うちに、ふたつの来訪者が飛んでやって来た。別に、怖がることはないんだけれどねえ…

先達ての夕方、仕事帰りに入道雲を見た。北西の方角である。それは丁度、西日に照らされているところであった。急ぎ帰宅し、すぐニコン P900を手に再び外へ。トワイライト撮影モードで撮った。
それが、トップの写真。Snapseedで加工済み。大きな雲は、何かの動物が大きな口で咆哮しているような形にも見える。こういったものをタイムラプスで撮影するのもまた、面白いだろうと思う。いつか、挑戦してみようか…。

また、南東高くには、肋骨状の雲の隙間に、白く月が浮かんでいた。この形の雲は雨を降らせることがあるらしい。案の定、あとでパラリとひと雨あったのだ。
月は、こうして日々、月齢を重ねている。28日(土)の明け方前には、いよいよ皆既月食がある。最接近中の火星と並んで観測できるという、千載一遇のチャンスなのだ。楽しみ…。

さて、先日、うちに思わぬ来訪者があった…と言っても、昆虫であるw

日中、家の外壁に、蝉がとまっていた。蝉は時折、木と勘違いするのだろうか、こうした壁などにとまり、激しく鳴くことがある。この蝉も、そうするだろうか、と僕は暫く観察した。
すると、この蝉は鳴くことなく黙ったまま、少しずつ壁をのぼり始める。壁と雨樋との隙間を通り、屋根の下、ひさしの部分まで来た。そこで、何をすることもなくじっとしている。

でも、ちょっと目を話した隙に、飛び去ってしまったのである…。なぜ目を離したのかと言うと、珍しいタイプのヘリコプターが、うちの近所の上空を何度も旋回していたからなのだ。

この辺りをよく飛んでいる、警察や自衛隊などのヘリコプターと比べて、明らかに小型の機種だ。フライトレーダー24には、情報が全く出てこなかった。信号を発信していなかったのかも知れない。

数km先の上空を、大きく何度も旋回していた。僕は、そのヘリコプターがこちらに向かって来るたびに、P900を構える。ズームをかけたままブレなく撮るのが、案外と難しい…。

上手く撮ることの出来た写真から、どうにか機体番号を読み取って、ネット検索してみた。どうやら、個人所有のヘリコプターのようである。機種は、ロビンソンのR44という小型機であった。

そんな訳で、ヘリコプターを見ているうちに、ひさしの蝉はいなくなってしまった。ところが、それからすぐ、頭上でブンブンという虫の羽音が聞こえる。先程の蝉がまさか戻って来たのか…と思ったら、違っていた。

カナブンである。バタバタと壁や網戸にぶつかりながら飛んでいたかと思うと、全開のガラス戸から室内へ進入。リビングの壁にとまった。羽を休めているようだ。

背中が、黒っぽく緑色に光っていた。如何にも甲虫のそれである。ちょっと、ワクワクしてくるw
このカナブンも、少し見ていないうちにいなくなってしまった。部屋のガラス戸を開けたままにしておいたので、また飛んで外へ出て行ったと思っていたのである。

しかし、夜、僕が仕事から帰宅すると、息子が部屋の隅で縮こまっていた。あそこにカナブンがいて、それが怖い、と言うのである。指差す方向は、天井だった。よく見ると、電灯の上にいた。

丸い縁に沿って、ぐるぐると歩き回っている。後ろ脚には、天井の埃が付いているように見えた。健気なことに、まるでお掃除をしながら歩いているようだ…。
僕が、あれは何もしない虫だから大丈夫、と言っても息子は信じない。理科(…といっても生物ではなく化学だけれども)の偏差値が80近くあっても、この有り様であるw 物事をもっと、理性的、科学的に捉えないと駄目だよ…。怖がって、どーするw

……
ベランダの日よけシートの下や部屋の中で、効率良く涼むことが出来るようにと、下のようなものをポチってみた。自立式ハンモック。寝そべっていても背中に汗をかきにくくなると思う。こうして、(世の趨勢に幾分反して)なるべくエアコンを使うのを少なめに、夏を過ごすことを試みているところ…。レビューは後日、また。

「TOYMOCK ハンモック 自立式 ベイロープチェック MOZ-13-01」
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