再び息子と一緒にお出掛け。今度は1泊2日なのだ…(その3)

息子と再びのお出掛け、その3(前回は、こちら)。

いよいよ、息子が入学する大学での説明会の当日だ。今回は、生協の主催である。従って、生活面についての説明が主になるのだろう。僕と息子は、朝食を食べ終えると、母の運転する車で市街地へと向かった。
僕の母は、約40年前に運転免許を取得して以来、ずっとMT車だけを所有し運転している。AT車は多分一度も運転したことがないだろうと思う。本人曰く「AT車は怖い」のだそうだ。まあ、それで良いのでは、とも思う。

日曜日の朝方なので、道路は空いていた。でも、途中には工事中のため通行止めとなっている道があったため、少々迂回せざるを得なかった。母は「あれ、困ったな」と言いつつ何とか走っていた。
僕もMT乗りである。どうも、母はギアの切り替えがやや遅いように思う。時折、車が少しノッキングしたり、シフトノブがブルブルしたりする。最適のギアを選んでいないために起こる現象だ。これは、昔から母の運転の癖なのだ。

でも、事故は殆ど全く起こしたことがない。いや、昔々にちょっとあったかな…。でも、ここ30年くらいは何もないのでは。運転はあまりお上手ではないようだけれども、とにかく安全運転なのである。
さて、大学には予定よりも早く着いた。僕たちは正門の前で降ろして貰った。息子に「正門で写真を撮ってあげるよ」と言うと、珍しく自分からポーズを取り始めた。息子は元々、写真嫌いなのである。

足元のやや大きな縁石に片足を乗せ、右手でピースの指を作る。ポーズはそれなりだけれども、両の目が座っていた。レンズの前では笑顔が作れないのであるw まあ、いつものことだ。
僕はニコン P900を横に構えて近づき、2枚シャッターを切った。この日の夜うちに帰ってから、娘にこの写真を見せると、「その足元も一緒に写して欲しかった」と言われたのである。そうか、カメラを縦に構えれば良かったのかも。

この地域の生まれと育ちであるにも拘らず、僕はこの大学の構内に入るのは生まれて初めてだ。大学祭で訪れたということもないし、受験をしたこともない。附属の病院にも行ったことがない。
そんな風に、生まれてから上京するまでの20年近くもの間、全く縁がなかった大学だ。でも、息子は1度の受験で合格し、通うことになった。それ以前に受けた入試はセンター試験のみである。きっと、息子の方に強い縁があったのだろう。

説明会の前に、短いキャンパスツアーがあった。学生の案内で、各校舎を見て回ることが出来たのである。ここに限らず国立大学は何処も、広く使っている敷地の中に建物や設備の配置が充実している。そんな印象を持った。

その後の説明会は盛況だった(…生協主催だからという訳ではなくてw)。息子が参加した新入生同士の交流会の方も、結構楽しかったらしい。お土産に、地元の老舗のお菓子屋さんが製造したお饅頭を貰った。表面に大学の名前が入っていた。

それから、大学構内には、まだ合格発表の掲示が残っていた。近付いて見ると、息子はあったあったと自分の受験番号を指さす。こうして現物を見る機会があって良かった。

まあ、それにしても遥々行ってきて良かったと思える説明会であった。会の運営は、主に学生たちが行っていた。素朴だけれども、賢そうな子たちばかりである。喋り方は、何処か理屈っぽそう(良い意味で)。
きっと、皆んな真面目なのだろう。僕は今回、中に入って初めて分かった、この大学はそのような所だったのだ…。嗚呼、僕もここに入学すれば良かったかも。ついそんな風に考えてしまった…w

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地理に不案内な地域で自転車通学を行うであろう息子のために、自転車に取り付けるスマホフォルダーを探してみたところ、良さそうなものが幾つか見つかりました。例えば、下のようなものはどうかなあ。機能的で、お値段もお手頃だと思う…。

「ROCKBROS(ロックブロス) トップチューブバッグ」
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