気まぐれで(?)種を蒔いておいたミカンの樹が、今はもうこんなことになってしまったのだ…

僕のうちにはミカンの樹が生えている。それは、食べ終わったミカン(夏ミカンなど)の種を敷地の中に蒔いておいたところ、いつの間にか大きく伸びたものなのだ。彼此10年以上になるだろう。少なくとも2本ある。

枝葉がかなり茂っているので、夏にはアゲハチョウがやって来て、葉に卵を産み幼虫が育っている。昨年は、その幼虫目当てなのか、スズメバチが巣を作ったということもあった。その巣は、冬の間に僕が自分で除去して片付けておいたのである。
するとどうであろう、今度は鳩がやって来たのだ。最初に見つけたのは、かみさんと娘で、鳩が小枝を咥えてやって来てはミカンの樹の中に置いていくのだ、と言う。すると、それは巣になったのだ。鳩は、それから巣の中に卵を産んだのだ、とも。

トップの写真は、今週撮影したもの。恐らくは、鳩ご自身としては、樹の奥の方に巣をこしらえたつもりだったと思うのだけれども、実はうちの部屋の窓のすぐ外側だったのであるw だから、このようにして窓を開ければ直ちに観察できるというわけなのだ。
そのせいかどうか、鳩は心なしかキョトン!としているようにも見受けられる。でも大丈夫。我々人間は手を出さないので。あくまでも、この距離から見ているだけなのである。どうぞ安心して卵を温めていてくださいな。

上の写真は、その数時間後に撮った。一見して、鳩の向きが変わっているのは分かるのだけれども、先程より心なしか大きい鳩であるような気がするのだ。目つきも違う。先程はメスで、こちらはオスなのだろうか?という気がする。

思えば、ツバメなど多くの鳥はオスとメスが協力して卵を温めたり雛に餌を与えたりするので、多分この鳩もつがいで子育てするのだろう。他の動物では、ライオン等も家族を形成するという。こういったことは生物の基本的根本的な機能のひとつなのかも知れない。
翻って、例えば現代の日本のように少婚化少子化に傾く世の中を僕は本当に理解できずにいる。ひょっとして、生物の一員であることを忘れてしまっているのだろうか?とすら感じるのであった。


さて、もうひとつのミカンの樹だけれども、ある日、僕がベランダで布団などを干しているとき、あることに気づいたのであった。
何と、実が青々と実っていたのである。こちらも樹齢は10数年。花が咲いたのも見たことがないというこの樹においては初めてのことだ。

よくよく見ると、他にも実を付けていた。いずれも3〜4m以上くらいの高い位置にあるので、容易には手が届かない。さてどうしたものか。そもそも食用に適するのかどうかも、まだよく分からない。美味しいのかな?w

こんな風にして、僕の気まぐれ(?)で種を蒔き、成長したミカンの樹たち。今年は、かたや鳩の巣の場所となり、もう一方は実をつけるに至った。それ以外にも、この季節には毎年アゲハチョウの産卵に用いられ、いつも若葉はうさぎのおやつとなっている。

いやはや、何でも試しにやってみるものだなあ、と感じ入るのであった。実に面白いことである…。


さてさて、最後に最近のおすすめ動画をひとつ。

下は、ねこが昼寝している100分間の動画だ。実に愛らしい映像を楽しむこともさることながら、ねこの喉から発せられるゴロゴロ音を聞くための動画というわけなのである。

うちも、ねこを飼っていたときには、僕などが横になっているときに上に乗っかって来ては、こうして気分良さそうにゴロゴロ言いながら昼寝していたものである。それを聞いていると、こちらもますます眠くなってしまうのだw 癒し効果があるのだろう。
さらに楽しいのは、ねこが寝言のようにして時折、「ン、ムキュ」と小さな声を立てるのである。これまた可愛い。上の動画でも、それをたまに聞くことが出来る。実にリアルだ(本物の声なので当たり前ですが)。

そんなわけで、ひととき、ねこの可愛らしいお昼寝動画をどうぞお楽しみ下さい。

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