明け方の、木星と金星の接近。そして、遂にカメラをポチってしまったのだ…

トップの写真は、今朝6時30分頃の東の空の様子を星座表アプリで再現したもの。(レンズフレアまで再現するアプリであるw)但し、実際の空は遥かにもっと明るかった。太陽が既に昇っていたからである。

今日から、約1週間の間、毎日明け方には、このように木星と金星がかなり接近した状態で観測できる。日によっては、このふたつの惑星が、殆ど重なるようにして見えるかも知れない。
僕も、今朝はこの様子を観ておこうと思っていた。それで、一旦5時20分頃に目覚めたのだけれども、まだ時刻が早すぎた。次に目が覚めたのは、6時ちょっと過ぎで、まだ多少早かった…。

そして、次に目覚めたときは、上述の6時30分頃だった。既に東の空は明るくなり過ぎていて、木星も金星も見えなくなっていたのである。嗚呼、これならば6時過ぎに起きて待っていれば良かった。あとの祭りであるw
天体望遠鏡で上手く捉えることができれば、ひとつの枠のなかに木星と金星を一緒に入れた写真を撮ることが出来たかも知れない。明日からは、仕事をしている時刻になってしまう。僕にとっては、今朝一度だけの機会であったのに、残念…。


さて、最近、月の撮り方にもっと幅を持たせたいと言うか、天体望遠鏡を今のように使ったやり方以外でも何か色々出来ないかなあ、と思い、星の撮り方や天体望遠鏡について書かれた本を、ここのところ何冊か読んでいる。
具体的に言うと、月をもっと引いた構図で撮れないかなあ、など。そうやって、周囲の雲や景色と一緒に撮るのも良いものである。でも、天体望遠鏡を使うと周囲がほぼ入ってこない。使わなければ、月が小さすぎてしまう。

そこで、天体の撮影に適していて、且つ余り高価ではないカメラについて、ネット上で情報を探してみたら、ニコンが2年くらい前に、望遠2000mm相当というレンズのコンデジを出していたことに気づいたのである。
このカメラには、「月モード」なんていう機能があるようだ。加えて、巷では、その超望遠性能から、神カメラとか言われているらしい。目下のところ、市場での実勢価格は5万円くらいだ。発売当初は7万円くらいしたらしい。

下の写真は、ニコンのサイトのスクリーンショット。


(出典:NIKON 製品情報「COOLPIX P900」

更に、そのカメラについての情報を漁ってみると、新宿のカメラ店が4万円弱で、割と程度の良さそうな中古を売っているのを、昨夜見つけた。
それから、そのページを見たり、様々なところに書いてあるレビューなどを読んだりして、一晩逡巡した結果、ついに今日の午前中にポチったのであるw

YouTubeにも、このカメラの望遠を利用して撮影した動画が数多アップされている。それは、数十キロ先の景色をズームしたものであったり、空を飛んでいるジェット旅客機やヘリであったり、月や土星やISSであったり、実に様々である。
下の動画は、その内のひとつ。白昼に浮かぶ月を一気にズームで捉えている。これは、まるで殆ど、望遠鏡のようだ…。

僕は、生まれてこのかた、オーディオ機器やら、コンピュータやら、シンセサイザーなどの電子楽器やら、自動車の電装品やら、あらゆる電気製品と電子デバイスに興味関心を持って来たけれども、このようにデジカメに関心を持って調べて回ったのは、今回が初めてだろう、と思う。カメラというものが、僕にとって、何故か今までやや遠い存在だったのである。

だから、僕が普段写真を撮るときに使うのは、このiPad mini2であったり、仕事先でのビンゴ大会で当てたサイバーショットであったりするのだ。その流れで、天体写真にも、iPad mini2を使ってきたのである。

さて、こうして僕が多分、生まれて初めて興味を持ったカメラ。かみさんは、今日出かけている最中なので、ポチったことはまだ言っていないw (こういうカメラ良いなあ、ということだけは、昨夜言った)
まあでも、家族みんなでこれを使えば良いのである。息子も、高校では動画研究会に籍を置く身だから、映像には関心があるだろう。…とか何とかいうようなエクスキュースでどうかなあ、などと考えてみるのであったw

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YouTubeで「NIKON P900」と入れて検索してみると、国内外で撮られた色々な動画を見ることができます。なかんずく、ISS(国際宇宙ステーション)を撮ったものが興味深いです。僕も、天宮1号を、地上に落ちる前に(写真でも動画でも)撮っておきたいと思っているのですが、さてどうなるでしょうか…。

「Nikon デジタルカメラ COOLPIX P900 ブラック」
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