西方の茜雲に、コロナ禍の喧騒を忘れさせる慰めの、ひと時かな…

トップの写真は、先週の木曜日だっただろうか、夕方7時ちょっと前に撮った、日没直後の南西の空。
巻雲(けんうん)による、見事な茜雲だ。これが、ざっとほぼ全周に渡って眺め渡すことが出来た。余程に夕陽の鮮やかな光彩が広がっていたようなのである。

この日は、約一週間ぶりに外出というかお出掛けをした。しばらくの間、仕事や食料品の買い出し以外では家の敷地外から出ていなかったのである。
…と言っても、(前回の投稿に書いたように)自分でオイル交換を行ったばかりのクルマの調子を見るついでに、市内の図書館などへ行っただけなのだけれども。

その先で、一週間ぶりに会った人たちもいた。みんな元気であった。このコロナ禍において、如何にも”サヴァイヴァー”という風でもあった。
でも、それは僕の気のせいかも知れない。魔の手が極近くまで忍び寄って来たので、ついそんな風に感じてしまったのだろう。しかし、帰宅してから見たこの茜雲が、慰めのように大きく広がっていたのであった…。

上は、茜雲の翌日に撮った写真。定点観測よろしく同じ場所からほぼ同じ時刻に撮ったのだけれども、空や雲の色合いが全く異なっているのがとても興味深い。こちらの写真では、むしろ雄大積雲が遠くに見えて、如何にも夏らしい大らかな空模様となっている。


さて先日、非常に興味深く、また感慨深くも感じられた記事を読んだ。これが、朝日系のAERAに載ったというのも面白いw


(出典:MSN「AERA dot.」)

この記事によると、「『祝う』を『記念』に変えたことで注目された天皇陛下の東京五輪の開会宣言」が、実際には「陛下はJOCの誤訳を、人目につかぬよう訂正していた」というのである。
それを、嘗て侍従として英訳を担当していたことのある元外交官氏が詳細に解説している。真理を穿つが如くの指摘の数々で、思わず膝を打ちたくなるとはこのことであろうと思う。

具体的には、五輪憲章の英語原文の中にあるcelebratingという現在分詞形になっている動詞の主語をJOCが取り違えて和訳していたというわけである。
その誤りを陛下は見抜いておられ、その結果として宣言中の「祝い、」を「記念する、」に変えて読み上げるということに至ったのだ。詳細は上記リンク先の記事をご参照あれ。

さて、AERAの編集部がJOCに対し、この件に関して問い合わせるも、彼らは間違いを認めないということのようである。
きっと、JOCにおかれては余りにも基本的な英語力(五輪憲章は仏語でも原文が用意されているので、仏語力でもいいのだけれども)が不足していると言わざるを得ないと思う。はてさて、こんな体たらくで大丈夫なのだろうか?w

僕が意を新たにするのは、やはり最低でも英語くらいは実用レベルでしっかりと学んで身につけておかなければならいということだ。
JOCは、世界に向けて天皇陛下にとんだ恥をかかせるところであったのかも知れない。それを、さり気なくお気づきになられて文言をお変えになった陛下は返す返すもご立派であられると思う。

こんな英語力もないような国際的スポーツ機関やら、英語はおろか日本語すらも怪しい(日本語で書かれた原稿を、糊でくっ付いていたとかナントカ、公式の場でマトモに読み上げることが出来ない)総理やら、この国の言語的な劣化は著しいと感じられる。
しかしまあ所詮、ひとはひと。かたや僕は僕で、しっかりとやっていこうと思うのだ。学びの道とは畢竟、孤独なものである。他との比較は全くもって無用。諸事は横目に、信ずるところを歩めば良かろう…。

……
僕が最近、英語学習で取り組んでいるもののひとつがこの本。英検1級の大問1に出てくるような語彙問題形式の問題集です。英検1級は時折、都市伝説のようにして「ネイティブスピーカーでも知らないような単語ばかりが出てくる」などと実しやかに語られることがありますが、そんなことはありませんw むしろ、CNNやNBC、BBCなどの英語ニュースやThe New York Timesといったような英字新聞で頻繁に登場してくる語彙が実に多く含まれていると感じます。
僕は目下、この本に載っている語彙問題を8割正解のペースで(殆どゲーム感覚で楽しく解きながらw)読み進めていますけれども、その程度のレベルでも上述の英語ニュースの理解には大いに役立っています。今後は、9割以上を正解できる水準に持っていくのが、この本に対する目標ですね…。

『英検®1級 語彙問題完全制覇[改訂版]』
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