もうそろそろ、夏本番なのかなあ。うちのひまわりが花開きはじめたのだ…

近頃は、午前4時頃から既に「ジィー」という蝉の鳴き声をよく耳にする。数はまだ多くないので、あまり暑苦しくは聞こえない。きょうは、それに加えて、「ミンミン」という声も聞いたように思う。

この辺りでは、雨の降る機会が徐々に少なくなっているようだ。降ったとしても、きのうもきょうも、小雨程度という具合になってきた。梅雨明けが近いのだろうか…。
さて、ゆうべ「ひまわりが咲いていた」と、かみさんが言っていた。僕は本当かな?と思い、今朝になってから確かめてみたのである。先週はまだまだ極小さな蕾の状態だった、ちいーの園のひまわりだ。(そのときの投稿は、こちら

ベランダから、ニコン P900を片手に見ると、確かにもう咲いていたのだ。しかも、花は3つもあった(その内のひとつは開きかけ)。そのまま、ズームを少し掛けて撮ったのが、これら3枚の写真。

こうして、冬から春にかけてはビオラが咲いた場所に、今はひまわりが咲いている。その横にはコスモスが伸びてきているのだ。これも、あとできっと花開くだろう。ひょっとすると、夏の終わりになるのだろうか?そちらもまた、楽しみだ…。


(向こう側の葉が、やや虫食いw 一体、誰が食べたのだろう?)

さて、僕の(…と言うか弟の)ヴァイオリンだけれども、最近どうも鳴りがよろしくない。
原因は推測できていた。弓の毛に塗った松脂の成分が直ぐに落ちてしまうからなのだと思った。何しろ、その松脂が余りにも古くて、カラカラに乾いている。これは、もう新しく買うしかない…。

すると、ヴァイオリン用の松脂のB級品なるものがネットで売られていた。新品なのだけれども、少しヒビが入っていて見栄えが悪いということらしい。でも、お値段はたったの200円である。
そこで先日、モノは試しでポチってみた。それが、きのう届いたのである。早速、弟が約25年前に買ったであろう松脂と比べてみると、透明度や表面の感触が全く違うので驚いたw

上が古い松脂、下が新しく買ったもの。新しい松脂は、まるでべっこう飴のように透明であり、表面はツヤツヤ。指で触ると若干ベタッとしている。この粘性によって、弓の毛に上手く付着するという訳なのだろう。
翻って古い方は、透明でなく、石のように硬い。そして、完全に乾いていて粘度なんて有りはしないw 25年程で、ここまで質が変化するのである。これは、ちょっと興味深い…。

実は、この新しい松脂を買う前に、「松脂が古くなるということはどういうことなのか」について、ネットや本で色々と調べてみた。でも、それについての具体的な説明や記述は見当たらなかったのだ。
きっと、ヴァイオリン用の松脂を25年も保管して変質の具合を確かめ、それを記述するなどという奇特な(?)人は、何処にもいなかったのかも知れない。だから、僕は貴重な経験をしたのだろうw

さて、これで良い音が鳴る筈だ、と思って新しい松脂を弓の毛に軽く塗って弾いてみると、余りにも明瞭な音色がすんなりと出たのでこれまたビックリw やっぱり、消耗品は新しいものを使わなくてはいけないねw ハイ、身に染みました…。
さてさて、上の写真に写っているDVDは、ヴァイオリニストの五嶋龍氏が18歳くらいのときに行ったコンサートの模様を収録したもの。先達て某中古店に行ったら、780円で売られていたので買ってみた。これがなかなか良かったのである。

若くて文字通り荒削りな感じの演奏だけれども、非常に元気があって宜しいwという感じだ。実に闊達に演奏している。いつかヴァイオリンをこんな風に鳴らしてみたいものだと、つい夢見てしまいそうになる。これは良いDVDを買ったなあ、と思っている。

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収録曲については、上の写真を撮るご参照あれ。ブラームス、サラサーテ、そして武満徹などなど、バラエティに富んでいるのも良いですねえ。演奏の合間に、客席で大きく咳をしていた人の方をジッと見て止めさせた、という場面がありますが、こういったところにも五嶋龍氏のやや日本人離れした個性があるようにも感じられます。これからも注目していきたいヴァイオリニストのひとりです。

五嶋龍『ヴァイオリン・リサイタル2006』(DVD)
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