きょうは、息子の高校の登校日だ。担任の先生との面談がある。
冬休み明け以降は、このように1週間か10日に1回くらいしか登校日がない。あとは自宅学習である。大学入試の二次試験の出願に関して、さてどのような話が出るのだろうか?
息子は、どうもメンタルが弱いのかどうなのか、このように入試の直前期になると、勉強中に「難しい」とか「分からない」とか色々言い出して、結局その時期は実力が伸び悩んでしまう傾向にある。
思えば、高校入試のときもそうだった。得意である筈の数学が「よく分からない」と言い始めたものである。きっと、世間には逆の人、つまり直前期に実力を大きく伸ばす人もまた、数多おられるだろうと思う。羨ましい限りである…。
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さて、トップの写真は、けさ撮った自衛隊のヘリコプター。はじめは、うちの南側を西から東へと飛んでいたのだ。逆光の中を望遠で追い掛けているうちに、太陽のすぐ上を通過して行った。カラフルなレンズフレアの中に、その機影が写ったのである。
上の写真は、トップの写真の状態になる少し前。まだ南西の辺りを飛んでいたときである。機体の左側に、白いエンブレムのようなものが描かれている。
そして、下の写真は、その約40分後、逆にうちの北側を、東から西へ飛んで行ったときに撮影。同じエンブレムが左側に描かれている。きっと、先程のヘリが帰るところだったのかも知れない。
上の一枚は、35mm版換算で4000mmくらいの思い切ったズームで大きく撮った。あともう少しで、パイロットの姿が見えるか?というところまで肉迫できたと思う。
それと、同じときに背後からも、もう一枚。この写真の左に写っている黒っぽいものは、うちの庇である。北側の窓から追い掛けているうちに、こんなギリギリのところになってしまったのだったw
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ちょっと紙幅があいたので、僕が最近読んでいる英語に関する書籍をふたつご紹介したいと思う…。
ひとつ目は、『一億人の英文法』。下の写真に写っている帯に見られる通り、東進ブックスの一冊である。つまり、大手予備校の発行なのだ。
しかしながら、高校生や大学受験生だけに向けられたものかと言うと、そうではないように思われる。これは、社会人など一般も、読者の対象にしているのだろう。だから、『一億人の…』なのである。
中身は、下の写真のように、イラストを多用し、とてもビジュアルで迫った説明がなされている。とても分かりやすいのである。文章も、比較的軽妙で読みやすい。
高校生のときに学校で配られた総合英語の参考書などと比べると、遥かに読み進めやすいだろう。大人になってからの英語の学び直しにも最適だ。但し、事前に高校入試〜高校1年生程度の英文法はマスターしておく必要があろうかと思う。
さて、英文法の知識的な内容は、上の書籍を利用して頭の中に入れるとして、次はその知識事項の実践である。生憎と、『一億人の英文法』には、演習問題が収録されていない。
そこで登場するのが、下の『ENGLISH EX Grammar & Usage』である。書名は全て英語だけれども、洋書ではないのでご安心を…。版元は、Linkage Clubという日本(東京)の企業である。
この本は、一問一答式で只管に英文法の空欄穴埋め問題を解いていく、というもの。下のように、左ページが問題の英文、右ページが解答と解説というレイアウトになっている。
これで、例えば『一億人の英文法』などで仕入れた文法的な知識の演習を行うことが出来る。内容としては、大学入試までに学習しておくべきレベルの文法項目が網羅されているので、大学受験の勉強にも対応できるだろう。
勿論、TOEICなどの検定対策として文法学習を行うのにも良いと思う。前書きによると、英検1級〜2級の学習にも対応しているようである。問題も含めた例文の収録数は、2600なのだそうだ。
また、本書には、例文の音声のMP3ファイルおよび、設問のみをPDFファイル化したもの、そして設問の英文や和訳をExcelのファイルて収録したCD-ROMが付属している。これらを活用することで、更に文法学習に広がりを与えることが出来ると思う。
特に、『ENGLISH EX Grammar & Usage』については、僕はまだ入手したばかりなので、これから読み進めるのを楽しみにしている。先達てのデイヴィッド・セイン氏の書籍と同様、授業の話のネタが仕入れられるかも知れないのだw
あともう少し早くこれらの本の存在を知っていれば、息子にも読ませて、大学入試に向けた英語学習の土台とすることが出来ただろうと思う。その点は返す返すも残念である。何事も、関心のアンテナを幅広く張り巡らせておくことが、やはりいつでも必要なのだ…。
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