ゆうべは今年初めての満月。スーパームーンだったらしいのだ…

ゆうべは、今年初めての満月、しかもスーパームーンだったらしい。

正確に言うと、完全な満月は、きのうの午後2時過ぎだった。日本からでは見ることの出来ない時刻である。下の写真は、うちのベランダから午後11時過ぎに撮ったもの。
つまり、満月の正確な時刻からもう数時間ほど経っているので、ズームで見ると、右上にボコボコとクレーターの影が見え、月が欠け始めているのが分かる。

満月の全体像は、ニコン P900の月撮影モードでピンクのフィルターを掛けて撮った。謂わば、ストロベリームーンの写真にしてみたのであるw
ついでに、牧草を食べている最中のうさぎも、そのフィルターのまま撮影。それが、トップの写真。白い毛皮が暖色がかって見える。月とお揃いになったなのだw


さて、週末も含めここ数日は、本を幾つか読みながら、ブラームスの交響曲第4番を取っ替え引っ換えで鑑賞していた。NHK-FMだっただろうか、クライバー指揮の演奏を聴いて良かったから、他もどうだろうと思ったのである。

上が、そのCDやDVD。クライバー以外で良いと感じたのは、DVDで観たカラヤンだろうか。まあ、例の目を瞑って指揮をするという映像込みで良いと思ったのだけれども…。

このように、譜面台は置かず、じっと目を閉じながらタクトを振る。全4楽章の間、カラヤンは楽譜も楽団員も全く見ることなく、ただ自分の世界に閉じこもるようにして指揮をした。鑑賞する側としては、これには圧倒される思いだ…。

ちなみに、これはライブ演奏を収録したもの。従って、ミスは一切許されない。どれほど大きな緊張感があっただろうかと思う。楽団員も一死乱れぬ動きをする。その統制が取れた様もまた、流石のベルリン・フィルなのだろう。

あと他に聴いたのは、フルトヴェングラーとチェリビダッケの指揮したものだ。この4つの中では、僕にはやっぱりクライバーがいちばん良いと感じた。
このブラームスの交響曲第4番に関しても、いつかテオドール・クルレンツィス指揮の演奏で聴いてみたいと思う。クライバーの演奏も十分にダイナミックだけれども、若き巨匠はそれに輪を掛けた演奏にしてくれるだろう。考えただけでも、わくわくしてくるのだ…。

それから漸く、『八甲田山』を観た。先達ての投稿で、積んだ本と一緒に写っていたDVDである。雪中の撮影が如何にも大変だったであろう、大作中の大作だ。この寒い季節に観ると、尚一層のこと身に染みてくる…。
芥川也寸志のシンフォニックな劇中音楽も素晴らしかった。日本の映画音楽は、いよいよこの時代あたりから効果音的な存在から、主題を持った一層音楽らしい形へと転換してきたそうなのである。この作品は、その鏑矢のひとつだったのだろうと思う。
『八甲田山 特別愛蔵版』(DVD)

さて、大学入試センター試験が無事終わり、息子は第一志望の国立大学の赤本(過去問)に取り掛かり始めている。実は、今から着手するのは、やや遅い方なのであろう。

例えば、僕の勤務先の塾では、高3生は例年、年が開ける遥か前から赤本演習をやっているようである(但し、僕は高校を担当していないので仔細は知らず…)。
息子にも昨年の秋の頃から赤本を買い与えて、時間があればこちらもやってみるようにと言っておいたのだけれども、ずっとセンター試験対策の方に専念していたようだ。よって、未着手だったのである。

前回も書いたように、息子は数学IAで満点近くの得点を出し、数学IIBや物理・化学は本人曰く「(時間が足りなくなったり、公式を思い出すのに手間取ったりして)大失敗したー」と自己採点の前に言いつつも、実際には、いずれも8割を超えていた。
そんな訳で、理数系科目の実力は相応にして十分あると思うので、まあ難関と言われるあの大学の二次試験にも対応できるのでは、と僕は考えている。あとは、配点の軽い英語を如何にするか、ということなのである。

そこは謂わば、僕の持ち分のようなものなのでw、僕が頭を捻って、センター試験のときと同様、他の科目の足を引っ張らないようにしてやらなければならない。
まだまだ寒い日は続くけれども、目下このときがいちばん我慢のしどころだ。3月や4月になって、暖かい春がやって来ることを今から待ち侘びている…。

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