先週の土曜日のことだけれども、いつものように都内の仕事に行こうとして駅へ向かって歩いていた。
すると花屋か何かの建物の２階に、白く巨大なものがぐったりと垂れ下がるようにして置かれているのが遠くから見えたのである。
どうやら、それは空気を入れて膨らませる人形らしい。テラスの柵でダラリと手を伸ばしている。はて、あれは何だろう？
咄嗟に思い浮かんだのは、マシュマロマンだった。昔の映画のキャラクターである。または、ミシュランの白いタイヤ人間（？）か。懐かしい。
余りにも面白い構図なので、近寄って手持ちのサイバーショットで写真を撮った。見ると、黒い点となっている目と目の間に１本の線が入っていた。なるほど、分かった！
ベイマックスである。これも、ちょっと懐かしいキャラクターだ。うちの子供たちがまだ小さかった頃に、このアニメ映画をDVDで観たものだ。
あれは良い作品だった。クライマックスで、ブラックホールまたはワームホールが登場することが、僕には興味深かったのである。ストーリーも最後にホロリとさせるのが、これまた良い。
こうして人形をぶら下げているのは、店のアイキャッチとしてなのだろうか。それとも、単に晴れの天気の下で甲羅干し（？）をしていただけだったのか。
いずれにしても、少し楽しませて貰った。またこんど通りがかるときにも置いてあるのかどうか、確かめてみたいと思う…。
…
さて、ある日、都内で一緒に仕事をしている人からの勧めで「16 Personalities」という自己診断テストのようなものを試してみた。僕は寡聞にして、このテストのことを何も知らなかったけれども、世界的にはかなり有名なものらしい。
これは、60問のアンケートみたいな問いに10分くらいで次々に答えていくと、最後に16の類型の中から「あなたは◯◯タイプ」と診断してくれるというものだ。さて、僕は何タイプだったでしょうか？
下のスクリーンショットが、その診断結果である。
文字が小さくて少々分かりにくいけれども「建築家型」と出たのであった。イラストの中で大きく表示されている「INTJ」というのは、建築家型であることを意味する記号のようなものだ。それから、下は僕自身に関する診断チャートである。
上から順に、僕の場合「内向型」が69％となっているけれども、これは割と当たっていると思う。僕は、どちらかといえば、社交を好むタイプではないからだ。…かといって、極度の内気というわけでもないw その微妙なバランスが「69％」ということなのかも。
それから「エネルギー」の項目では「現実型」が13％となっている。僕は普段から「9割がた自分の精神世界を基（もとい）にして生きている」と標榜している。つまり、現実世界は1割程度しか認識していないようなものだw だから、これも結構当たっていると思う。
あと、「気質」については「論理型」と「道理型」がおよそ半々となっている。僕は物事を捉えるとき、自分の論理性も感性も同様に重視するので、これも的を射た指摘だろう。…とまあ、以下は割愛するけれども、大体このような感じである。
加えて、この診断結果には、約2000字の詳細かつ長文の解説が付いてくる。僕にとっては、これがかなり的確で当を得ているところが多かったため、まるごとコピペして残してあるけれども、ここに載せても誰も読まないかも知れないので、これも割愛w
その代わりとして、別サイトに箇条書きでまとめてある要約を抜粋して載せてみたいと思う。ちなみに、出典は、こちらのサイトである。
「INTJ（建築家）の代表的な特徴」
・この上なく孤独であり、戦略に長けたタイプ
・最も希少なタイプの一つで、特に女性では非常に珍しい
・野心に溢れているが引っ込み思案で、好奇心を表に出すことは少ない
・知識欲が強く、読書好き
・他人と知識を共有することを好むが、ゴシップや噂話などは好まない
・完璧主義で合理性に固執する
・規則、制限、伝統を嫌い、全ての物事は再評価する余地があると考えている
・感情的な言動を嫌うため、心がないように映ることもある
・日本人では約1.9%がINTJ（建築家）というデータがあります。
うーん、なかなかどうして、よく当たっていると思う。但し正確に言うと「孤独であり」はむしろ「孤独であることを好み」だなw あと、「日本人では約1.9%」というのも興味深い。上の方に挙げたスクリーンショットにも「全人口のわずか2%」とあるのが見える。
このようにして僕は、どうしても98〜99％の大多数の側よりも、1〜2％の極めて少数の側に知らず知らずのうちに入り込むことが多いようだ。他にもそういった例が幾つかあるのだけれども、それについてはまたいずれ他の投稿で触れたいと思っている。
さて、箇条書き説明の続きを以下の通り載せてみたい。
「INTJ（建築家）の長所・短所」
INTJ（建築家）の長所
・高い戦略性と思考力を持ち、合理的な解決策を考案できる
・知的好奇心が強く、様々な分野に興味を持つ
・多くの複雑な情報を分析しまとめることができる
・観察力があり、傾向を把握し次に起こることを予測することができるINTJ（建築家）の短所
・知識や能力が劣った人を見下す傾向がある
・単調で退屈な作業や集団行動が苦手
・他人の感情に疎く、コミュニケーション能力が低い
・論理的でない規則や言動を過度に批判する
ははは。これも割と当たっていると思うけれども、短所の方で、「知識や能力が劣った人を見下す」とか「論理的でない規則や言動を過度に批判」というのはどうかなあ。僕は見下すことも過度に批判することもせず、ただ客観的に傍観している方だと思うのだ。
…とまあ、こんな具合に楽しい（？）診断のできる「16 Personalities」だ。
さらに何と、この16の類型を用いた相性占いのようなものまである。これは、色々なサイトによって相性のつけ方が複数あるようだけれども、僕が見たのは上に載せた箇条書きで解説しているサイト内の別ページである。下はそのスクリーンショット。
（出典：「適人適所 【MBTI/16パーソナリティ】の相性」）
上のチャートをご覧の通り、「建築家型」と最高の相性であるのは「領事官型」なのだそうだ。（なお、上のチャートでは「領事館」となっているけれども誤植であろう）
ちなみに、「16 Personalities」を僕に紹介してくれた人が、この「領事官型」なのである。僕がこの診断を試す以前にやってみたことがあったのだそうだ。その人のスマホの画面を見せて貰ったところ、確かに「領事官」と記されていたのを覚えている。
だから、僕は上の相性チャートを見た瞬間に椅子から転げ落ちそうになったw まさかねえ…と思って、別サイト（こちらやこちら）でも確認を試みたら、建築家型（INTJ）と領事官型（ESFJ）は、やはりと言うべきか最高の相性であると載っていたのである。
後日、上の相性チャートを見せながらその人にこのことを伝えてみたところ、「えぇ〜っ…」と言ってシャイな苦笑いを見せていたのがとても面白かったw 僕に「16 Personalities」を勧めてくれた張本人でさえも、よもやこのことまではご存じなかったようである。
まあ、こんな具合に自分の特質について診断できるだけでなく、おまけとして相性まで占えるという「16 Personalities」。僕も皆さまにお勧めしたいと思う。ご興味のある向きにおかれては、お時間があるときにでも、お試しになってみては？
……
