数日間、束の間の夏休みのようにして過ごした。息子と大学巡りをしたし、家で多少のんびりも出来た。そして、夏期講習の後期の授業が、ついに明後日から始まるのである。
今日と明日は、その準備やら会議やらのために、仕事に出掛けなければならない。また土日返上で毎日忙しくなるのか…と思うと、始まる前からウンザリするような気分になってしまう。
そんな時には、取り敢えず滋養をつけておくのだw 最近よく飲んでいるのは、缶入りの甘酒。以前の投稿で触れた際には、赤い缶と青い缶の写真を載せたけれども、今回は、更に2種類増えた。
ひとつは、もも味。もうひとつは、何とスパークリング甘酒であるw(トップの写真の、左から2番目)。
少し前に、自動販売機で、炭酸コーヒーのようなものを見かけた気がするのだけれども、あっという間に姿を消したようだ。やはり、売れなかったのだろうか?ちょっと考えても、似つかわしい組み合わせには思えなかったが…。
しかし、この謂わば炭酸甘酒、意外とイケるのである。何も違和感なく、あっという間に飲めるw 例えるならば、ちょっと甘酒の味がするサイダー、と言ったところか(…そのまんまの表現だなw)。
赤い缶や青い缶の甘酒に比べて、味がやや薄く感じられたけれども、それで良いのかも知れない。サラッとしていて、飲みやすいのだ。
中には、米麹の粒々が入っていなかった。飲む前に振らなくても良いように、ということなのだろう。そんなわけで、決して安易なアイデアの商品ではなく、色々とよく考えられているように感じたのだった。
さて、以前にも書いた、新約聖書学者の田川建三博士についてである。約2年半もの沈黙を破って、田川博士のサイトが、ついに更新されたのだ。
更新日は、8月8日。僕は当然、その日の内に気付いた。もう少し早く、このブログでも取り上げたかったのだけれども、息子と大学のオープンキャンパスにふたつ行ってきた内容を優先したので、この日まで伸びてしまったのである。
僕のこのブログは、こうして、日々いろんな投稿のネタ(題目、話題)が順番待ちになっている。まだまだ、ここに書きたいことは沢山あるのだけれども、一度に載せるわけにはいかないので、こうして掲載を少々遅らせることになってしまう…。
実は、ひとつ、全く別のデカい(?)ネタを僕は抱えている。これは、ひょっとすると物議を醸すことになるかも知れない、と思う内容だ。
でも、これを載せることによって、同じことで困っている人たちへの助けや参考になるだろうし、場合によっては、似たことを仕掛けようとしてる連中への抑止にもなるかも知れない、とも思う。
ただ、内容の細かい部分については、そのまま書くと色々と差し障りがあろうかとも考えられるので、飽くまでもフィクションというか、小説のような仕立てにして書いてみよう、と思っている。いずれにしても、これは、もう少し時間が必要なのだ。
(執筆中の田川建三博士)
嗚呼、話が逸れてしまった。田川建三博士のサイトである。約2年半振りに更新された。
博士は、御歳82歳。彼此もう2年以上も消息がなければ、ひょっとして博士の身に何かあったのではないか、と思ってしまうではないか…。まあ、でも田川博士のことである。執筆に対し、余程熱心に専念されているのだろうな、という気持ちも僕の中には半分あった。
本当は、田川建三博士と僕は個人的にメール交換をしたことがあるので、博士宛にダイレクトに、「最近、ご機嫌いかがですか」と送って様子を伺ってみても良かったのだけれども、大変なお仕事の邪魔になってはいけないと、寸でのところで自重し続けたのである。
それで、この『新約聖書 訳と註』の版元である、作品社のFacebookのコメント欄から編集部のかたへ、「田川建三博士は、お元気にしていらっしゃるでしょうか?」と書き込んでみるなどという、やや迂遠なことをしたこともあった。
その後、「最終巻の執筆でお忙しくしていらっしゃいます。云々」という内容の返答を頂いて、幾分安心したのが、今年の春頃だっただろうか?
下は、8月8日に更新された、田川建三博士のサイト「田川建三からのお知らせ」のスクリーンショットである。トップページの約5分の1くらいが写っていると思う。
ご覧の通り、全て文字だけのサイトである。写真などは、奥のページを見ても、一切ない。流石の田川博士、実にストイックな仕様である…。
このページの上半分くらいは、最終巻校了までの経緯に関する報告が書かれている。その文中に、「健康をひどく害して病院通いを続けていた」と書かれていたことに、僕は少々驚いた…というか、やはり、という感じである。
ただ、サイトの文面を読んだ限りでは、今はもう健康状態が回復したようにも思える。もしそうであれば、一安心だ。
この『新約聖書 訳と註』の内容に関しては、博士のサイトをご参照して頂くとして、世界で特に高水準に位置するであろう、新約聖書の本文批評をしておられる田川建三博士におかれては、健康に十分留意されて、目指すお仕事を是非とも達成して下さるように、と僕は一読者として願ってやまない。
気が付くと、すっかり長く書いてしまっていた。あとは、最終巻の発売日を待って、買ってからまた書くことにしよう、と思う。
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下の本のレビューのひとつに、「おっかない先生が従来の福音書解釈を徹底的に批判する大労作」というタイトルがあって、思わず笑ってしまった。「おっかない先生」…言い得ている。でも、結構やさしくて面白い方ですけどね。
田川建三 著『イエスという男 第二版 増補改訂』
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