英語の勉強をしながら、英検1級の過去問にこんなトピックを見つけたのだった。これにはちょっと驚きかも(?)…

ときは斯くも速く過ぎ行く。もう彼此3週間も前のことであった。その日は、息子と娘がお手伝いをする日だったのである。所謂「母の日」なのだ。

朝ごはんは、ふたりでフレンチトーストを作り、お昼ご飯には鮭を焼いていた。おやつには息子がフライドポテトを揚げたのだった。
さて、晩御飯はハッシュドビーフである。娘が作ると言うのだけれども、何と今までにやったことがないようだ。そこで、僕が作り方を教えてあげた。まずは、玉ねぎやマッシュルームの切り方からであるw

上は、薄切り肉を切っているところ…の筈が、手でちぎっているw その方が早くて楽なのだそうだ。それから、鍋で煮るところまで無事にいった。あとでルーを入れれば完成だ。

トップの写真は、完成して盛り付けたところ。出来上がり!さあ、召し上がれ。Done! Bon appétit.


さて、僕の仕事場の塾の出身者には有名な英語教師がいる。その先生は、既におよそ100冊の著書をものされ、オンライン学習システムでも講師として活躍されている。

その先生が英検の過去問題集を出されていると知って買ってみた。本当は1級の本が良かったのだけれども、まだ出ていないので、僕は代わりに準1級を選んで買った。
中身は、実際の過去3回分の問題冊子と、先生執筆による詳しく丁寧な解説編の2部構成である。勿論、解説編の方が分量が多く、問題編に対して4倍近くものページが割かれているのだ。

先日、この過去問を解いてみると、準1級の問題がとにかく簡単なことに驚いた。これまた拍子抜けする程に…。予め設定された目標時間よりも早く解き終わるし、不正解も殆ど出ない。
実は、今から数ヶ月前、僕は英語の勉強をするならば、英検の1級を目標にするべきか、その下の級に留めておくべきか迷ったのである。結局、望みは高い方が良いかも知れないと考えて、1級を選んだのだけれども、果たせるかなそれは正しい選択だったと思う。

もし準1級を選んでいたら、多分あっけなく取れてしまい、且つそれで取り敢えず満足して終わりとなっていただろう。でも、実際には英語学習(…と言うか語学学習)の世界とはもっと奥深いものである。そんなな中途半端なレベルで喜んでいる場合ではないのだw
まあ、そんなことを感じつつ、この過去問題集をもう少し楽しんで解いてみようと思う。何と言っても、先生の秀逸な解説を読むのが面白いのだ。英語の教え方というものの参考にもなる。読んでいてやる気にさせられる筆致がとにかく良い。


(準1級の読解問題の一部分。このように英文が割とびっしりであるw)

是非とも、このシリーズで英検1級版も出して欲しいものだなあ、と思った。先生とは一応面識はあるので、いつかお願いしてみようかなあ…。
でも、僕が1級を未取得であるのがバレるから恥ずかしいなあw ちなみに、その先生はTOEIC満点取得者なのだそうだ。いやあ、流石である…。

そして、後日。仕事で塾に行ったとき、英語科の別の先生と上のような内容の話をした。その先生は、上述の先生と仲の良いお知り合い同士でもある。
すると、お知り合い先生は言う。「あの先生はきっと、英検1級の本を出さないでしょうね」と。その理由が凄い。ここにはちょっと書けないけれども、意外なことであった。

嗚呼、僕が1級を取るときのバイブルにしようかと考えていたのに、もし出ないということならば仕方がない。でも、期待していたんだけどなあ。ちょっと残念である…。他の本でしっかりと勉強していこうと思う。


さて、今度は英検1級について…。先日、英検のサイトで過去問を閲覧していた。まあ、いずれ受けることになるわけだし、ちょっとした興味からである。

するとどうであろうか、丁度1年前、2019年6月の試験で、筆記試験部分の最後、英作文(英文エッセイ)問題のお題が何と、以下のような内容のものだったのである。

「賛成または反対で解答せよ:今後数十年の内に、伝染病は一層大きな問題となってくる」(私訳)

おお、何と予言的なテーマだろう!繰り返すけれども、まだ新型コロナのコの字もない、1年前の出題である。きっと、ごまんと書かれた受験者の解答の中には、これまた予言的な記述のものが(多分こちらも偶然とは雖も)あったのかも知れない。
その様々なエッセイをいま、読んでみたいという衝動に駆られそうになる。1年前、さて我々は何を思って暮らしていたのであろうかと、ふと気になったのである…。

……
下は、先達て娘に頼まれて購入した本。クーポンが余っていたのでどうしよう、と僕が言ったところ、「じゃあ、これ買って」と言われたのでしたw
僕は普段、殆ど小説は読まない(ノンフィクション系を好んで読む)ので、この作家さんのことはよく知りません。従って、このお名前を聞くと、どうも「ミナとカナエ」という具合にふたり分の名前のように聞こえてしまうのですけれども、敢えてそれを狙ったペンネームなのでしょうか?それとも、これは本名?

湊かなえ 著『カケラ』
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