大仕事がひとつ終わり、ちょっとお出かけ。このブログを初めて、外出先から更新したのだ…

先日、長きに渡った夏期講習が、やっと終わったのである…。暑くて長い長い1ヶ月であった。最終日は、終了テストを全学年で行う。その後は、採点やコンピュータ入力、および発送の仕事が待っているのだ。

でも、それら一連の作業は、もう流れでやっていくようなもので、あとは為すがままである。…とは言え、今週一杯で終わらせなければならないだろう。来週から早速、2学期の授業などが始まるからだ。
そんな訳で、僕はいつもの早朝の仕事もちょっと休んで、朝から自由な時間を少々楽しんでおくことにした。ニコン P900を持って、外出したのである。まだ夏休み中の息子も、友達と遊びに出かけたようだ。

トップの写真は、そのお出掛けの最中に撮影。小振りの向日葵が群れて咲いていた。めいめいが好きな方を向いているように見える。必ずしも太陽の方を向くとは限らない様である…。
何処へ行くという当て所のない外出であるけれども、目的はあった。書店とCDショップを見て回るのだ。ひとつは、田川建三博士が和訳した『新約聖書 本文の訳』の実物を手に取って確認してみる、ということだ。


田川建三 訳『新約聖書 本文の訳 携帯版』

でも、3軒ほど小〜中規模の書店を訪れたけれども、置いていないようだった。聖書そのものは、日本ではいちばんメジャーな日本聖書協会のものが置かれていたのである。
田川建三博士の著作は、やはり余程大きな書店に行かないと、実物を見ることが出来ないようだ。特に、上にリンクを貼った携帯版の『新約聖書 本文の訳』は、文字が小さいとのレビューが頻りである。どのくらい小さいのか、是非とも確認してみたいと思っている。

もうひとつは、CDショップで、『ブレードランナー2049』のBlu-rayを買おうと思ったのである。夏期講習も終わり、家で映画を観る時間を多少は取ることが出来そうなのだ。
幾つかの店を見て回ったところ、1800円くらいの価格であることが分かった。比較的新しい映画なのに、安い価格設定だと思う。有難いことである。まあ、その場で買っても良かったのだけれども、ネット通販の価格と比較するために購入は一旦保留した。

そうやって、目当てのものがあって出掛けたにもかかわらず、結局は目下のところ手ぶらのままである。我ながら、今日は実に無駄な時間の使い方をしていると感じるw でも、たまには良いかな…とも思う。
昼食は、ぶらりと立ち寄ったマクドナルドで食べた。Wi-Fiが通じるので、僕のiPad miniでもネットを利用することが出来る。ここで、今こうしてブログを更新しているという訳なのだ。

上の写真は、出掛けている最中に、道端で見つけたお地蔵さん。歩道の柵が、こうしてお地蔵さんを囲うようにして延びていた。生けたばかりの花が鮮やかである。この地域で大切にされているのだろう、と感じる。

巨大なパラボラアンテナ群である。家庭用のそれとは比較にならないくらい大きく、ひょっとすると直径は10m近くあるのかも知れない。写真では3機写っているけれども、まだまだその向こうにも設置されていたのである。
これを見て、ジョディ・フォスター主演の映画『コンタクト』のラストシーンに登場する、パラボラアンテナの電波望遠鏡を思い出す。これよりも更に大きなパラボラアンテナが砂漠の中にずらりと設置されていたのだ。あれは、実に壮麗な場面だった。


さて、下の3枚の写真は、先日の夕方頃に撮影した、薄明光線。約5分の内に、3態に変化したのである。

はじめは、上の写真の様に、小さな木漏れ日のように薄っすらとしていた。そこから、次第に光束が増え、明瞭になってきたのだ。幾すじもの光が、下の写真のように、雲の間から、次々と漏れ出づる…。

これが更に変化を見せ、遂には、雲の上で水平に伸びた。陽が陰り、涼しくもなりつつある夕刻。太陽と雲の動態による、これはちょっとした束の間のショーだったのである…。

以前も書いたけれども、この光の伸長を「光のパイプオルガン」と名付けた宮沢賢治の表現力には、つくづく感服してしまう。もしかすると、一般的な共感覚とは逆の、光を見て音を感じるというような能力をも、賢治さんはお持ちだったのだろうか…?と思う。
……

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