うちの、かれこれ10年は使っているであろうコーヒーメーカーを、クエン酸でクリーニングして、また美味しいコーヒーを淹れられるようにしてみた…の後編である。前編は、こちら。
クエン酸を使ったクリーニングは大成功だったようだ。カルキは排出され、内部の汚れらしきものも落とされたように見える。(上の写真をご参照。白い小さな粒がカルキの結晶)
これに気を良くした僕は、欲張って、この後もう1回、同じクリーニングをやってみたのである。(…やり過ぎであることは、まだ気付いていないw)
今度は、さっきの半分くらい、20gくらいのクエン酸を投入した。すると、また同じように、お湯に中にはカルキの結晶が混ざっていた。またもや、成功だった。
さて、2回もクリーニングすれば良いだろうと、そのときはそう考え(…だから、本当はやり過ぎw)、すすぎに移ることにした。今度は、クエン酸なしで、コーヒーメーカーに水だけをいっぱいまで入れて、またスイッチオンするのである。念を入れて、このすすぎは2回やった。
そして、2回目のすすぎで出たお湯をちょっと舐めてみた。すると、まだとても酸っぱいのであるw このときに、僕は初めて気付いたのだ。投入したクエン酸の量が、きっと多過ぎたのだ…と(苦笑。
2回のクリーニングで、合計70gもクエン酸を入れたのだ。でも多分、20~30g入れたクリーニングを1回やれば十分だったのではないだろうか…(または、10~15gを2回とか…)。まあ、これは次回への課題としようw
結局、すすぎは4回やったのである。これでやっと、お湯が酸っぱくなくなったのだ。すすぎだけで結構、時間がかかってしまったw
実は、4回もすすぎをやっている間、僕は指をくわえて見ていたわけではないw このすすぎのお湯は、その都度、キッチンの洗い桶の中に入れて残しておいた。それを使って、お掃除をしたのである。
すすぎで出てきたお湯は、当然のことながら、クエン酸入りだ(…だから、酸っぱい)。前回書いたように、クエン酸は色々なお掃除に使える優れもの。僕は、このお湯をスポンジに軽く浸して、コーヒーメーカの外側を拭いていたのである。
うちのコーヒーメーカーは、10年分(?)くらいの油膜汚れが付いていて、表面がややベトベトしていた。クエン酸のお湯を使って拭いてみたら、その汚れが綺麗に落ちて、ピカピカになったのである。ついでに、コーヒーを入れるガラス容器の内側も、あとで綺麗に磨いた。
このようにして、コーヒーメーカーの内側も外側も綺麗にしてから、いよいよコーヒーの試飲をしてみた。実は、クリーニング前に、コーヒーを少し淹れて取っておいたのである。クリーニング後も、同じ粉と水の量で、コーヒーを淹れた。
飲み比べてみると、果たせるかな、味がはっきり分かるほどに違うのである。簡単に言ってしまうと、クリーニング後に淹れたコーヒーの方が、はっきりとコーヒーの味がする(!)。クリーニング前のコーヒーは、それに比べると、コーヒーの味になっていないw
今まで、僕は一体何というものを飲んでいたのだろうか…。
しかし、今回クリーニングを実行してみて良かった。ちゃんとコーヒーらしい味を取り戻せたことに大満足である。こうして、まだしばらくは、この古いこのコーヒーメーカーを愛用することになるだろうと思う。
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僕が最近amazonで買ったコーヒー豆は、これ。今回のコーヒーメーカーのクリーニング前後の試飲でも、この豆を挽いて使いました。
「アバンス 徳用 キリマンブレンド (豆) 500g」
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