実は、昨日から予定外だった帰省をしている。緊急入院と手術をした父の見舞いが、その目的のひとつである。
父は数日前、実家の近所の橋から落ちて怪我をした。いや、正確に言うと、橋を渡り損ねたようなのである。この現場近くの公民館で会合があり、だいぶ呑んで酔っていたそうだ。
恐らく千鳥足だった父は、徒歩で帰る際、ガードレールのある右側でなく、わざわざ道を渡って左側を歩き、橋の低い欄干と畦道の間から2m以上も落ちたらしい。これらは全て、一昨日の電話で母から聞いた話である。
(グーグルマップのスクリーンショットに、手書きで矢印を書き込んでみました)
もっけの幸いか、田んぼの用水路としても利用されているこの川に水は比較的少なかった。しかし、僅かに流れる水面に落下して突っ込んだ父は、何と自力で道まで這い上がってから母に電話したのだそうな。
ちょっと転んだくらいだろうと思っていた母は、車で迎えに行くと、すっかりズブ濡れの父を見て驚いたのだと言う。救急車を呼び、病院で診てもらうと、肩を骨折、更に手首は複雑骨折。早速、手術で手首には金具を埋め込んだのだそうだ。
父は大の酒好きで、酔って色々やらかしたのは今回に限った話ではない。いくら歳を取っても全く進歩のないヒトなのであるw 業が深いというのか、何というか…。
僕は実家でまだ他に幾つか用事があるため、父の見舞いも兼ねて今回はハイウェイバスで行って来ることにした。明日は都内で仕事があるので、その日は実家から直行の出勤なのである。全くもう、忙しいことだなw
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さて、トップの写真は、きのうの午前中、新宿でハイウェイバスに乗る前に撮影。ふと思い付いてニコン P900を取り出して撮ったのだけれども、なかなか面白い具合に写ったなw 向こう側にあるタワーのようなビルは、はて何だろう?
あと、下の写真は、ゆうべ午後8時半頃に撮った月。実家に来たら、夜空を撮るのがまるで僕のお約束のようになっている。折角、星明かりの豊かな夜空が見えているので、撮らにゃ損という訳なのだw でも、昨夜は天気が余り良くない気がした。
そこで、月をズームで撮影してみると、それはやはり朧ろなのであった。それでも、欠け際のクレーターは結構写ったようだ。既にだいぶ西に傾いているところだった…。
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下のリンクは、道中のハイウェイバスで読んだ本です。英文法に関する解説書なのですが、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ラテン語などヨーロッパの言語の文法と比較しながら説明するという、やや変わった趣向の内容となっています。
僕は、これまで英語に加えて、フランス語、中国語、古典ギリシア語、ドイツ語の順番で外国語を囓りましたが、それらはいずれも、日本語を介して学びつつも、常に頭の中で英語と比較対照しながら理解するという手順を踏んできたものです。その点で、この本の趣旨には大いに賛同できます。よくぞ書いてくれました!という気もします。実に興味深く読んでいますね…。
宍戸里佳 著『他言語とくらべてわかる英語のしくみ』
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