今回は、ちょっと趣向を変えて、生活お役立ち情報みたいなものなのである(笑。
娘が去年の夏休みの自由研究として行った内容を(…とは言っても、殆ど僕がやったようなものなのだがw)、ここにまとめ直して掲載してみたい。時節柄、そろそろカビなんぞが出やすい頃合いになってくるだろうと思う。そこで、いっちょ洗濯機の中のカビ取り汚れ取りでも如何ですか、という訳なのだ。
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ドラッグストアなどに行くと、「洗濯槽クリーナー」と称する商品が売られているのをよく目にする。お値段は、500g(普通はこれで1回分)で500円前後といったところだろうか。種類は、「塩素系」と「酸素系」とがある。基本的には、漂白剤と同じことなので、洗濯槽クリーナーもそのように2種類あるのだ。
1回分で500円ならば、例えば使い方を間違えたりなんかして、もし考えた程の効果が見られなかったとしても、特に損を感じない価格であろうかとは思う(…そんなことはないか)。でも、実はこの半分のコストですむ方法があるのだ。つまり、2回分で500円くらいの価格である。
それは、「洗濯槽クリーナー」を買うのではなく、「漂白剤」をそのまま買って、クリ―ニングするという方法だ。なーに、やり方は、洗濯槽クリーナーと同じなのであるw それならば、こちらの方が良いのではないか、と思うのだ。
今回買った漂白剤は、下の写真。商品名「酸素系漂白剤」である。そのまんまw 「過炭酸ナトリウム」とも書いてある。「NCHIGA(ニチガ)」という会社の製品。ジッパー付きの袋入りで1kgだ。値段は、ネット通販で買って560円くらい(送料込み)だっただろうか。
以下、少々汚れた場面の写真が出てくるので、お食事中の方などはご用心を…。
まず、洗濯槽の中に、40度くらいの水(と言うか、お湯)をいっぱいまで入れ、洗濯槽を回しながら、漂白剤を500g投入。お風呂に入った後の、残り湯がそのくらいの温度なので、それを使うのも良いかも。
ちなみに、うちの洗濯機は、HITACHIのNW-7M7(お湯取物語)という、かれこれ15年以上前の旧機種である。これをお読みの方に於かれては、ご自分の洗濯機のタイプをよくお確かめの上お試しくだされ…。
しばらくすると、黒くて薄い、汚れの塊のような物が少しずつ出てくる。下の写真で、それが幾分見て取れると思う。
巷では、この汚れのことを「ピロピロワカメ」等というらしいw まあ確かに、ワカメのようにも見える。洗濯機は、この状態で20分くらい攪拌する。
攪拌し終わったら、すぐに水を捨てるのではなく、停止状態のまま3~4時間ほど放置する。つまり、浸け置きであるw
下の写真は、放置後のもの。汚れがたくさん浮いてきて、水もすっかり黒ずんでいる。(追記:もし汚れが余り浮いていなかったら、少し攪拌すると浮いてくる)試しに、この水の匂いをかいでみると、心なしか酸っぱい感じw
このあと、この汚い水を捨て、新しい綺麗な水を入れて、すすぎを行う。(追記:水を捨てる前に、ザルか網で、このピロピロワカメを掬い取っておくと、すすぎの効率が良くなる)
1回すすいだだけでは、ピロピロ(…以下略)の残党がまだまだ残っている(すすぎ中にも湧いてくるw)ので、少なくとも3回はすすぐのがポイント。
でも、このピロピロを完全になくすことは出来ないと思うので、程良くいなくなったところで、すすぎを終わりにすると良いかもしれない。下の写真のような状態になったら、もうOKかと。あとのピロピロの残党は、普段のお洗濯で流されていってくれるだろう…。
…とまあ、うちではこのようにして、この酸素系漂白剤を使って洗濯槽をクリーニングしてみたのである。一例として、どうぞご参考に。
ちなみに、このクリーニングを実施する前は、洗ったあとのタオルが、どうもどことなく臭かったのものだったのだけれども(…そもそもこれが、クリ―ニングをやろうと考えた動機)、その後は、そういった匂いがしなくなった、というのがまずはっきりと判る効果だった。きっと、洗濯槽の裏には長年、数多の汚れやカビが多く巣食っていたのだろう、と思う…。それが、今回一掃されたのではないだろうか。
上に述べたように、この袋は1kg入りである。だから、まだ半分が残っている。もうしばらくすると、このクリーニングをやって1年になるので、頃合いを見計らって、またやってみようと思う。また、出るかな?ピロピロワカメw
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パッケージのデザインが変わりましたが、上と同じメーカーの酸素系漂白剤1kgです。Amazonのレビューでは、「すごい」とか「ビックリするくらいの威力」等の声が続出です。しかも、1kgの大容量でお買い得かも。
NICHIGA「酸素系漂白剤1kg(過炭酸ナトリウム100%)」
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