しばらく涼しい日が続いたと思ったら、また暑くなってきた。でも、これを乗り越えて、ようやく秋が訪れるのかも知れない…

トップの写真は、日曜日に撮った空模様。上層の筋雲と、下層の綿雲が混在する、秋と夏が折衷したような光景だった。陽射しは強いけれども、暑さはそれ程でもなかった。

これで一気に秋へと移行していくのか、と思いきや、今週は案外と暑くなりそうである。予報では、この先、毎日が30℃をゆうに超えている。僕はまた、汗を掻きながらの自転車通勤なのだろう。
でもひょっとすると、ここ暫くの暑さを乗り越えたら、その後、一気に秋の訪れとなってくれるのかも知れない。確か、先月の長期予報では、今年は秋になるのが例年より早い、ということであった。僕は、今でもそれを信じているのである…。

この日、母の実家から、桃が送られて来た。祖父は昨年、100歳のお祝いをしたところなので、今年で101歳だ。きっと、病気もせずに変わらず元気なのだろうと思う。
祖父の家は、桃やアスパラなどの農家だ。こうして、毎年欠かさず送って来てくれるのだから、有難いことである。今年は、うさぎがいるので、皮の部分まで捨てずに食べることになるだろう…。

上の写真は、ベランダでハンモックの下を歩き回る、うちのねこ。ねこは夏になると大抵、便秘気味になって、昨年などは困ったものだったけれども、今年は特にひどい症状にならず、どうやら無事に夏を越せそうである。

母方の祖父と負けず劣らずの長寿なねこだけれども、こちらも元気だ。暑いときには物陰で寝てばかりいる。先週などは、涼しかったせいか、昼寝をせずに部屋の中をよく歩き回っていた。ねこも、過ごしやすくて気分が良いのだ。

そんなとき、ふとベランダの床を見ると、継ぎ目の隙間に、数mm程の実に小さな草が生えているのを見つけた。隙間に入った土埃から芽を出しているのである。
こういった隙間に生える草は、道路の割れ目ではよく見かけるけれども、ベランダのこんな僅かな間からというのは初めて。これも、今年の盛夏を細やかに飾るひとコマということなのだろう…。

さて、この日は、家族でマクドナルドに行った。すると、隣の空きスペースを露店にして、見切り品の青果を売っている人がいたのである。色々と置いてあったけれども、ニンジンは何と、一本10円だったのだ。
幾分古いニンジンのようで、表面がやや黒ずんでいた。うさぎのおやつになるだろう、と思い3本買って帰り、水洗いをして与えてみた。すると、尖った先っちょから、ポリポリと無心に食べるのだ。

ある程度食べると、飽きてくるらしく、暫くは食べなくなる。そして、数時間後にまたポリポリという具合だ。しかし、うさぎがニンジンが大好きでよく食べるというのは、ピーターラビットやマンガなどの影響による、謂わば俗説らしい。
うさぎの主食は、あくまでも牧草。ニンジンは糖分が多いので、うさぎにとっては、食べ過ぎると肥満の元になる食べ物なのだそうだ。だから、おやつ程度に、たまに食べさせると良いようである。

上の写真は、うさぎが齧った後のニンジンの先っちょ。この後、鉛筆をナイフで削るときのように、クルクルとゆっくり回してやりながら食べさせると、先の方からきれいに食べていってくれるのだ。

こうして、3本のうち1本は、ポリポリ用としておきw、残りの2本は小さく切って天日に干しておくことにした。うちのうさぎは、野菜でも果物でも、干したものの方が好きなのである。
こうして干からびて固くなったニンジンを、前歯でコリコリとよく齧って食べる。齧った後は、奥歯でモシャモシャと咀嚼をしている。うさぎは、本当によく噛んで食べる生き物なのだ。

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