歌詞対訳:KAMIYAMA(神山まるごと高専 校歌)

KAMIYAMA

作詞:UA
作曲:坂本龍一
編曲:網守将平

空が青い理由を 楽しそうに君が話す
その瞳の奥に揺れる瑠璃色は とても綺麗な
とわに時を流れ 旅続ける雫

雲の描く今の形は もう二度とないと
君は少し寂しそうな笑顔見せて ノートを出す
きっと明日の君は 今日とは違う光
創造の波を彩る夢

There is no something without nothing
どんなものにも虚無があって

Passing clouds draw verses,
流れる雲によって詩は描かれていく

can you spot and read them?
君はそれを見つけて読むことが出来る?

Time to nurture a century lasting forest of good
1世紀続く美徳の森をはぐくむ時

No more silent apathy in the Anthropocene
その人の世に、沈黙した無関心は必要ない

Use your voice, eyes open, face your growth
声をあげて、両目を見開いて、自分の成長に立ち向かって

Let learning be your best friend,
学びを最良の友にしよう

life-long quests for truth,
生涯続く真理の探究に

may there be no answers
答えはないのかも知れない

Keep looking within, here in Kamiyama
内面を見つめ続けて、この地、神山で…

……
先日発表された、高専の校歌の英詞部分を早速、上のように対訳してみました。その内容のみならず、語彙にもやや難解なものがあり、どうにかそれらしく訳したのですが、如何でしょうか。
作曲は、今年3月に逝去した坂本龍一キョージュです。謂わば、これが遺作となりました。編曲は、キョージュのご指名で若き作編曲家の方が担当されたようです。曲調に合わせたアレンジは、何処か80年代のキョージュのサウンドを彷彿とさせる部分もあるように思われます。この曲も、永く聴かれ歌い継がれていくと良いな、と思っています。

……

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