日曜日の午後に目撃した、多数の西行きの飛行機雲。これらは一体何だったのだろう…

本日分の投稿を書こうとしていたら、遠くから近付く、ヘリコプターの飛行音。これは、自衛隊のそれであろうと思い、ベランダに出る。すると、やはり軍用ヘリUH-1であった。しかも、3機編隊である。これは、珍しい。

写真の下の方に写っている黒いものは、隣家の屋根。UH-1そのものは、これまでに何度か撮ったことがある。例えば、こちらとか、こちらとか。でも、いずれも一機単独であったのである。

この3機は、西から東へと向かって行った。まあ、方角そのものは、いつものことである。行き先は通常通りなのだろう、と思う。あと、生憎と撮り損ねたけれども、この後、輸送機の音も聞こえた。(以前撮影に成功したときの投稿は、こちら

【追記:この投稿直後、自衛隊の別のヘリコプターが通過したところも撮影。多分、攻撃ヘリのAH-64D アパッチ・ロングボウだろう。これも、以前撮ったことがある。(その投稿は、こちら)ただ、今回は機体の下に砲弾(爆弾?)のようなものを持っているのが見て取れる。これまた、珍しい…。】

いずれも、リアルタイム航空機情報アプリ「フライトレーダー24」には表示されない。自衛隊や軍関係の機体は、まずここに現れないのである。(稀に、表示されることがあるけれども、突然消えたりするのだ)
さて、こんな風に、以下に記すことも含め、近頃はどうも、空の上で何か色々と繰り広げられているようだ。日夜働いておられる防人の皆さんには、国民のひとりとして、ここで感謝を申し上げる次第である。


さて、先達ての日曜日、不思議な出来事があった。

この日、僕はお昼過ぎに図書館へ行こうとしていた。午後から仕事が入っているので、その前に図書とCDの返却と、予約確保した分の受け取りを済ませておこうと思ったのである。
車に乗り込み、家を出た。幹線道路へ向かったとき、前方に開けた視界の中に、ある違和感のようなものを感じたのだ。横向きの雲が何本も、空を走っていたのである。

僕はこのとき、ニコン P900を持参していなかった。撮影のためのお出かけではなかったからである。トップの写真および以下の写真は全て、帰宅してから撮ったものだ。

午後12時過ぎに、いつもの民間機の西行き航路とはそのまま南へ平行にずれたところを、何がしかのジェット機が東から西へ真っ直ぐに飛んで行った、これはその軌跡なのである。
何と、それが一度に5機ほど飛んでいたらしく、南側の空には、筋のような飛行機雲の跡で一杯だったのだ。この航路を、これほど多くの機体が飛行するということは、これまでになかったことだろう。

民間機のふだん飛ばない航路で、まるで編隊を組むようにして何機も飛ぶ航空機とは、一体何であろうか?成田や羽田の空港を離陸した機体が、このような長くはっきりとした飛行機雲を出す程の高度にここで達することは、まずないと思う。では、これらは何処を出発したのか?

僕は、幹線道路を走りながら、南の空遠く、ここからはやや低く見える仰角高度で、一機のジェット機が白く一筋の飛行機雲を出しながら飛んでいるのもまた、目撃した。
P900があれば、ズームで機体の種類を確認できたかも知れない。返す返すも残念だ。そう感じている内に、その機は見えなくなってしまった。そして、長い雲だけが、また空に残った…。

そして、図書館に着き、用件を済ませた。再び車に乗り込むため、駐車場を歩いていると、多分2000~3000mくらいのかなり低い高度で飛ぶ機体を、もうひとつ見たのである。
もう殆ど着陸体勢であるかのように、ゆっくりと飛ぶボーイング747であった。これもまた、西行きであった。しかし、ここからすぐ西には、少なくとも民間の空港はない。あるのは、横田米軍基地のみである。

さて、こうして色々と不思議に感じたまま、家に向かって車を廻した。午後1時を過ぎたところである。するとまた、12時頃と同じように、南の方に幾つかの新たな飛行機雲が出来ているのを見たのだ。

12時と1時、この1時間おきに、規律正しく飛行していく複数の航空機とは、一体何であろう?これらは皆、なぜ真っ直ぐ西へ向かうのだろうか?ここでも、僕はまた一機が飛び去るところを目撃した。
そして、急ぎ帰宅し、リアルタイム航空機情報アプリ「フライトレーダー24」を確認する。直前に見たあの機体は、やはり表示されていない。…ということはきっと、自衛隊か別の軍の機体なのだろう。

日曜日の午後に目撃した、民間機の通常の航路を取らない幾つかの機体と、それらの飛行機雲。さて、これらは何を意味しているのだろうか?近い将来に、何かが起きるという前兆なのだろうか?それとも…?

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