少々、土いじり。あとは、高校入試の英語の問題文を読んで考える。さあ、これをどう教えるか…

トップの写真は、うちのねこ。前回の投稿で、最後にうちのねこの便秘について書いた。ここのところの暑さで便秘気味になり、動物病院で摘便と浣腸を行なって貰ったのだ。

そのときに、写真を載せなかったので、代わりとしてここに掲載。数日間食欲がなかったせいか、少し痩せたように見える。大好きな柔らかご飯(パックに入ったツナのフード)を食べたので、それはすぐに回復するだろう。
僕は、早朝からいつもの仕事に行き、午後からは休み。自転車修理のような急ぎの用は既に済ませたので、土いじりなどを行う。以前、種を蒔いて育てたねこ草(…と言っても、うさぎのおやつ用途)がだいぶ枯れてきたので、一旦片付けて次の種蒔きの用意をするのだ。

上の写真のように、ねこ草の茎が、緑色の部分と茶色の部分のツートンカラーになってきた。それで、緑色の部分をハサミで切って刈り取り、それより下の部分は抜いて捨てることにする。
しかし、実際に引っ張って抜こうとしても、なかなか取れない。プランターの形ごと土全体を出してみると、まるで毛細血管のような根っこがびっしりと生えていた。これでは、簡単に抜けない訳である。

従って、土全体をほぐすようにして、根と土を分離し、土はプランターに戻し、根と茶色い茎は捨てた。結果的に、土の量がやや減ってしまったので、肥料がわりにコーヒーかすを混ぜた。
うちの近所には、子供向けのピアノ教室がある。僕がこのような作業をしている間、実にゆっくりとしたテンポのショパン『華麗なる大円舞曲』が聞こえてきた。小学生のレッスンだろうか。優雅な作業BGMだなw

そういえば、このプランターを動かしたところ、その下に数cmほどの虫の幼虫が眠っているのが見えた。光に気づいたのか、もぞもぞと動き始める。慌てて、土を薄くかけておいた。クワガタか何かの幼虫だろうか?w

取り敢えず、こうした準備だけ済ませておき、ねこ草の種は週末にでも蒔くことにしよう。この草は、うさぎの大好物。出来るだけ切らさないように栽培してやろう、と思っている。

下の写真は、その作業後に撮った天頂の雲。ひつじ雲のようにみえるけれども、ちょっと違う。いわし雲だろうか?ふわふわとした塊の、長閑な雲である。最近は、この雲が見られる日が多いように思う。


さて、この後は少々、仕事…。高校入試問題のレビューである。下の写真は、昨年の問題のほんの一部。文字が細かくて、文章量が多いことがお分かり頂けるだろうと思う。1ページまるまる、びっしりと英文が書かれているのだ。

問題冊子全体でいえば、このページは約1/10の分量だ。従って、5分以内に読み終えなくてはならない。右のページには、問が7題用意されている。それを、やはり5分以内に解く。
ざっとワード数を計算してみたところ、このページの英文は、900語ほどありそうである。大学入試では、大問ひとつにつき1000語ほどの英文が出るだろうと思うので(…まあ、大学によるけれども)、語数だけで言えば、ほぼそれに匹敵すると言ってもいいかも知れない。

上の問題は、偏差値が60以上の高校を受験する中学生に向けて作られたので、中3の時点での英語学習歴は、殆どの生徒が既に3年を超えているだろう、と思う。
仮に、英語学習歴4~5年だとしても、たったそれだけの年月だけで、この英文を5分で読んで意味を掴めるようになっておかなければならないのである。大変なことではなかろうか。

然し乍ら、今や、ここまでしなければ、高校入試では受験者間の差がつきにくくなってしまっているのだ。問題の難易度は、数年おきくらいに、どんどんエスカレートして行っているように見える。
他の問題はどうかというと、この次には英作文が控えている。お題は、AI。人工知能が今後ますます使われるだろうという意見について、あなたはどう考えますか?というような内容が英語で出題されており、受験者は50語くらいの英文を書いて意見を述べるのだ。

さてさて、中3の3月にこのような問題を受けなければならないとして、受験勉強は3年生から始めて間に合うのだろうか、という疑問が上がるのも当然だろう。
先ずは、上のような1000語近い纏まった分量の英文を見ても、決して面喰らわずに、すいすい読んで問題に答えられるようになっておかなければならない。これは、一朝一夕では身につかないのではないか。

従って、これは中2の段階から、例えば400~500語程度の英文を手始めに、徐々に慣らしていくことが必要だろう。但し、塾での(多分、学校でも)平常の授業では、普段のカリキュラムに従った文法学習だけで殆ど手一杯である。
では、いつ、長文読解の訓練をして行ったら良い?ひとつ考えられるのは、夏期講習などの、平常時以外の授業で行う、ということになるだろうか。これまでは、講習といえば、平常授業の復習と先取り学習の場であった。それを、少し潰すことになるかも。

…そんなことを考えながら、僕はこの、発展途上国における太陽エネルギーの利用に関する英文を読んだ。AIだの太陽エネルギーだの、社会科的な知識も必要なのではないか…。

さあ、これを後日、塾の仕事の合間に報告書として書き上げ、提出しなければならない。でも僕は、カツブロで毎日投稿文を書かせて貰うようになって以来、こういった報告書を書くのは全く気にならなくなった。実に喜ばしいことである…。

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