キース・ジャレット『サンベア・コンサート』を買ったけれども…(前編)

先日、中古CD店に注文しておいた、キース・ジャレットの6枚組CDボックスが届いた。『サンベア・コンサート』である。

国内盤は、何年も前に品切れとなり(…と言うか、1990年以降、何度も再販される度に売り切れてしまう)、いまや中古でしか、ほぼ入手不可能の稀少なセットだ。通販サイトやオークションでは、その国内盤が時折、定価の2倍から3倍近くの値段で売りに出されていることもあるくらいなのである。
でも、僕は今回、それを定価の7割くらいの価格で買うことが出来たので、どちらかと言えば、運が良かったのかも知れない、と思う。

これまではずっと、図書館で借りたレコードや、YouTubeを介して聴いていたのだけれども、これでやっと好きなときにCDで聴けるようになった。そう思いつつ、段ボール箱から取り出してみて、びっくり。

中古品を買ったのだから、化粧箱の周りのシュリンクは、既に解いてある。まあ、当然である。このまま、するするとCDケースやブックレットを、ボックスから取り出せる状態なのだ。帯も、ご丁寧に付いている。保管状態は良かったようだ。僕がびっくりしたのは、そういった点ではないのである。

(前後編に分けました。次回に続く…)

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輸入盤は、国内盤よりも廉価。まだ、入手可能かも。

キース・ジャレット『サンベア・コンサート』(import)
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