あの世界的な天才鬼才指揮者の再来日公演チケットを、やっとこさ確保できたのだ…

一昨日は、曇りの谷間にふと出来た晴れの一日といった感じであった。空は薄雲で覆われ、幾分暖かい日だ。
余り天気が悪いと、僕は天を見上げることも少なくなるのだけれども、この日は霞んだ高層雲の向こうを飛行するボーイング747を見つけることが出来た。こんな日の特権だな。

成田発の大韓航空機は、高度約11000mを時速700kmでグングンと進む。最近はこうして航空機を超望遠で撮ることも多くなくなって来たせいか、自分の腕が落ちているのを感じる(元々高くはないのだがw)。
目視で数mm程に見える被写体を大きくズームし、構図の中に上手く入れてフォーカスを合わせるのに、少々の困難を感じてしまうのだ。

それでも何とか撮った。忙しさに感けて、こうした撮影をサボって(?)きた罰であるw もっと空をたくさん眺めなければ。下ばかり見ていてはいけない。視点は常に、高く大きく、なのだw


(上は、1週間くらい前に撮った、ちょっと珍しいガンメタ仕様の警視庁のヘリコプター)


さて、前回の投稿に書いた、天才鬼才指揮者、テオドール・クルレンツィスの再来日公演だけれども、昨日、カジモト・イープラスで先行発売が行われた。


(出典:「Teodor Currentzis and musicAeterna Orchestra & Choir ASIA TOUR 2020」)

僕は、正午の受付開始に合わせて、そのサイトで購入手続きに入った。初めての利用なので、事前に会員登録を済ませておいたのである。しかし、競争が激しいのか何度か弾かれ続けてしまう。

…というのも、チケット購入の際には、S席〜D席まで用意されている席種だけを選んで次の手続きに進むパターンと、例えば「1階の左側」とか「2階の右寄り」といったような大まかなブロックを選んでから進むパターンとを選択できる。
僕は、後者を選んで進んでいった。しかし、これがあまり良くなかったのだ。ブロックを選んでいるうちに次々と席が売れていってしまうのである。どうやら皆さん、時間のかからない前者のパターンで進んでおられるようだ。

選んでいるうちに売り切れとなったブロックをクリックすると「お選びいただけません」と出てやり直しである。それで結構、時間を無駄にしてしまった。僕はもうブロックを選ぶのを諦めて、席種指定だけで進み、漸くA席の端っこの方をひとつ確保できたのだった。
その直後、受付開始から15分ほど経過した頃だろうか、その時点で一旦「予定枚数終了」となったのである。ギリギリでやっと取れたという感じだ。やはり凄いなあ、クルレンツィスの人気は…。

実は、ステージの向こう側の席ならばクルレンツィスの指揮ぶりや表情がよく見えるので良いなあ、とも考えていたのだけれども、それに相当すると思しき席種は早々に売り切れていた。皆さんよくお分かりである。
2月2日(日)には一般発売が予定されている。今度もまた、激しい競争が予想されるので、チケット狙っておられる向きにおかれては十分な準備をもって臨まれますよう…。

ちなみに、僕が買ったのは、上記のように4月14日(火)のベートーヴェン 交響曲第7番とヴァイオリン協奏曲の日である。パトリシア・コパチンスカヤの独奏も、非常に楽しみなプログラムだ。

……
さてさて、テオドール・クルレンツィス&ムジカエテルナとパトリシア・コパチンスカヤといえば、このチャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲のCDですね。この極めて鮮烈な演奏は、僕の愛聴盤でもあります。クラシックよりもむしろロックという感じさえしてきます。そういえば、クルレンツィスは英国の新聞で、”the world’s most rock’n’roll conductor”(世界で最もロックな指揮者)と称されたこともありましたっけ…。

『チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲/
ストラヴィンスキー:バレエ・カンタータ「結婚」』
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