米国旅行の蔵出し写真なのだ…(ハイウェイ編)

3回ほど、ドラゴンクエストIVについての投稿を書いていたものだから、僕の12年前の、米国社員旅行時の蔵出し写真がお休みになっていた。写真は、まーだまだあるので、続きます。

そういえば、本編(と言えば良いのだろうか)も、ラスベガスまでで止まっていました。あちらも、またそのうちに再開いたしますです…。

そんなわけで、蔵出しの方は、LAのダウンタウンのホテルで宿泊、というのが前回まで。翌朝は、ツアーバスに乗って、メキシコへ日帰り旅行へ行ったのである。

バスの車窓から、朝陽を浴びるオフィスビル。狙い通りに、フレアが写り込んでいる。
アニメ映画やゲームのムービーなどの影響か、僕は写真にフレアが写り込んでも気にしないどころか、このように喜んで写してしまうのであるw

バスは、ハイウェイを南下する。現地ツアーガイドさん曰く、「アメリカ人は、結構朝が早いんです」。その通り、早朝にもかかわらず、道にはもう、事業や通勤などの車がよく往来していた。
その中には、日本ではなかなか見かけることの少ないタイプのトラック、所謂アメリカントラックが、多数走っていた。僕は、珍しがって、次々にシャッターを切ったのである。

何が凄いかって、40フィートの海上コンテナを、そのまま載せたかのようなサイズの荷台。日本でも、海上コンテナのトレーラーが走っていることがある。そんなときでも、僕は暫し見とれてしまうのだ。そんな大きなトラックが、このハイウェイを何台も走っている。

あとは、キャビンの背後に、垂直に立つ排気管だろう。これも、日本では、あまり見かけない。この縦型のマフラーから、空に向かって黒煙がもうもうと立つと、ワクワクしてしまうw あとは、レトロなボンネット式のデザインも、堪らないw

実は、僕が高校の頃だったか、パソコンで『アメリカントラック』というそのまんまの名前のゲームがあった。トラックが、目の前の小さな車などを蹴散らしながら、ひたすら前に進む…というだけのゲームだ。

単純なルールながら、爽快感のある面白いゲームだったのだ。僕が、米国旅行でアメリカントラックに興趣を感じたのは、このゲームの思い出が加わっていた為もあるのかも知れない、と思う。

さてさて、我々は、途中のサービスエリアで休憩を挟んだ。
何せ、この会社、喫煙者が多いので、タバコ休憩をマメに入れてやらないといけない、という…w 現地ツアーガイドさんも、やや閉口していたくらいに、みんなよく吸うのである。ちなみに、僕はスイマセン。

サービスエリアから、ハイウェイをのぞむ。片側4車線。日本とは、やはりスケールが違う。

この会社に勤めていた当時、創業社長(アメリカ横断ドライブをした人です。詳しくは、ここここ)と一緒に首都高や東北道などをベンツSクラスで疾走していると、「アメリカの高速道路は、こんなもんじゃないぞ。道が大きいぞ、広いんだぞ」と、よく言っていたものだった。
僕は、こうして実物を目の当たりにして、成る程と感じたのである。この旅行を通じて、こういった大きな景色を、社長は僕たちに見せたかったのであろう。

駐車場には、やはりアメリカントラックが、3台も。そこを、またパチリ。

それと、ごみ収集車だろうか。小さめのアメリカントラックが、柵の向こうにポツンと停めてあった。垂直マフラーと大きく張り出したボンネット、良いですねw

こうして、この旅行中、僕は様々なものを見ることが出来た。この会社と社長には、今でも感謝したい気持ちだ。
まあ、駄目なところばっかりの会社だったけれどもw、米国やらマレーシアやら、国内でもアッチやらコッチやら、僕を色々な場所へ連れて行って(…連れ回して、とも言うw)くれたのだ。

こんなに沢山のところへ行くことなど、これからの人生でも、そうはないだろう。お陰で若いうちに見聞を広めることが出来たように思う。ただその一点だけでも、僕はこの会社に勤めて良かったのだ、と言えるのかも知れない…。

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米国旅行とは関係ないけれども、僕が最近気になっている本。戦前から戦後にかけて活躍した、夭折の天才作曲家。みすず書房の本なので、大いに期待できそう。その分、やや高価なのだけれども。

生島美紀子 著『天才作曲家 大澤壽人――駆けめぐるボストン・パリ・日本』
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