英語の勉強に文字通り耽る僕の中にスッと入ってきた、この曲の歌詞。合唱のハーモニーの美しさに心から癒されつつ、なのだ…

トップの写真は、前回の投稿の最後に載せたものの続きである。今年初めての満月だ。実際には、完全なる満月(翌朝)より数時間ほど早くに撮ったのだけれども。

この日は曇りがちであったので、図らずも黒い夜空と白く霞む雲、そして銀色に輝く望月との競演といった風情となった。流れる薄雲によって、その景色は刻一刻と変化していく。僕はニコン P900をほぼ天頂まで高く構え、シャッターを切っていったのである。

こうして気がつくと、今月は既に半分が終わりつつある。つい先日お正月だった気がするのだけれども、早いものだと思う。きっと、このまま2023年もアッという間に過ぎていくのかも知れない…。


さて、こちらも謂わば前回の続き。僕の英語学習についてである。彼此3年近く、僕は英検1級の勉強を続けている。しかしながら、まだその試験は1回も受けたことがない。ただ只管、勉強に励んでいるだけなのである。

何故、英検1級の試験を受けていないのかと言うと、理由は幾つかあるけれども、ひとつは高額な受験料が挙げられると思う。12000円くらい掛かるその費用は、僕を躊躇わせるのには十分だったw ちなみに、20年ほど前は現在の約半分のお値段だったのである。
しかし一方で、そのような高額になるのも分かる気がするのだ。問題の質が高いからである。特に、長文読解の英文の内容が知的で興味深いものばかりで、問題を作成するに当たって毎回、一体どこから集めてくるのだろう?と感心してしまう程だ。

そういった教養的な文章それぞれに、設問を3つまたは4つ作成していくわけなのだけれども、前回も書いたように、本文内容を上手く抽象化した上で、誘導的な選択肢を考案して設定していくことになる。これもまた、実に知的な作業である。
きっと、相応にインテレクチュアルな人たちが寄り集まって、膝を詰めながら時間をかけ検討しながら作っているのだろうと想像する。いや、読解問題だけではなく、例えばリスニングのPart2も同様だ。こちらは言ってみれば、聞く読解問題のようなものだからである。

だから、費用が嵩むのもいた仕方なかろうと感じるのだ。そうなると、あとはこちらが自衛(?)するしかない。つまり、落ちないようにして受かる、ということなのだ。言い換えると一発合格である。僕はそれを目指しているつもりだ。
英検1級は只でさえ、その合格率が1割ほどだと言われている。その中で一発合格する人は、まさに一握りだろう。合格者の5人か10人にひとりくらいかも知れない。つまり、一発合格率は1〜2%なのだと想像できる。文字通りの狭き門であろう。

さて、これも前回の投稿で書いたけれども、英検1級の筆記試験は時間が100分。リスニングは、それとは別に30分くらいである。その100分を如何に無駄なく効率よく配分して問題をこなしていくのかが、大きな鍵のひとつとなってくる。
僕は、この投稿の時点で既に10回分以上の過去問を解き終えているけれども、その中で自分なりに掴んだ問題を解く順番と具体的な時間配分は下の通りである。まあ現時点では、ほぼこれで確定だろうと思っているのだ。

・英作文(A4の用紙1ページ分)20分
→語彙問題(25問)10分
→穴埋め読解問題、2ページ分(6問)15分
→長文読解問題1(3問)15分
→長文読解問題2(3問)15分
→長文読解問題3(4問)20分

以上で計95分なので、5分残るのだけれども、これは予備としておく。例えば、10分と設定しているところを実際には11分かかり、15分のところが16分かかったということなどがあり得るからである。そんな感じで、この5分は消化されていくだろうと思う。
僕はまだ、過去問を100分通してやったことはないけれども、問題ごとに単発で時間を測りながらやっている。上の時間設定は、それに基づいているのだ。従って、あくまでも僕自身のペースであるということをご理解くだされ。

さてさて、そのような中で英作文なのだけれども、これは上の通り20分と設定している。以前は25〜30分は軽く掛かっていたのだけれどもw、2〜3個ほど書いているうちに慣れてきたのか、20分ピッタリで書き終えることが出来るようになった。

上の写真は、過去問の英作文問題ページと僕が書いた英作文である。これもやはり20分で書き飛ばしたので、よく見ると英語の語法に少し誤りが見られるだろう。文字も少々乱れているけれども、急いで書くのでこれはちょっと仕方がないw
英作文に関しては、書いたらハイ終わり、ではない。これをPCに打ち込んで清書しつつ、文法や語彙の誤りを直したり、もっと良い言い回しがないか調べて探したりする。そして、最後には語数を表示させて、長さを数字で確認する。

そこで得られた良い言い回しなどは、その場で覚えて次に生かすことにするのだ。英作文については、このような修練を行なっている。当然ながら、実際の試験で何について書くことになるのか事前には分からない。よって、いま出来る対策といえばこんな感じになる。
英作文の出題トピックは、実に様々だ。国際関係や環境問題のような社会的な事柄だけでなく、宇宙開発や遺伝工学のような理系の話題が出題されることもある。まさに縦横無尽で予測がつかない。ただ、傾向としては前者、つまり社会的なテーマが出ることの方が多い。

…おっと、英検1級について語っているうちにまた2000字を超えてしまったw 今回は、この辺りでお開きとしておきましょうか。

最後に、僕が最近よく聴いて癒されている動画をご紹介したいと思います。一青窈さんのヒット曲「ハナミズキ」を合唱アレンジしたもの。この合唱のハーモニーが実に美しい。演奏にはオーケストラに加えてヴァイオリンのソロも入り、豪華です。


(上の動画、ご覧の際にはヘッドホンかイヤホン必須です!)

この曲は、先日NHK-FMでオリジナル版が流れていたのだけれども、普段は歌の歌詞が余り耳に入ってこない僕に、このときは何故かそれがスッと入り込んできたのであった。今は連絡を取り合っていない、ある旧友のことを思い出しながら僕は聴き入ったのだった…。

……

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