寒い日の朝、ベランダの柵に何かがくっついていたのだ。それをよーく観察してみると…

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きのうは朝から快晴の日曜日となった。気温は低いけれども、清々しいものだ。僕は、寝床のエアベットに敷いているシーツなどを天日に干すために、ベランダへと出た。すると、柵の部分に小さな塊がくっ付いているのを見つけたのである。

しゃがみ込んでじっと見ると、何とチョウのサナギであることが分かった。当初は、たまに飛来する野鳥の大きな落し物かな、と思ったのだけれども違ったようだ。うちには、食べ終わった夏ミカンの種から生えた木が何本かある。もう2mくらいまで伸びている。

その木には葉が多く繁るので、夏ごろには特にアゲハチョウが産卵にやって来るものだ。すると、大小の幼虫たちがミカンの葉っぱを餌にして成長する。
しかし、その後の姿は殆ど見かけたことがない。つまり、サナギを目にしたことがないのだ。(ひょっとすると1回だけ、あったかも知れない)

きっと、幼虫たちは大方、野鳥たちに喰われてしまっているのだろう、とも思っていた。そこに来ての、これである。
まさか、こんなところで一匹が眠っていようとは…。ちなみに、ベランダは2階にあり、ミカンの木からは相当に離れているのだ。どうやってここまで来ることが出来たのか、さっぱり分からない。

今後、布団などを干すときなど、うっかりこのサナギに引っ掛けてしまわないよう、十分に気をつけよう。春になったら、きっと立派なアゲハチョウに還るのだ。
よくよく観察すると、体の線が縞模様のように3本入っていたり、頭の付近から白い糸が出ていたり、色々と精密に作られているようだ。たとえ小さくも、これぞ無量の神秘であろう。


(きっと白い糸は本来、木の枝に絡めておくためのものだったのでしょう…)
……
さて、先日、かみさんが、寿司屋に勤めている知り合いから寿司ダネのウニやネギトロなどを貰って来たことがあった。店で余ってしまったのでどうぞ、ということらしい。
特にウニは30貫分もあったので、翌日は朝からご飯にウニを載せて食べることとなったのである。それから炊き込みご飯等々。とても美味しゅうございました。

コロナ禍が益々激しさを増して、飲食店におかれては食材についても、きっとこのような不測の事態が発生してしまっているのだろう、と僕などは愚考しながら頂いたのである。そして、別の日には早朝の仕事場から、リンゴ3kg入りを一箱貰った。
全員が漏れなく受け取っていたので、これもまた大層な余り物なのだろうかと思ったけれども、案外そうではなかったようだ。帰宅して箱を開封すると、ふわりと立ち昇る甘い香りと共に、その下から書面ふたつが姿を見せたのである。

ひとつには、職場の役員名で、コロナ禍における職員の日頃の労をねぎらう文章があった。取り分け「ありがとう」の文字はフォントが一段と大きい。

もうひとつの書状には、昨年の台風19号による千曲川の洪水でリンゴ園が被災してしまったが無事復興した旨が写真入りで述べられていた。長野県のリンゴだったのである。
また、その復旧作業の際には、くだんの早朝の職場の役職員の人たちが応援に駆けつけたのだと言う。

つまり、このリンゴ(書状では「復活リンゴ」と名付けられていた)はそのときのお礼という訳なのだろう。僕は何もしていないのだけれども、所属する一員として有り難く頂くことにしようと思う。
リンゴは赤と黄色の2種類。実家からたまに送って寄越してくれるリンゴよりも、立派なものに見える。ウニやネギトロといい、このリンゴといい、昨今はものの流れ具合が幾分変化し始めているようにも感じられる。

つまり、売るよりもむしろ、知己や恩のある人たちにいっそ差し上げるといったような具合に。
それを考えると、貨幣経済や信用経済に代わる、何か新たな姿が自由経済の中に現れて来ているのだろうか、はてさて…という気がしないでもないのだ。

……
下は、図書館で借りた本。この本の第1章の途中に「革命的な英単語記憶法」について書いてあって、これが非常に興味深かったんですね。それは簡単に言うと、少し関連のある3つの単語(うちふたつは自分にとって既知のもの)を意味とともに唱え、セットにして覚えるという、エピソード記憶の一種と思しき方法です。
この本に載っていた例を挙げると、「smoking(喫煙)/health(健康)/detrimental(?)」という具合で、3つ目のdetrimentalの意味は「健康に良くない」という意味なのですが、喫煙や健康という英単語とセットにして記憶しておくことによって、この「健康に良くない」という意味がより引き出しやすくなるというわけなのです。確かに、この方法ですと「detrimental(健康に良くない)」だけを覚えようとするよりも、記憶の定着が良さそうな気がします。
僕も、きょう電子辞書で英検1級の問題集をやっているときに見つけた単語穴埋め問題の語彙で、ひとつ組み合わせを考えてみました。「contract(契約)/condition(条件)/stipulate(?)」です。このstipulateは「規定する、明記する」という意味の動詞です。contractやconditionとセットで覚えておくと思い出しやすくなりますね。実際に、contractとstipulateを組み合わせた短文の問題(stipulateを選ぶと正解になる)が1級に存在するのです。同じ著者で、この暗記法について詳しく書いてある本が別に存在するそうなので、こんど読んでみたいと思っています…。

守誠 著『3分単〈1日3分・「簡単パズル」で覚える・英単語〉』

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