さあ、作り始めるぞ、VUメーター。電子工作は、ちょっと久しぶりなのだけれども…

VUメーターの製作記、3回目。(1回目は、こちら。2回目は、こちら

本日は、いよいよVUメーターの組み立てに取り掛かる。午前中の仕事を終えて一休みしたあと、午後から始めたのである。あ、そうそう。肝心のことを書き忘れてれいたのだ。
この組立キットは、WATZというメーカーのVU-1000Xというキットである。今後この名称で検索して、ここにいらっしゃる方がおられるかも知れない。そのために、書き置いておこうと思う。


さて、組立説明書に書かれた順序に従って、僕は製作を進めていく。まずは、ケースの正面に貼るラベルの切り抜きである。間違えたときのため、親切なことに2枚付属している。
はじめに周りの余白を切る。切り終えたところがトップの写真である。他に、スイッチやボリュームなどの穴をあけなければならない。それから、ケースに貼るのだ。

しかーし、いきなりであるけれども、もう間違えたw このラベルを天地逆に貼ってしまったのだ。外付HDDのケース等と同じ感覚で天地を考えていたら、実際には逆の仕様だったのである(…言い訳w)。
下の、1枚目の写真が、はじめに貼った状態。つまり、これは逆。ラベルは、もう1枚あるのだけれども吝嗇な根性が出て、剥がして貼り直すことにした。2枚目が、貼り直した状態。ラベルが、ちょっと破けた…。

最初からこれでは思い遣られるw でも、僕は大体、何か作業をするときは、こんなもんなのである。森博嗣センセイも、工作(鉄道模型など)では結構ミスをするのだと、最近書いておられた。それを思い出して奮起する僕…。

次は、上の写真のように、裏面の音声入出力端子を取りつける。併せて、ちょっとした配線も、ハンダ付けで行う。これは大丈夫。お茶の子さいさい。

そして、メーターやボリュームを取りつけるサブパネル(組立説明書では、メータープレート)である。それらをここに取り付けて、ケースの内側に設置するのだ。

紙の包みを開けると、青い保護シートが貼られていた。加工時に引いたであろう補助線の跡も見える。きっと、手作りなのだろう。こういった加工の手間が省けるのが、組立キットの有難い点である。
金属加工も、やってみれば結構面白いのだけれども、いかんせん時間がかかる。僕は、何より時間が惜しい。今は、どんなことでも出来うる限り簡略化したいのである…。

青い保護シートを剥がし、VUメーターをビス留めしていく。ん?何だかビスが緩いぞ、おかしいなあ…。全部留めてから気付いた。今度は、メーターが前後してしまったのである。上の写真は、間違えたところ。

このように、サブパネルの前からメーターを差し込んで、ビス留めするのが正しかったのだ。これも言い訳になるけれども、サブパネルの前後どちらから入れるのか、ということについては組立説明書に記載がなかった。まあ、でもすぐに直せるから別にいいのか…。
「カンタンに作れる」という謳い文句のキットなのだけれども、僕は既に2箇所も間違えたのだw 致命的な破損だけはしないよう、ゆっくりでも良いから慎重に、製作を進めることにした。

メーターやボリュームをサブパネルに取り付けたら、メーターの裏に、指定の電解コンデンサをハンダ付けする。電解コンデンサは、プラスマイナスの極性があるので、これもうっかり間違えないよう、よく確認を行った。

サブパネルをおもてから見たところ。おおー、随分と何だかそれらしくなってきたぞ。なかなかサマになっている。そんな感想を自らへの励ましにしつつ、製作は進むのだ。

サブパネルを本体のケースに取り付けたのが、上の2枚の写真。これだけ見たら、もう完成か?と思うけれども(…いや、思わないか…)ケースの中身がまだスカスカなのであるw プリント基板に電子部品をハンダ付けする作業が残っているのだ。

抵抗やコンデンサ、トランジスタ、IC…全部で32個の部品をプリント基板に取り付ける。前回も書いたように、部品が案外と細かい。プリント基板も、やや小さめである。
電解コンデンサやトランジスタのように、極性や向きの決まっている部品が幾つもある。よく確認をして、間違いのないようにハンダ付けせねば。間違えたときのハンダ剥がしは、厄介なのだ。よく確認していかなければならない。

…と思いつつも、やはり(?)一箇所、向きを間違えてハンダ付けしてしまったのである。やれやれ…w(次回に、つづく)

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