スマホ用望遠レンズで、花火大会を撮った…

先達て、近所で花火大会があった。

まあ、花火大会なんぞ、どーせ毎年やることは同じだ。だから、2~3回も見れば、もういいや、となるだろうと思うのだけれども、かみさんと娘は今年も、良く見えるところまで出掛けて行った。でも、僕と息子は、どこにも行かず家にいたのであるw

その代わり、僕には考えがあった。iPad miniで、家の窓から花火の撮影に挑戦するのだ。例の自作スマホ望遠鏡を使おうか、とも思ったけれども、まあそこまで遠くはない…とは言えども、全く望遠なしという訳にもいくまい。

単純に、iPad miniのデジタルズームを使って撮っても良かった。でも、丁度良いツールが、うちにはあったのだ。スマホ用のレンズキットだ。勿論、iPad miniにも取り付けられる。

これは、あるとき、かみさんが親戚の家に遊びに行った際に、従姉妹から貰ったのだそうだ。かみさんは、何に使って良いものか分からずに、ずっとそのまま放置していたらしい。何とも勿体無い。そこで、僕が貰い受けた。

レンズキットは、10倍の望遠、180°の魚眼、あとワイドマクロ兼用の、3個セット。レンズにはそれぞれ、Excelvanという銘柄が書いてある。メーカー名だろうか?
それら3個のレンズに加えて、固定用のクリップも付属している。クリップの金色の輪っかにレンズをねじ込んで使うのだ。それをスマホに挟む。挟んだら、クリップの持ち手に付いているネジを締めておくと、クリップがうっかり外れるのを防止できる。

写真は、iPad miniに望遠レンズを取り付けてみたところ。これで、10倍の拡大を稼ぐことができた。あとは、ほんの少しのデジタルズームで十分だ。この状態で、窓枠にiPad miniを立てて半固定とし、花火の撮影を実行である。

今回の撮影では、シャッタースピードは、アプリにお任せで撮っていた…というか、純正のカメラアプリなので、その設定はなかったのだ。
花火の写真を撮るのがお上手な方(例えば、KAGAYAさんとか…)は、みんなシャッターを長めに開けて、花火の光跡がもっと長く写るように撮っているようだ。そのように見受けられる。

僕も、次回は、シャッタースピードを設定できるアプリの方を使って撮ってみたいと思う。実は、月などの天体撮影用に、幾つかのカメラアプリをインストール済みなのである。今回は、全く使用しなかったけれども。

どうしても、遠くにある民家の屋根と、電線が写り込んでしまう。もー、邪魔であるw
でも、うちからは、この角度でしか、この花火大会を見ることが出来ないので、仕方がないけれども…。

あとは、下のような大爆発の写真も撮れた。花火とは、畢竟、火薬の空中爆発であるw そのことがよく見て取れる一枚。
これも、電線が邪魔だけれども、見ようによっては超新星爆発か何かの後にできる、ガス状の星雲のようでもある…。もしこれが青かったら、もっとそのように見えたかも知れない。

今回撮影して初めて気付いたけれども、月面を撮るときとは違って、花火は光跡がバラバラと絶えず激しく動いている。
だから、どうも光がブレたような写真になりがちで、綺麗に撮るのが実に難しい。機会があれば、シャッタースピードの件も含めて、もっと撮り方をいろいろ工夫しながら練習してみたいと思っている。

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このExcelvanというレンズキット、かみさんの従姉妹の入手経路は不明ですが、Amazonでも売っているのを見かけました。お値段は、それほど高くないので、イザという時のための一品として持っているのも良いかも知れません…。

『Excelvan スマホカメラレンズキット ユニバーサルレンズ 魚眼レンズ マクロレンズ 望遠レンズ ワイドレンズ 装着便利なクリップ式』
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