トップの写真は10日ほど前の月である。この日は満月だった。ご覧のように、幾分曇っていたせいで、霞がかかったような謂わば朧月であった。まあ、これはこれで雅やか且つ風流だったと思う。
この日は、娘が20歳の誕生日だった。それで、家族皆でこの辺りではいちばん大きなホテルへ行ってディナーと相成ったのである。行き帰りはタクシーを利用したのだけれども、帰途の車窓からこの月を望んだ。それで満月であることを思い出したのだった。
振り返るに、子育ての20年というのは、何というべきか「長くて、はやい」という感じがするのだ。一見、矛盾しているような表現だけれども、まさにこういった実感なのである。このアンビバレンスこそが、時というものの本質なのかも知れない。
それにしても、十数年振り(いや、20年振りかな)に乗ったタクシーの進化には目を見張った。
例えば、配車は(かみさんが)アプリを使い、やって来た車両は小型のボックスタイプ(セダンではない)、車内にはカーナビが運転席の左右に合わせてふたつあり、支払いはキャッシュレス(カードも使わない)といった具合。実に隔世の感があったのだった。
……
さて、先日は自転車のパンク修理を行った。娘が駅までの往復に使っているママチャリの後輪である。「一晩経ったら空気が抜けていた」と言うので、娘が乗る前に直しておかねば、と思って小雨が降る中、修理に取り掛かったのだ。
僕が自転車のパンク修理を行う前には、必ずバルブの虫ゴムをチェックする。これが劣化して破けているために空気が抜けてしまうということが案外と多いからだ。しかし、今回は違った。次に、タイヤをグルリと一周させて接地面を見る。
何かが刺さっていたり、刺さった痕でもあるのではないか、と思って調べてみると、あった!すぐに分かったのだ…というか、分かりやす過ぎるw 下の写真が、それなのだけれども、2〜3mm程度の小さな破片がタイヤに食い込んでいたのであった。
抜き取ってみたところ、これはどうやらガラス片のようであった。黄色く、きれいな二等辺三角形をしている。きっと、このようなものは道路のあちらこちらに幾らでも落ちているのだろう。運悪くタイヤが踏んで刺さってしまったのだ。
自転車屋さんに持って行ってパンク修理をやって貰うと、この小片のせいで800円やら1000円やらの支払いが発生してしまう。まあ、パンク修理には一定の技術を要するので、ほぼその手間賃なのだ。でも、僕がやれば只。良いパパである(自画自賛)w
(チューブの写真。丸印の中に小さな穴が空いているのが見えます)
いつものように、チューブの穴の空いた周辺に紙ヤスリをかけて、ゴム糊を塗る。乾きかけたところでパッチを貼り、トンカチでコンコン叩いて馴染ませれば完了である。このあたりの作業自体は5〜10分といったところだろう。
そんなわけで、あっさりと直った。いつも感じることだけれども、自転車のパンク修理は、パッチ貼り作業そのものよりも、道具を出して来たり(大抵、出し忘れがあるので何往復もするw)、必要に応じて自転車を移動させたりひっくり返したり等に時間が取られる。
あと、これも忘れたことだけれども、折角バケツ一杯の水を用意したのに、結局のところ使わなかったのであったw 水の用途は、パンク修理箇所の特定(今回これは必要なかった)と、修理後の確認だ。この確認の方を忘れたのである。
よって、娘には次の日などに「タイヤ、大丈夫だった?」と訊いて確かめることにした。もし「空気が減ってきた」と言おうものならば、パッチの貼りが不完全だったということになる。でも今のところ、それはないようだ。やれやれ、安心であるw
…
さてさて、最近、僕のSNSには英語で箴言(格言や名言)を書いた画像が出てくることが多くなった。それで、気に入った言葉を出してきてくれたチャンネル(?)はフォローすることにしている。
そうすることによって、ますます多くの英語の箴言が登場するようになった。まあ、僕としても英語短文の気軽な読解練習になるので大歓迎であるw 加えて、日本人の視点では得られないような言葉に出会うことが出来て、むしろ有り難いくらいなのである。
その中から、ひとつご紹介したと思う。例えば、下のような言葉は如何だろうか?
英単語をもじった格言なので、そのまんま日本語に訳すとナンセンスなことになってしまうw だから、ここは英語のままで読むしかないのだけれども、英語を解さない向きのために以下、対訳をば…。(拙訳です)
失敗しても諦めてはいけない。
FAIL(失敗)というのは、
First Attempt In Learning
(学ぶときの最初の試み)という意味だ。END(おしまい)は、終わりではない。
本当の意味は、
Effort Never Dies
(努力は消えることがない)なのである。もし、NO(駄目だ)と言われたら、
Next Opportunity
(次のチャンスがあるさ)と覚えておこう。
だから、前向きにいこうではないか!
うーん、味わい深いw いやあ前向きだなあ。僕も英検1級の勉強などなどに邁進する昨今、こういった気質を是非とも見習わなければ…と思うのである。今後も、こういった英語の箴言を時折ご紹介していくので、お楽しみに…。
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さあて、英検1級の勉強といえば、学習者必携ともいうべき名著が、ジャパンタイムズ刊行の「英検1級 完全制覇」シリーズですよね。これは、語彙問題編、リスニング編、英作文編がそれぞれ既刊なのですが、何故か読解問題(リーディング)編だけがずっと未刊行のままとなっておりました。Amazonなどのレビューでも発売を望む声が幾つもあったのを記憶しています。
それが何と、遂に発刊される運びとなりました!予定では12月1日の発売です(追記:その後、発売日が12月13日に変更となりました)。気になる著者は、これまた何と!我らがあの植田一三先生なのです。イッチーこと植田先生は、他社から数多く出ている「英語で説明する」シリーズや「英検◯級 大特訓」シリーズなどで、コアな英語学習者にはつとにお馴染みです。数多ある書籍の中で、いつも熱い講義を繰り広げておられます。
これはもう、楽しみで仕方がありません!下のリンク先の情報によりますと、ページ数は約300。よって、一日10ページのペースでこなしていけば、1ヶ月で本書を一周できます。1月下旬の次回の試験日までには少なくとも2周はできそうですねw これはもう買うしかありません。僕は勿論、早速ポチっておきました!w (本日時点では書影がまだ入っていませんが、後日入ることでしょう)
『最短合格! 英検1級リーディング問題完全制覇』
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