前回とりあえず、開封の儀だけ行った「DIYスマホ天体望遠鏡 PalPANDA」。今日、作ってみたのである。
(ちなみに、僕にとっては、この「スマホ望遠鏡」という表現には、どうも違和感がある。僕は、スマホを(…それどころかガラケーさえも)所有していないからだ。でも、iPad mini2ならば持っているので、僕はこれを「iPad mini天体望遠鏡」とでも言えば良いのだろうか?w)
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さて、この組み立てのために、というつもりではなかったのだけれども、たまたま今日は、仕事を休みにする予定だったのだ。でも結局、夜だけ1時間半くらいの仕事が入ってしまった…。でもまあ、それまでは、この望遠鏡に専念できそうである。
そこで、朝食を食べ終えてから、早速取り掛かった。まず、あのファンタジックな箱から、中身を取り出す。必要な道具類も揃えた。
このセットには、組み立て方の説明書が勿論、付属している。でも、幾分大雑把で、細かい説明の文言はあまり書いていない。部品の点数が多いので、言葉で説明しようとすると、文字だらけになってしまうのだろうか?w その分、写真が多く載っている。
あと、YouTubeには、このメーカーが制作したと思しき動画が、多数アップされていて、その中には、組み立て方を見せているものもあるのだ。それが、説明書の補完となりそうである。よって、付属の説明書と組み立て方の動画の両方を見ながら、作っていった。
これを作りながら、思い出したことがある。小学館の「小学○年生」という雑誌の付録のことだ。懐中電灯を使った幻灯機や、ソノシートのプレーヤーなどなど、実に色々なものを組み立てたのを覚えている。この天体望遠鏡のセットは、それと良く似たところがある。
例えば、予め型抜きされた台紙から部品を外して、山折や谷折りをして形作っていくところや、それらを指定された穴の中にはめ込んでいって組み立てるところなどなど。ただ、難易度はこの望遠鏡の方がずっと高いだろう、と思う。
僕は、小学生の時に、そういった付録を組み立てるのが、とても好きだった。母が、「こういうものを作ると、物を作ろうとする脳の働きが良く育つのよ」と言って、よく買ってくれたものである。そのせいか、僕は工作好き(あと、修理好き)になった。
(部品を組み立てていく一例。望遠鏡の内側で使う部分なので、遮光のため黒い紙で出来ている。
また、右の写真のような、綺麗なプリズムも付属している。これについては後述)
さて、小学生向けの付録よりは、遥かに部品の数が多い(多分、40個以上はある)せいだろうか、望遠鏡本体を組み立てるだけで、2時間くらいかかった。
さらに、スマホを載せる台や(…僕には不要だw)、なんとこの望遠鏡を顕微鏡として使う(!)ときの部品など、その他の様々なものを組み立てるのに1時間くらいかかった。
とりあえず、望遠鏡本体は、下のような感じである。内側は真っ黒だったけれども、外側は黄色や水色でカラフルなのだw
「いったい、これは、なんだにゃ?」
「くんくん。においを嗅いで調べてみるにゃ」
「どうやら、怪しいものではなさそうにゃ」
写真中、向かって右側の黒くて四角い部分が、接眼レンズである。スマホやタブレットを取り付けやすいように、上の写真で登場したプリズムを使って、上向きに反射させることが出来るのだ。プリズムを外せば、普通の屈折式望遠鏡と同様、ストレートに観るよう変更することも出来る。
さて、iPad miniで撮影できる状態までこられたので、僕は、はやる気持ちを抑えつつ、とりあえず近所の風景を撮ってみた。そして、この望遠鏡の第2の機能(?)である、顕微鏡にも挑戦してみたのである…。(つづく)
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僕がこの望遠鏡のセットを買ったお店には、今日現在まだ、あとひとつだけ在庫があるようです。全国的に希少品となっているようですが、さて再入荷はあるのでしょうか…?ところで、このメーカーは、もう作っていないのだろうか、どうなのか…?
『DIYスマホ天体望遠鏡 PalPANDA』(楽天ショッピング)
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