メガネを忘れてきて、また買った。これまた、安くて優れものなのだ…

トップの写真は、数日前の夕方頃に撮ったもの。自衛隊の輸送ヘリである。これと同型のヘリは何回か撮影したことがあるけれども、このブログにも何度か写真を載せたと思う。

西陽を受けて、機首やメインローターが黄色っぽく光っている。近頃は日の入りが早くなったように感じる。日の出も同様に遅い。僕が起床する午前4時過ぎなど、まだまだ夜同然である。南天にはオリオン座がよく見えているのだ。
そして、そんな早朝には、西方に火星がよく見える。目下、火星は地球に接近中のため、とても明るく見えるのだ。翻って、東天には金星だ。ちょうど反対同士の方角に、ふたつ明るく惑星が輝くのを観察するのは面白い。

加えて、今週の金〜土曜日(10月2〜3日)には、月と火星との見かけ上の接近を楽しむことが出来る。あと、10月1日は中秋の名月なのだ。天気もきっと、悪くはないだろう。いずれも観測できることを今から楽しみにしている…。


さて、先週のことであった。都内の会社へ出勤する際、先達て購入した100円のメガネを家に忘れて来たことに気づいた。駅までの道すがら、音楽を聴いていたときに突然、思い出したのである。

せっかく、電車の中で本を読もうと思っていたのに…。あと、最近は仕事場のノートPCの画面に映る小さな文字も見えにくい。特にExcelの文字が小さいのだ。メガネは必要である。しかし、家まで戻るにはもう遅い。どうしようかと考えた。
そこで気づいたのは、駅前にある別の100円ショップのことだった。このメガネのことを教えてくれた塾の先生は「100円ショップならば何処にでも売っていますよ」と仰っていた。きっと、あそこの店にもあるだろうと思ったのである。

行ってみると、やはり置いてあった。しかも、種類が幾分多い。その中から、僕は「PC老眼鏡」と書かれてあるものを選んで買った。ブルーの光線をカットする機能が付いているというのである。
(ちなみに今回、度数は+1.5を買った。先達て買った1.0が弱いというわけではないのだけれども、もうちょっと度があっても良いと感じたのだ。でも、やっぱり1.5は少々強い。多分1.2か1.3くらいがちょうど良いのかも知れないなあ…)

電車の中で早速かけてみると、あたりの景色がやや黄味がかって見える。本の紙面もほんのりと黄色い(…写真を一例としてご参照)。きっと、レンズの表面にそのようなコーティングが施されているのだろう。

そのレンズを光に透かせてみると、周囲の光源を青く反射させている。なるほど、こうやってブルーの波長をカットしているのか。これは興味深いと思った。

僕は、iPad miniを普段、ブルーカットのモードに設定して使っている。だから、画面がいつも藁半紙のように少しベージュの色味を帯びているのだ。
このメガネをかけてPCを使えば、きっと同じ効果が得られるのだろう。100円でまた面白い買い物をしてしまった。このメガネも是非、仕事用として愛用していこう。

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さてさて、前回の投稿の内容に関して、ひとつ訂正があります。僕はその投稿の中で、英訳聖書のKJVは中英語で書かれているという旨を記しましたが、正確に言うと、これは中英語ではなく、初期近代英語(early modern English)です。時代区分がひとつズレておりました。どうも、すみません…。ぺこり。
何故、その間違いに気づいたのかというと、先日、下の本を図書館で借りて読んだからなのでした。これは、古英語・中英語・近代英語へと至る英語の歴史と変遷をコンパクトにまとめた良書です。多分、大学での英語史概論の教科書として書かれたのだろうと思います。今回の誤りを奇貨として、僕も改めてこの分野の勉強もやり直して見なければ、と思ったのでした…。

家入葉子 著『ベーシック 英語史』
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