この頃合の降雪は、さて10年ぶりくらいだろうか?桜の枝に雪が積もった朝なのだ…

きのうの土曜日。このような日でも、僕は予定通り仕事に行った。暖かい日だった。歩いていると、むしろ暑く感じてくるくらいである。天気予報の通り本当に雪が降るのだろうか?きっと、この分では降らないだろうなあ、と思った。

電車の中は軽く冷房が入っていた。乗り込むと幾分の冷気を感じたのである。もしくは窓を半分弱ほど開けて走っているか。いずれも換気のためでもあろうと思う。乗客は普段より少なめに感じた。
駅を出ると、1週間前と同じく日テレ社屋の見えるポイントで桜を再び撮影。またSONYのサイバーショットを使う。もう花は満開、既に葉が幾分出ているくらいだ。街灯の先ではハトがじっととまっていた。

駅前のスターバックスは閉店中だった。他にも閉めている店がちらほら。開けているところもあった。さて、夜はどんな具合だろう。ひっそりとした街になるのか、どうなのか、と考えつつ僕は真っ直ぐ家に帰った。


さて、上に書いたように、あれほど暖かだった日中が、夜からは降雨となり徐々に寒くなってきた。今朝、起きてみると、何と予報通りに降雪となっていたのである。目下、気温は零度余り。
早速、マクロレンズで撮ってみた。雪の結晶と言うよりは、小さな氷の粒のようでもあった。剣先の形に尖っているものもある。如何にも水っぽい雪質だった。

桜花に雪というのも興趣と思い、ニコン P900を提げて暫く外を歩いてみた。菜の花は、すっかり挫けたのか、路面に姿を横たえていた。春かと思って咲くや、この降雪だ。気の毒に感じられる。

重みで垂れ下がった桜の樹の枝には、蕾の上にも雪が積もっていた。時折吹き抜ける風にそよと揺られる。被写体がどうしてもブレるので、僕は何度もシャッターを切った。

元々水っぽい雪なので、葉先から雫が垂れ落ちる。地面に積もらず水たまりが所々に出来ていた。10分ほど歩いて、僕は早々に引き上げ帰宅した…。


そう言えば、今朝方に不思議な夢を見た。交通事故に遭って僕は死に、幽体離脱のようにして宙に浮いて自分の躯を見、父や弟の姿を見たのである。彼らは家で炬燵に入って寛いでいた。きっとまだ何も知らないのだろうと思った。
心理学的な所謂夢診断によると、自分が死ぬ夢を見るのは吉兆なのだそうである。死は飛躍を意味するのだそうだ。この時季に、そういった内容のものを見るのは良いことだったのかも知れない、と好意的に解釈している。


(これも降雪を撮った写真。息子に「火山灰が降っているみたい」と言われましたがw)

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