何やら、これまた高級そうなプレーヤーで、テオドール・クルレンツィスのCDを聴いてみたら…

きのうは、オーディオ弄りの2日目だった。

その前日に動作確認をしてみた米国仕様のCDラジカセをもう少し弄り、次にパイオニア製のやたらデカくて重い、如何にも高級そうなCDプレーヤを動作確認してみたのである。
ちなみに、このCDプレーヤーは、まるでレコードプレーヤーのように、ターンテーブルが付いている。その上にCDをひっくり返して(つまり、読み取り面を上に向けて)置くのだ。この方式では世界初の機種だったのだそうな。

そこで、ある興味が湧いて、同じCD(クルレンツィス指揮、マーラーの交響曲第6番)をくだんの米国仕様CDラジカセと、このデカいプレーヤーで聞き比べてみた。
ちなみに、CDプレーヤーの方にはヘッドホン端子が付いていないので、CDラジカセの外部入力を利用することにした。そして、ステレオイヤホンで聴くというわけだ。

つまり、これによってアンプ部分は共用となったので、純粋にCDプレーヤー部分だけの比較となったわけである。すると、どうであろう…。
パイオニアのやたらデカいCDプレーヤーの音が良いこと、良いこと。クルレンツィス指揮のマーラーが分厚い音で真に迫って来るのである。これには実に驚いた!ターンテーブルなど構造的な利点に加えて、余程に高性能のDACが内蔵されているのだろうと思う。

翻って、CDラジカセの方のプレーヤーの音が薄いこと、薄いことw いやあ、比較する相手が悪過ぎただけなのかも知れないけれども…。
でも、きっと我々は普段、安くて簡便なCDプレーヤーやら、ハンディなデジタル音楽プレーヤーやら、スマホやら(…僕は持っていないけれども)を使って、こんなうすーいサウンドを聴いて喜んでいるのかも知れない…。

実際には、このようにもっと奥深くも厚いサウンドの世界が別のところに存在していたのである…。なるほど、高級オーディオは実に素晴らしい。素晴らし過ぎる…。
しかし、これ程までの高音質はまるで、一種の麻薬のようでもある。嗚呼、もうあの音が耳から離れないw 僕はもう憑りつかれたかのようだ。これは危険なお仕事だなあ…w

それから、別のジャンルも聴いてみなければ…と思い、CDをキース・ジャレットの名盤「ザ・ケルン・コンサート」に入れ替えた。

僕は、音楽に対しては恐らく共感覚的な傾向があるので、ピアノの音楽を聴くと普段、白や黒、グレーのような主にモノトーンの模様が脳裏に浮かぶ。
しかし、このパイオニアのデカいCDプレーヤーで聴いてみたら、何とまあ、艶やかな黒がイメージされて来たのである。つまり、ピアノの鍵盤やボディの、漆黒の光沢までもが脳裏に再現されたというわけなのだろうと思う。

いやあ、これにも驚いた。流石に、このプレーヤーが欲しくなってきてしまったのであるw やっぱり、このお仕事、危険だ…。

…ではでは、良い週末をお過ごし下さいませ。

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天才鬼才指揮者のテオドール・クルレンツィスの、昨年発売された最新作。今回もスタジオワークに多大な時間を掛けたであろう、クリアでよく練られたサウンドでマーラーの交響曲が咆哮しています。さて、クルレンツィスは今年、どんなCDを発表してくれるのでしょう。今から実に楽しみです…。

『マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」』
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