もう彼此、お正月三が日のことになるけれども、富士山が見えるポイントへ、再び撮影に行ってみた。先月以来である。
先月撮ったのは主に、富士山を構図に入れた日没後の写真だった。今回は、陽が沈みつつあるところを収めてみようと思ったのだ。まあ、それについての写真は、来週に回すとしてw、この投稿ではその前に立ち寄った、ねこがたくさんいる場所で撮った写真を載せてみたい。
このねこの場所については、このブログで取り上げるのは何度目になるだろうか?4回目になるかも知れない。いつ行っても、多数のねこが人懐っこく集まってくるのである。
その歓待ぶりが楽しく思われて、つい立ち寄ってしまう…。前回に続いて今回も、ちいーが遺していったキャットフードをふた掴みくらい持参した。ちいーから皆んなへの、ささやかな分け前なのである。
もう、自転車を停める音を聞いただけで、物陰からわらわらと寄って来る。何匹いるのだろう?と数え始めても、ねこたちがよく動くこともあって、途中で分からなくなってくる程だw
こうして見ると、鼻や口の周りにブチのあるねこが多い気がする。ひょっとすると、皆んな同じ血統で、これは遺伝によるものなのだろうか?とも思う。
上の写真のねこのように、全く別系統の模様のねこもいる。鼻や口ににブチがないのだ。でも、除け者にされているように見えないし、皆んな仲が良いのである。
今回、iPad miniの機能を利用して、幾つかの写真は、上のようにちょっと落書きを施してみたw このねこは急に立ち止まって振り返ったので、カメラのAFが間に合わずピンボケになった。おやっ⁉︎という表情が面白かったので、?マークを落書きしたのであるw
上の、悠然と歩いていたねこが如何にもボスの風格を纏っていたので、この写真にも落書きw あとで気づいたけれども、このねこは以前ここに来たときに、僕の膝の上に乗って来たことがあったのだ。こう見えて、実は甘えん坊なのである。
他にも、野生の風格を漂わせたねこを見つけたので撮った。ヤツデの葉っぱだろうか?その深い緑色を背景に、こちらをじっと見つめている。帰宅後、息子にこの写真を見せたところ、「眼光がまるで狼だ」と言っていた。正にそんな感じなのだろう…。
この場所には公衆トイレがあるのだけれども、その手洗い場で水を飲んでいるねこもいた。でも、流しには殆ど水が付いていない。それでも、一滴か二滴をペロペロと舐めているのだ。あとで、水を出して再び流しを濡らしておいた。
片隅に佇むねこ。前回ここに来たときにも、同じ場所で蹲っているねこを撮った。色や柄がよく似ているけれども、別のねこなのかなあ、という気がする。耳の切り欠きの有無が異なっているからだ。
そして、このねこを撮った後、何やらシャカシャカと激しく擦るような音が聞こえた。何と、壁をよじ登っているねこがいたのであるw 下は、その瞬間。構図が斜めなのは、咄嗟に撮ったからなのだ。
先程のねこも、何事か?と上の方を見ている。その様子を後で落書きしてみたら、ちょっとマンガ風になったw 下の写真は、壁を登った後の様子。てっぺんから右を見たり左を見たり、ご満悦の様子である。
遥か遠くを見遣って何を思う?僕はこの後、ねこたちに一先ずさよならをして、富士山の見える場所へと移動して行ったのである。ここは面白い。その内にまた来よう…。
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日経BPより本日発売(Kindle版は既に発売済み)の、『ファクトフルネス』という本をご紹介したいと思います。著者は、TEDに出演していた故ハンス・ロスリングというスェーデンの公衆衛生学者。
先日、Kindleで立ち読み版をダウンロードして、はじめの方を少し読んでみました。内容は、謂わば目の前の梁を外すための方法を教授するもので、かなり本質的なもの。しかし、文体や語り口が軽妙なので読みやすいという印象。
うーん、図書館に入るのが待ちきれないので、買ってしまおうかなあ…と思っているところです。発売日を待って新刊の本を買うなんて、僕にとっては(森博嗣センセイの本を除いては)珍しいことです。本を読むなら先ず図書館に、というクチなのでw これは目から鱗の、実にお薦めできる一冊だと思います。
ハンス・ロスリング他 著『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』
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