七夕の月を天体望遠鏡で撮ってみた…

昨夜は、仕事先での会議があって、帰宅は深夜12時頃であった。
塾というものは、一通りの授業が終わった、夜の10時過ぎくらいになって、さあ他の仕事に取りかからなきゃ…といって、資料作りや会議をやおら始めるものなのであるw ゆうべも、そうであった…。

僕は、その仕事場に自転車で通っているのだけれども、昨夜の帰り道は、天頂を見上げて夏の大三角を眺めたり、南中を過ぎたところの月を観たりしながら走ってきた。こんな夜は、やはりこうして、夜空を楽しみながら歩いたり走ったりするのが良いのではないか。

人々は何故、いつもあのようにして、スマホなどの矮小な画面を、俯きながら見つめて歩いているのだろう…。時あたかも、七夕である。頭上で遥か無限に広がる宇宙空間に、思いを馳せてみるのも良いのではないか、と(スマホともガラケーとも縁のない)子供の頃からのいまだ、天文小僧は愚考する。


さて、帰宅してひと風呂浴びたれば直ぐに、また自作の天体望遠鏡とiPad miniを取り出した。やや南西に向て、ファインダー越しに月を探す。昨日よりは直ぐに捉えることが出来た。扱いに慣れてきたのかもしれない。

iPad miniに、リモコンシャッターを繋いで、3枚ほど撮影した。あ、そうそう、今回は、カメラアプリの画面上に小さく出ている、HDRボタンをオンにしてから撮った。
前回は、このボタンのことをすっかり忘れて撮っていた。そのくらい、望遠鏡に夢中になっていたのだろう。今日はきっと、幾分落ち着いているのだw

あとで見返してみたところ、やはり前回よりは綺麗に撮れている。どうやら、HDRは天体の撮影に有効らしい。ひとつ、利口になったw ちなみに、望遠鏡のピントは全くいじっていないので、そちらの変動は皆無だ。(トップの写真も、今回撮影したもの)

月と暗闇の境目の、影になっている部分に、クレーターが幾つも写っている。この辺りが、今回は一層リアルに取ることが出来た。ちなみに、下は前回の写真。明らかに、写り具合の違いが見て取れるだろう、と思う。

前回の写真は、全体的にフォーカスが甘いような、薄ぼんやりしたような感じがする。クレーターの輪郭も、ややはっきりしない。これが、HDR機能の違いなのだろうか?

さて、月はまだまだ、満月ではない。
前回も書いたように、満月の日は7月9日の日曜日。昨日はまだ、月齢が13.0日で、満月まであと2日だったのだ。


(出典:「国立天文台・東京(東京都)のこよみ」)

今夜も、月を見上げればまた、僕は望遠鏡を担ぎ出して、写真を撮ってしまうのだろうか?かなり、病みつきになっているのかも、という気がしてきている…。


今日は日中、この暑い中を(また自転車で)出かけて、息子の高校の保護者会に出席する。我ながら、ご苦労なことである。例の、海外研修旅行(要するに修学旅行)の説明会が開かれるのだ。
先達て書いたように、僕はこの海外研修旅行のために、息子が生まれたときに買った、日本マクドナルドの株を売った。息子のために買ったのだから、息子のために売ったのだ。ちょうど株価が上がってきて売り時だったということもある。

僕の人生初の海外旅行は、20年以上前、当時プレイステーションのゲームを大ヒットさせた会社のお金で連れて行ってもらった。グアムだったけれども、色々と思い出深い…。息子にとっても、初の海外行きが、得るものの多い旅になれば、と思っている。

息子は最近、「物理の学力は、東京工業大学に受かるレベルになるだろう」というようなことを、学校の物理の先生から言われたらしい。東工大といえば、東大や京大に次ぐレベルの、難関国立大学のひとつである。
以前も書いたように、息子の志望校は、東京理科大学である。「東京理科」という名前が気に入っているのだw そこにきて、今度は「東京工業」という名前の大学だ。さあ、どっちが良いか?世間一般では当然、東工大の方が良いという認識であろう。(東京理科大学だって、難関私立大学のひとつだけれども)

勿論、物理の学力だけで大学が決まるわけではない。しかし、息子は数学や化学の学力も、いずれそのレベルに達するだろう。
問題は、国社英の3科目である。特に、国立大学の受験では、理系といえども、国社の文系科目を避けることが出来ない。息子は、実はそちらの方が苦手であるw
まあ、今度の夏休みには、息子と東工大を見に行ってこようと思う。実際に研究室を見学して、見聞を広めるのも良いものだ。

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何だか、しょっちゅうこの天体望遠鏡のリンクを貼っているような気がするけれども、別にメーカーの回し者ではありませんw 本当に、気に入っております。

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