夏休みを利用して、今年も各駅停車の旅で実家に帰省したのだ(1)…

もう先週のことになるけれども、塾の仕事の夏期講習が休講になる日を利用して実家に帰省してきたのである。いつものように、各駅停車の旅だ。

敢えて特急に乗らずに鈍行列車で行くというのが、これまた良い。半日近く乗っていることになるのだけれども、僕にとってはこの上ない自由時間となるのだ。前もって、スーパーで飲み物やお菓子を買っておいた。すっかり遠足気分なのであるw
この電車に乗るときにいつも狙っている席がある。窓際横一列の席ではなく、先頭と最後尾の車両だけにある2人がけのミニボック席とでもいうシートだ。それがトップの写真である。

ここで荷物を横に置いて座れば、車窓を眺めながら好きなことがいつでも楽しめる。
持ってきたおやつやサイダー、ビールを飲食し、本を幾つも取り出しては読む。ときにはiPad miniでリアルタイムの地図を見て、動画も視聴する。ポメラというワープロで文章をしたためることも。こうしているうちに時間があっという間に過ぎてゆく…。

その間に、数は多くないながらも、様々な人たちが乗り降りする。中高生のグループや、若いカップルであったり、親子連れもいる。僕のようにおひとり様の旅行者も散見する。どの人たちもあまり長くは乗らず、数駅くらいで降りていくことが多い。

ちなみに、この列車、乗り降りの際には停車中に自分でボタンを押して開ける仕組みになっている。下の写真をご参照。これは車内から撮ったもの。車両の外にも同様のボタンがあって、乗車の際には押して開扉することが必要なのだ。

これは、乗り降りする人が割と少ないために、全車両一括で開けても車内が無駄に寒くなったり暑くなったりするのを防ぐためなのだと思う。昔は確か、冬だけボタン押しが必要だった気がするのだけれども、今は夏でも実施されているのだろう。
でも、僕は電車のドアは自動で開くことにすっかり慣れてしまっているので、つい開扉するまで数秒間待ってしまい、「あ、そうだ。ボタン押さなきゃ」って気づくのであったw うーん、いまだに馴染めないなあ、このシステムw

そうこうするうちに、僕は目的の駅に着いた。前回電車で来たときには、昔からの駅舎はすっかり取り壊されていて、仮の駅舎が使われていた。しかし、今回はなんと、新駅舎が途中まで出来上がっていたのである。
ひとつしかないホームからは、作りかけの階段と渡り廊下となる通路が見えた。それが下の写真である。まるで空中回廊のようだw 残りの階段は新駅舎が完成した後に設置されるのであろう、と思う。

下の2枚は別の日に撮った新駅舎の様子。元々この駅には東口しかなかったのだけれども、新たに西口も作られることになったようである。そちら側の住民の皆さんはさぞお喜びであろうと思う。

さて、駅を出ると、父が車で迎えに来ていた。早速、乗り込む。電車内はもちろん禁煙だったので、車では窓を開けて加熱式たばこを一服。これ、匂いは殆ど全く出ないのである。吐き出しているのも煙ではなく水蒸気だ。ちなみに、父も喫煙者。
この地は如何にも涼しい。いや、本当は暑い筈なのだろうけれども、陽射しがそんなに強くないのだ。僕のうちの方では、謂わば南国のまるで叩きつけるような直射日光なのだけれども、実家の地方ではそれが幾分弱く感じられる。そのためだろうか、と感じた。

さて、実家のやや広い庭には時折、野良ねこがやって来る。痩せた白黒模様のこのねこは、母の話によると彼此13年くらい実家の辺りを歩き回っているらしい。野良にしては長生きだと思う。きっと、色々なところで食べ物を貰っているのだろう。

実家の家の中に上がり込んで来ることもあるようで、後で息子にこの写真を見せたところ、「2階の自分の部屋に入って来たことがある。どうやって2階まで上がって来たのやら」と笑いながら言っていた。
ちなみに、息子は僕の実家から大学に通っているのである。息子の自室は僕のかつての勉強部屋なのだ。息子はこのねこと部屋で遭遇すると、「ねこは『なんだ、こいつ誰にゃ⁉︎』という顔をして去って行った」とのことである。息子は新参者扱いらしいw

あと、母の話によると、このねこの毛皮は夏の間は毛が抜けてボサボサなのだけれども、冬になるとフサフサになるのだと言う。つまり、夏毛と冬毛を使い分けているらしい。野良生活が長いとすっかり野生動物のようになってしまうのだろうか…?

…とまあ、こんな感じで、夏休み中の実家帰省よもやま話。次回に続きます。

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