1組2位(豊島棋聖)と2組2位(深浦九段)の激突である。羽生としたら、ここで一方が消えてくれるのは安堵の気持ちだろう。挑戦権争いに残る中で最も防衛に苦労するのが、おそらくこの二人だ。
しかし、これまたいい将棋をみせてもらった。深浦の地球代表の異名の由来を存分に感じさせてくれる1局。豊島は無念である。羽生への連続挑戦であれば、棋聖戦同様、奪取の可能性はかなりあった。
23時28分、豊島棋聖投了。
新棋聖は持将棋だと思って油断していたわけではあるまいな。発狂したかと思わせるただ捨ての2八銀から寄せにいった深浦の執念はスマートでおそろしい。人間同士の将棋では欠かせない要素である。
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