もう、毎日毎日、忙しくて忙しくて、時間が足りなくて足りなくて仕方がない。しかも、それが日々加速していっている様なのだ。
何もかも、新型コロナの所為であろう。僕は勿論、感染も発症もしていないのだけれども、この疫病をきっかけに更に多忙を極める様になっているという点で、十分に被害者のひとりなのだという確信があるw
さて金曜日の夜、自分で撮った英語の授業動画を自分で編集しアップロードする為に、インターネットのブラウザを開いてエッと思わず絶句した。あのレナウンが新型コロナの煽りを喰って倒産というのである。
こんなにも忙しいご時世の挙句に会社が潰れるなんて、この星の上にある世界はやはり何と残酷なのだろうか。その老舗企業に勤めておられる人たちは、恨み言の五万や十万は出て来るであろうに…。
さて、疲れ果てて家に帰り着くと、晩御飯にデリバリーのお寿司が取ってあった。本当はもっとガッツリとしたものが良かったのだけれどもw、葡萄のサワーと一緒に有り難く頂いた。
仕事は土曜日もある。まだまだ気は抜けない。英語の勉強もやるぞ。寝る前に単語をまた覚えておこう。あと何年生きるのかは知らないけれども、世を去るまでずっと、この加速は続くのだろう。「忙しい」なんていう泣き言がきっと暇そうに聞こえてくるくらいに…。
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さて、土曜日。都内の会社で仕事をした。金曜日と同様、これまた多忙を極めた。一緒に業務に当たっていた仲間(外国人の女性)は、とうとう夜帰るまで食事の時間にありつくことが出来なかったのだ。
昼食抜きとなってしまった様なのである。我々にはそんな暇さえなかったという訳だ。(ちなみに、僕は家で軽くお昼を食べてから出勤しているのだ…)
何といっても、商用バックボーンとして利用している某大手企業の回線が遅くなって来ているらしいのである。あくまでも実測ではなく、様々な声を集めた上での推測に過ぎないのだけれども。
その企業は、僕が25年前にインターネットというものをダイヤルアップで始める様になったとき既に存在していた、ネット界における謂わば古参のひとつである。回線が速いことでも知られている。
それさえも遅く感じられるとは、一体どれだけ全地球上のインターネット回線に負荷が掛かっていることであろうか、と思う。
このままで行くと、嘗てSFやサスペンスなどのネタになった大都市一斉停電の様に、全世界一斉ネットダウンなどということが果てには起こり得るのではないか、と恐ろしくもつい想像してしまうくらいなのだ。
世界中のネットサーバーや回線が一斉にダウンしインターネットが使えなくなってしまう…もし万にひとつでも、こんなことが発生したら新型コロナと同等かそれ以上の騒ぎであろう。その瞬間、我々の生活は40〜50年くらい昔のアナログ時代に逆戻りなのである…。
それこそSFめいてはいるのだけれども、やっと定時になり次の担当者に引き継いで帰途に着く際、僕はひとけのすっかり減っている夜道を駅まで歩きながら、ついそんなことを考えてしまったのだった。忙し過ぎて、脳が良からぬ発想を仕出かしてしまったのかもw
上の写真は、先週の平日に通りすがりの神社で撮った昼寝中のねこ。トップの写真は、今朝の空模様。暁月と呼ばれる月のかたちである。
地上で如何に人間が蠢めこうとも、他の動物や天体はこの様に平常進行なのである。人間だけがいつも、ジタバタとして騒がしいのだ…。
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映画音楽界の巨匠のひとり、ジョン・ウィリアムズがウィーンフィルを指揮したCDが8月にリリースされるそうです。
先達て、そのプロモーションとなる動画が公開されました。曲目はスターウォーズ「帝国のマーチ」。御大がにこやかにリラックスしてタクトを振る様子が、とても微笑ましい好演ですね。ニューイヤーコンサートが例年開催されているホールでスターウォーズが流れるというのは何ともシュールな感じがしますけれどもw
CDに収録されるのは他に、「未知との遭遇」、「E.T.」、「ジュラシック・パーク」などなど。つまり、ジョン・ウィリアムズのベスト盤的な内容になるのでしょう。発売元がドイツ・グラモフォンであるというのもまた、素晴らしいですね。こちらの記事によると、海外ではBlu-ray盤やアナログレコードも発売されるようです。さて日本にも出回って来るでしょうか?いずれにしても、実に待ち遠しいことです。願くは、疫病の影響で発売が延期などということにはなりませんように…。
『John Williams – Live in Vienna』(CD、インポート)
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