実質的には、前回の投稿の続きである…。羽田空港に到着する航空機の新ルート試験飛行が実施されているのだ。
生憎と、きのうはそれがお休みだったらしい。従来の飛行ルートで運行されていたようだ。でも、一昨日ときょうの午後は新ルートで飛んでいた。僕は嬉々として、ニコン P900でこれらのジェット旅客機を撮影したのであるw
トップの写真は、一昨日に撮ったもの。シンガポール航空で、機種はエアバスA350だと思う。新ルートには、仮にAとBの2種類があって、これは幾分南寄りのBルートを飛んでいる。高度は、1200〜1300mくらいだろう。
以下の写真はざっと名を挙げると、アメリカン航空、デルタ航空、エアドゥ、ユナイテッド航空である。これらは、北寄りのAルートの方を飛んでいる。
勿論、JALとANAも、数多く飛んでいた。下のANAは一昨日、JALの方はきょう撮影したもの。
もう、まるで航空ショーの様相である。一昨日は写真を撮っているうちに、塾の仕事へ行くのが1時間遅くなってしまったw(でも、時間フリーの日だったので、仕事には影響せず)
そして、自転車に乗って出勤途中も、まだブンブン飛んでいた。僕は空を見ながら走っているので、前方不注意になりそうで危ない…w 気をつけよう。何しろ、肉眼でも垂直尾翼のロゴが見て取れる程の高さで飛んでいるので、もう楽しくって目が離せないのだ。
これは、当分の間、楽しめそうである。明日からも、また試験飛行が行われていたら、是非とも撮影を狙ってみたいと思う…。
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さて、本日、待ちに待った大ニュースが飛び込んで来た。
2017年のチャイコフスキー『悲愴』、2018年のマーラー『悲劇的』という具合に、2年連続で秋に交響曲のCDをリリースし続け、クラシック界の話題を世界中で拐ってきた、天才鬼才指揮者、テオドール・クルレンツィスである。
そのクルレンツィスと彼のオーケストラ、ムジカエテルナだけれども、昨年の秋にはとうとう何もCDが発売されなかった。待ちわびていたファンは(僕も含め)少々ガッカリ(?)したことだろう…。
噂では、目下ベートーヴェンの交響曲全集を録音中らしい…なんていう話も巷間では流れていた。でも、どうやら本当のことだったのかも知れない。
きょう、遂に新作の情報が出たのだ。何と、そのベートーヴェンの交響曲第5番『運命』なのである。発売日は来月、3月25日だ。これは、僕個人にとっても、実に嬉しい時期なのであるw どうも有難う、クルレンツィスさんw
(出典:タワーレコードオンライン)
僕は最近、ベートーヴェンイヤーにかこつけて、このちょいと苦手な楽聖の音楽を克服しようとしているところだ。
例えば、カルロス・クライバー指揮のCDを聴き、25年前に買った映画『不滅の恋 ベートーヴェン』のサントラ(ゲオルグ・ショルティ指揮)を聴き、手塚治虫の『ルードウィヒ・B』を読む…等々という具合である。
『運命』は、そのクライバー指揮のものが特に良い。賑やかしい「ジャジャジャジャーン」の動機さえもがシルキーで美しいのである。非常に流麗に聴かせてくれるこの演奏以外では、僕は『運命』を受け付けられなかった。
さて、クルレンツィスである。下の動画では、ムジカエテルナとのライブ演奏らしき模様を観ることが出来る。
クライバーとは別の意味において、まるで踊るようにタクトを振る若き帝王は、2年余り前の『悲愴』のときの劇的さを彷彿とさせるような激しい演奏をまた見せてくれている。
うーん、これも良いぞw やはり、テオドール・クルレンツィスは、天才鬼才の指揮者だな。僕のベートーヴェンアレルギー(…というのかな?)は、どうやら今年のうちに克服されそうである。
勿論、サントリーホールで4月に演奏される第7番やヴァイオリン協奏曲も期待している。僕にとって、クラシック音楽は畢竟、この人の存在抜きにはもう、語れなくなってきているのだ…。
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さてさて、こんや早速、タワーレコードでCDをポチっておいた。折良く、400円引きクーポンのメールが来ていたところだったので、金額は2020円になった。これは、今から届くのが楽しみだな…。
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