自転車2台を、パンク修理しようとしたのだけれども…

トップの写真は、僕の部屋にある真空管アンプである。10年以上前になるけれども、キットを買って、自分で組み立てたのだ。今は、レコードを聴くときに使っている。

森博嗣氏のブログ『店主の雑駁』には、毎日、森センセイが撮った写真が掲載される。本日は、森センセイのご趣味のひとつである、真空管アンプだったのだ。出力管4本の結構立派そうなアンプである。
僕も、今回それにあやかって、真空管アンプの写真を撮って載せてみた。その向こうに写っているのは、DIATONEのレコードプレーヤー。以前の投稿に載せたことがあるけれども、高速回転の故障を僕が自分で修理したことがあるのだ。


さて、前回は、上野にある東京国立博物館の「野外シネマ」に行ってきたことを書いた。今年も、屋外での映画鑑賞を堪能してきたのだ。そのあと、かみさんや娘と共に、本館などに展示されているエジプトのミイラなどを見学したのである。

そんなわけで、すっかり満足しながら家路へと向かったのだった。我々は、電車を降り、駐輪場へ足を運ぶ。駅までは自転車で来たからだ。するとどうであろう、かみさんの自転車だけ後輪がペタンコになっているのだ。パンクしたらしい。

かみさんは、自転車を押して歩いて帰ると言う。僕と娘だけ、自転車に乗って走った。実はそのとき、僕はあることを思い出していたのだ。この日、家を出るとき、息子の自転車の前輪がパンクしていたのを見ていたのだ。

嗚呼、明日は2台の自転車のパンク修理か…うーん、忙しくなりそうだ…そんなことを、つい考えてしまったのである。

そして、翌日。午前中とお昼過ぎは、このブログの投稿を書いたり、CDを聴いたりしながら、のんびりと過ごしてしまった。日が高いうちは、庭で作業をしても暑くて余計にくたびれてしまうから、と思ったのである(…言い訳w)。

夕方近くになって、ようやく作業に取り掛かった。まずは、かみさんの自転車からである。子供たちが幼稚園に通っていた頃からなので、もう15年くらい使っているのだろうか。よく見ると錆だらけである。

ママチャリなので、以前の投稿に書いたような、自転車をひっくり返す方法を取らなくても済む。スタンドを掛ければ、後輪が浮くからである。

ここで僕は、前日のうちに、バルブ交換を試しておかなかったことを思い出した。これも以前の投稿に書いたけれども、自転車のパンクの際には、僕はまず、バルブの虫ゴムを疑うのである。しかし、今回はそれを忘れたのだ…。
でもまあ、前回の修理で、タイヤの横からチューブを引っ張り出してパンク修理する方法をマスターしたし、簡単簡単、と軽く考えながらw、作業を進めた。

そんなわけで、チューブを引っ張り出し、一旦空気を入れて、バケツの水の中で穴の箇所を確認する。すると、何とまあ、空気が漏れていたのは、そのバルブからであった…。

念のため、ぐるりと一周、チューブを点検してみたけれども、穴は何処にもあいていなかった。つまり、バルブ交換だけで済んだのである。わざわざチューブを引っ張り出したのは、全くの徒労であったw

バルブを別のもの(新しい虫ゴム付き)に交換し、さっさとチューブとタイヤを元に戻した。あーあ、何だか拍子抜けだ…。

さあ、気落ち(?)してはいられない。次があるのだ。息子の自転車である。息子は、目下オーストラリアへ修学旅行中なので、それほど急いで修理する必要はないのだけれども、せっかく乗りかかった船である。ここで直してしまおう、と気を取り直した。

息子の自転車は、サイクリング車(つまり、スタンドが一本足式)なので、ひっくり返す必要がある。作業中、邪魔にならないように、念のためVブレーキを一旦解除しておくことにした。

早速、タイヤの横からチューブを引っ張り出して、空気を入れ、水の中に浸ける。これは、先程と同じだ。チューブを見ていて、ふと気付いた。これは以前ホームセンターでパンク修理をして貰って直らなかったことのあるチューブだったのだ。

これも以前書いたことがあるけれども、僕が多忙のために、息子の自転車のパンク修理の時間が取れず、一度だけホームセンターに持って行って貰ったことがあったのだ。
その修理が、余り宜しくなかったのである。一週間もしないうちにまた空気が漏れるようになってきたのだ。仕方がないので、僕がバラして見てみると、パッチの貼り付けが不十分だった。そんなことがあったのだ。

その時は、ホームセンターに持ち込んで再修理をして貰おうかと、余程思案したのだけれども、わざわざそこまで行ってくる時間も惜しかったので、空気が漏れてくる箇所に僕が自分でパッチを貼り直し(実際には重ね貼り)しておいたのである。

何と、その貼って貰ったパッチから、今回また空気が漏れていたのだ。もう、あのホームセンターの自転車係めー!よっぽどにパッチ貼りが下手くそなのであろう…と呪いたくもなったのである(…いや、大袈裟に書いてみましたw)。

さて、ここからどうするか…。また性懲りも無く、空気が漏れてくるところにパッチを貼ってみたのだけれども、そこを迂回するようにして、また空気が漏れてくる。これではイタチごっこである。修理は諦めて、チューブを交換することにした。
このタイヤは、700x35cというサイズのタイヤである。チューブは27インチのタイヤのものが使えるであろう。どちらにしても、今は手持ちがないので、何処かで買って来なくてはならない。

そんなわけで、息子の自転車のパンク修理は、未完となってしまった…。これまた、ガッカリである。

こんな感じで、自転車2台のパンク修理に取り掛かってみたものの、1台は単なるバルブ交換だけ。もう1台は、修理不可能でチューブ交換、という何とも中途半端な成果でありました。あー疲れた。

このあと、お風呂にゆっくりと浸かって疲れを癒したのでありました…。

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Amazonでタイヤのチューブ等を物色していたら、このような物があるのを見つけた。ゴム糊不要の簡単パッチである。レビューもそれほど悪くはない。手持ちのゴム糊が無くなってきたところだったし、これに切り替えてみようかなあ…。

『パナレーサー パンク修理 イージーパッチキット RK-EASY』
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