSly & the Family Stoneにベーシストとして在籍していたことをあげるべきであろう。いずれにせよソロ転向後の最大のヒットを記録した。ミリオンセラーを記録している。

1891 Hot Rod Hearts-Robbie Dupree
80.08.09 : 39,32,28,24,22,20,18,17,16,15,15,30(481/1314)
[PREV]
前作が6位ならばこれが最高位15位というのも驚くには値しないかも知れない。一言で言うと「大した曲ではない」と思うが。

1892 Someone That I Used to Love-Natalie Cole
80.08.09 : 40,35,31,29,25,23,21,21,28(296/2585)
[PREV]
Natalie Coleもまた、80年代に大きく生き残った。だが、この曲あたりまでは70年代系の音で勝負している感が強く、好感が持てる。最高位21位は立派と言うべきであろう。

1893 Late in the Evening-Paul Simon
80.08.16 : 29,13,11,9,7,7,6,6,6,10,18,29(724/4403)
[PREV][NEXT]
前回のヒットからほぼ3年ぶりのTop40ヒットで、正直「生き残っていたんだ」という感じがした。彼自身が出演した映画「One Trick Pony」(内容および興業成績は知らない)からのシングルで、これまでの彼のイメージとはかなり異なり、ラテン系が入った音作りになっている。このあと、Paul Simonは6年後、、さらに「Graceland」で脚光をあびることになるのだが、シングルチャートでの彼の最後の成功作はこの曲である。

1894 All over the World-Electric Light Orchestra
80.08.16 : 34,27,23,21,18,16,15,13,13(399/5885)
[PREV][NEXT]
「XANADU」で完全に甦った感があるELO。彼ららしい路線で彼らのお得意のチャートアクションをこの曲でも見事に達成。

1895 You’ll Accomp’ny Me-Bob Seger
80.08.16 : 37,26,22,18,16,14,14,14,30(387/4270)
[PREV][NEXT]
やはりこの前のシングル「Against the Wind」のすぐあとでは何を出しても色あせてしまうのも無理がないところ。曲としては悪くはない。

1896 Don’t Ask Me Why-Billy Joel
80.08.16 : 39,32,30,24,21,19,19,19,35(317/5959)
[PREV][NEXT]
アルバム「Glass Houses」からの第3弾シングルということで、素直で覚えやすいメロディがそこそこに印象的なナンバー。まあ、もともとシングルとしてはそれほどインパクトがあるはずもないので、最高位がこのあたりなのも納得が出来るところ。

1897 I’m Alright-Kenny Loggins
80.08.23 : 36,32,27,12,11,10,8,7,7,9,16,29(630/2174)
[PREV][NEXT]
Kenny Logginsが80年代に生き残ったきっかけとなったヒットとして、この曲の役割は大きい。もともとルックスといい、スター性は十分あった人なのでこの結果に不満はないはずなのだが、しつこいようだが、Loggins & Messina時代の「音楽の深さ」がなくなり寂しさを感じてしまう。

1898 Hey There Lonely Girl-Robert John
80.08.23 : 39,35,32,31(107/1357)
[PREV]
63年Ruby & the Romanticsの「Hey There Lonely Boy」がオリジナルで最高位23位、70年になってEddie Holmanが「Boy」を「Girl」に変えて最高位2位とこの曲を一躍有名にしたという歴史の長い曲である。Robert Johnのハイトーンのヴォーカルを生かして印象的に仕上がっているが大きなヒットには至らなかった。

1899 Jesse-Carly Simon
80.08.23 : 40,36,29,25,23,22,18,16,13,12,11,11,33(549/4493)
[PREV]
もちろんRoberta Flackの73年の名曲とは同名異曲である。また、85年にJulian Lennonによって同じタイトルの曲が出されているが、これも別の曲である。(で、ここでかなり強引だが)Julian Lennonといえば新しい(今98年11月です)ビデオ、見ました?すごいねえ、何たってBeatlesのパロディだもん。あんなことやってしまってJulian Lennon、自殺したりしなければいいけど。

1900 Another One Bites the Dust-Queen
80.08.30 : 28,23,9,3,3,1,1,1,2,2,4,4,4,4,3,3,7,14,*,20,30(1978/6945)
[PREV][NEXT]
98年になってWyclef Jeanのラップを重ねたバージョンが発表されたが、リズムにはまるで手を付けられていないことからもわかるように、90年代の現在になっても十分に斬新に響く曲である。イントロから全編に刻まれるベースと中盤からの暴力的なギターはいつ聴いてもカッコよい。

1901 Xanadu-Olivia Newton-John & ELO
80.08.30 : 31,26,17,12,11,10,8,8,17,27(514/9424)
[PREV][NEXT]
ELOのキラキラとしたサウンドにOliviaのやけに明るいヴォーカルが見事に調和したナンバーで、曲としては成功していた。ただし、Olivia主演の同名の映画の方は、私はもちろん見る気になれなかったので正当な評価は差し控えるが、当時、けして高い評価が得られていた感じはしなかった。

1902 How Does It Feel to Be Back-Daryl Hall & John Oates
80.08.30 : 34,31,30,33(116/3628)
[PREV][NEXT]
これは珍しくJohn Oates色が強くでたナンバーである。だから、というべきか、残念ながらというべきか大ヒットに結びつかなかった。個人的にはけして嫌いではないナンバーであった。

1903 Never Knew Love Like This Before-Stephanie Mills
80.08.30 : 37,30,26,22,20,17,14,12,10,8,7,6,6,18,33,40(780/985)
[PREV][NEXT]
名曲といっていいだろう。モータウンの流れを組み、この曲の延長上には90年代の女性ソウル・ヴォーカルの繁栄がある。じっくりと上がった上でのTop10ヒットには十分な価値がある。

1904 He’s So Shy-Pointer Sisters
80.08.30 : 39,33,27,20,18,15,12,5,3,3,3,8,17,17,26,37,40(907/3136)
[PREV][NEXT]
このアーティストも80年代に入ってから本当の意味でのヒットメーカーになったと今更ながらに思われる。彼女たちの全盛期は、Top10ヒットを4曲連続で放った84年になるのだが、それはまた、もう少しあとの方の話で。

1905 You’re Supposed to Keep Your Love for Me-Jermaine Jackson
80.08.30 : 40,37,35,34(98/1708)
[PREV][NEXT]
80/08/30という週は、立て続けに長いタイトルの曲をTop40にニューエントリーさせた週だったわけだが、この辺、どの程度までが意図したものかは不明である。前作、「let’s Get Serious」の余勢をかって、もう少しヒットするかと思ったが、やはり曲自体のインパクトに欠けたため、不発に終わった。

whatsnew.html

「はてブ」ボタンを設置しました!何が起こるか、是非クリックお願いします♪

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
PAGE TOP