きのうは、ここ数日では珍しく夜まで暑い日だった。その影響なのかどうなのか、今朝は夏の盛りに見たような色彩の朝焼けだったのである。
日の出の時刻はきのうまでと変わりがない筈なのに、東の空がいつもよりとても濃く深く色づいていた。それが、トップの写真だ。午前4時半頃に撮影。日昇まで、まだ30分近くある。
暁光は南天や遥か西の向こうまで手を伸ばして、雲を赤く染め上げていた。謂わば、空一面の薄雲が茜に染まっていたというわけだ。さて、きょうはこのまま晴天となっていくのだろうと思いきや、雨雲レーダーの予告の通り、午前7時頃から雨降りとなった。
しかし、これは如何にも夏らしいような驟雨ではない。秋雨のようにシトシトと長く続き、僕は自転車ですっかり濡れて帰ることとなったのである。雨は殆ど降らないという天気予報の方を信じたつもりだったけれども、見事に外れたw
きっと、夏らしい景色だったのは、朝焼けまでだったのだろう。この雨を境に、秋がまた一層深まっていくのかも…そう感じさせた。さて、きょうは塾の仕事がお休みだ。午後は何をして過ごそうか、幾つもある選択肢の中からどれを選ぶべきだろう。
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そして、午後。何をしたら良いかとちょっと考えて、献血に行くことにした。思うところがあって暫く行っていなかったのだ。カードを見ると、昨年の11月以来だった。
今回は、いつものように隣市の駅前にある献血ルームではなくて、その市内の公民館の前に来ることになっている巡回バスでやることにした。敢えてバスの方を選んだのは、単に僕の興味によるものだった。バスは今回が初めてだったのである。
自転車で少し走って、住宅地に建つ公民館へ。そのロビーで受付や問診などを行なった。そのあと、公民館の前に停まっているバスの中で献血だ。
乗合バスほどの大きさの車輌には、縦横に4つのシートが設けられていた。近くの銀行や信金の職員の方が何人も来ている。地域貢献の一環だろうか。
僕は血が早く抜けるのだそうだ。以前、献血ルームの看護師さんからそう言われたことがある。ひょっとすると、サラサラなのかも知れないw
実際に今回も、僕より5〜10分ほど先に献血を開始していた人(信金の若い男性職員)とピッタリ同じタイミングで終わった。ふたりの献血者につき、看護師さんひとりの割合だったので、かえって忙しくさせてしまったなあw
貰ったものは上の写真の通り。巡回バスでの献血は、献血ルームでのそれとはまた違った雰囲気で色々と興味深かった。
のんびり出来るのは(TVも新聞雑誌もあるので)献血ルームの方だけれども、今回のようにバスの方が貰いものが多いような気もする。その点では、サービスが良かったのかもw 機会があったら、またそのうちに行ってみよう…。
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おまけ…。帰宅してから、献血のマスコットキャラクターである「けんけつちゃん」の置き物(クリップスタンド)に金色の厚紙を付けてみた。意外と似合っているw まるで金屏風のようだな。
では、皆さま、良い週末をお過ごしくださいませ…。
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