突然の出来事が続いた先週…。あれもこれも驚きだけれども、それを受容するのもまた楽しかも、なのだ…

トップの写真は、オフィスチェアのキャスター部分。これは僕が座っていた椅子である。

ある日、いつものように都内の会社で仕事をしていると、左下の方でバキッという何かが弾けるような音がした。僕の席の下にはケーブル類が床の上を何本も這っており、それを隠すためのモール(樹脂製のカバーのようなもの)が被せてある。
時折、椅子のキャスターがモールに干渉したり乗り上げたりすることがあるので、またそのときの音なのだろう、と僕は咄嗟に判断した。または、モールが割れたのかな?とも。しかし、今回ばかりは違ったのであるw

見ると、割れていたのはモールではなく、キャスターの方だった。ほぼ真っ二つに割れ、下半分が力なく床の上に佇んでいたのである。この椅子にはキャスターが5つ備えられているので、僕自身はこれによってひっくり返ることなどなくて済んだようだ。
すぐさま椅子から降りて、壊れたキャスターを見た。これはモールにいちばん近い箇所だったので、何度も接触や干渉などをしているうちに金属疲労ならぬ樹脂疲労(?)を起こし、その果てに損壊したのだろうと考えられる。

「キャスターが壊れたよー」と僕が言うと、このオフィスで唯一、一緒に仕事をしている人が駆け寄って来た。このようなものが突然ふたつに割れるということが余程に意外だったのだろう。その人は声を上げて笑い始めた。ちなみにアラサーの中国人女性である。
彼此10年に渡って日本に在住しているので、日本語はかなり達者である。生来の物覚えの良さで語彙も豊富だ。しかし、日本語の文法や発音などを時々間違うことがあるので僕がやんわりと指摘することがある。日本語教育の有資格者たる癖がつい出てしまうのだw

そんな感じで、いつも和気藹々と仕事をしているので気心は知れている。だからこそ、僕のオフィスチェアのキャスターがいきなり壊れたことに対して、その意外さや珍しさを笑いで表現したのだろう。「あ〜」と言いながら天真爛漫な笑顔をずっと見せている。

さて、これをどうしたら良いか。彼女は持ち前の記憶力を手繰り寄せて、「これと同じ椅子、去年ひとつ壊れて捨てたよ」と言う。「2万円くらいするんだよね」とも。僕は自分の椅子をひっくり返して、どうやったらキャスターを外すことが出来るのか調べた。
例えば、組み立て式のラックなどに付いているキャスターは、小さな六角レンチを使って外すことが出来る。しかし、この椅子のキャスターにはそのようなナットが存在しているようには見えなかった。では、と思って根元に残っている部分を強く引っ張った。

すると、スポッと容易く抜けたのである。それが、トップの写真の状態だ。つまり、予備のキャスターでもあれば、またここに差し込めば良いということになる。「椅子を捨てたとき、キャスターを外して残しておいた?」と僕は斜め上を見上げて訊いた。
「うーん、残してないと思う。でも、倉庫に行くと、同じような古い椅子がまだあると思うよ。でも奥の方に置いてあるから探すのが大変だけど」と答えてくれた。まだ笑顔のままだ。その倉庫はオフィスと別の建物である。僕は一度も行ったことがない。

キャスターひとつをそこまで取りに行くのは如何にも面倒なので、他の椅子から拝借することを考えた。このオフィスのマネージャーは病気療養の名目で目下のところ休職中である。つまり、席がひとつ空いているのだ。その椅子を活用しようと思った。
僕の椅子と全くの同型なので、やはりキャスターは簡単に抜けた。これと取り替えようと思ったとき、ふと椅子ごと交換してしまえば良いのではないか、と考えついたのである。嗚呼、僕は気づくのがやや遅かったようだw 彼女も交換を了承した。

「壊れたキャスターはマネージャーの机の上に置いておけば良いよ。そうすれば椅子が壊れているって分かるから」と言う。僕はしかし、それだけでは不十分だと感じたので、「何か書いておこう」と答えると、ミスコピーした紙を彼女が一枚持って来てくれた。
マネージャーの机で、僕はその紙に「注意‼︎ この椅子のキャスター、ひとつ壊れています!」と大書し、壊れたキャスターを紙の上に置く。「うん、これで良いね。みんな分かるよ」と彼女もすっかりご満悦の様子。この出来事が余程に楽しかったのだろう。

それから、しばらくの間、オフィスチェアの話に花が咲いた。彼女の話では、去年、別の社員が椅子に座ったまま「あーあ」と背中を後ろの方に伸ばしたところ(つまり、のけぞったということだろう)、背もたれの部品がボキッと折れたことがあったのだと言う。
それが「壊れて捨てた」という椅子なのかも知れない。「次からは、椅子を捨てるときにはキャスターを外して残しておこうよ。今回のようにまた壊れることがあると思うからね」と僕は言った。「そうですね!」と返事をしつつ、彼女は再び笑っていた…。


さて、先週のことになるけれども、ある日の夜、僕のブログの来訪数が急激に伸びたということがあった。昼下がりから夕刻くらいの時刻に三桁となり、僕は近頃やや珍しい伸び具合だと観察しつつ、「きょうは150人くらいになるな」と思ったのである。
ところが…だ。午後10時過ぎに再び来訪数を確認したところ、何と!四桁を超えていたのであった!これには正直言ってタマげました。つまり、何かのきっかけで僕のブログがバズっていたようなのである。下はそのときに撮ったスクリーンショット。

この赤い「!!」の大きさが僕の驚きを示しているw 時期的に英検の試験日が近い頃合いだったので、僕が最近よく書いている英検や英語学習法についてのコンテンツが注目されたのだろうか?等と、英語学習グループの友人と話したのである。
そして、この日は結果的に1234人の方に訪問して頂いたということになったのであった。大変に有り難いことである。しかしながら、何が注目されたのかについては、まだ不明のままであった。下は、この日の午後11時59分に撮ったもの。

このスクリーンショットを見てもお分かりの通り、前日も200人を超える来訪数だったので、「最近、伸びてきたなあ」と感じていたところなのであった。ちなみに、僕のブログの最近の来訪数は、1日あたり100人前後〜150人程だったのである。

さてさて、お越し頂いた皆さんは何をご覧になったのか、または何を見るつもりで訪問されたのか、ということについては、ブログの編集画面中のメニューにあるツールの中に入っていくことによって知ることが可能だ。ここで様々な分析データを閲覧できる。
ただし、あまり親切には設計されていないツールなのでw、痒いところには手が届かないというべきか、要するに見るのが面倒くさくなってくるのであるw しかし、バズった理由を知りたい。そこで、ハタと思いついたことがあった。

1週間もしくは1ヶ月ごとの人気コンテンツ集計を、自分で見やすいところに置いておいたのである。例えば、このページのずっと下の方で、1週間ごとの集計を見ることが出来る。下は、バズった翌日の午前零時過ぎに撮ったものである。

なるほど、上位5つがYMO関連で占められていた。いずれも僕がこのブログのために企画した「歌詞対訳」シリーズである。CDなどの歌詞カードなどに日本語訳が付されていないであろう英語や中国語の歌詞を和訳し、原詞やその動画と共に載せるというものだ。

既にニュース等で報じられている通り、YMOのドラマーであった高橋幸宏氏が先達て逝去された。僕はこのことが報じられた朝、枕元に置いてあったiPad miniでニュースを見て知った。まさに青天の霹靂。突然のことで大変に驚いたのである。
僕にとってユキヒロ氏は、YMOのドラマーとしても、また作詞作曲者やボーカリスト、プロデューサーとしても、無くてはならない存在であった。特に独特の伸びがある高い声を聞かせてくれるボーカルを僕は本当に大好きだったのである。

きっと、その逝去の報を受けて、どなたかが「YMOの英語の歌詞が分かるサイト」として何処かでご案内くださったのだろうと思う。とても嬉しいことで感謝しております。これからも機会を見つけて、YMOの歌詞を対訳という形でご紹介できればと考えています。

ところで、今から2週間近く前、僕はいつものようにベランダで一服をしていた。こんなとき、何とは無しに物思いに耽ることがある。僕は何故だろうか、YMOの音楽性のことを考えていた。特に、そのボーカルはユキヒロ氏の存在が大きかったことも。
自分でも、どうして突然そのような思いに耽ったのかについては分からない。ユキヒロさん歌うまかったよ…と思ったそのとき多分、氏はもうこの世にいなかった筈である。突き抜けるような空の下、幾分のそよ風のある日だったことを覚えている。

きっとユキヒロさんの魂は世界を駆け巡り、ファンひとりひとりの元をサッと駆け抜けて行ったのかも知れない、と今は思う。僕の想像なのだけれども。でもきっと、そのような感じだったのだろうという気がしている。青空の記憶が僕にそう物語っているのだ…。

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YMOの数あるアルバムの中で、どれが最高傑作なのかについては諸説様々でしょう。いずれもコンセプトやカラーが異なり、甲乙つけがたいからです。でも、5年前に発売された結成40周年記念アルバム『NEUE TANZ』が出色の出来であることは異論がないところであろうとも思います。選曲は幾分マニアック、そして音質は抜群に良いですね。僕もうちにある様々な機器で鳴らしてみて堪能しました。そのときの投稿は、こちらにあります。残念ながらメンバーのおひとりは鬼籍に入ってしまいましたが、5年後の50周年記念時にも、是非ともこのようなYMOの音楽を更に深く体験出来るような素晴らしいアルバムが発売されるよう期待しております。

YMO『NEUE TANZ』
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