さて、前回の投稿で、月の斜め下に見えた謎の白い小さな物体について書いた。
それは結局、ある惑星の姿だったというわけなのだけれども、そのときは僕がいつも参照している、国立天文台の星図ページが何故か落ちていて、直ぐには確認できなかったのである。
その後、そのサイトは復旧したようで、現在はもう普通に閲覧できる。レイアウトなどが割と旧いページなのだけれども、非常に重宝している。今回の件で、改めてそのことを感じた…。
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さて、それから数時間後のこと。数軒先の向こうの方で、何かがヒラヒラと飛んでいるのがベランダから見えたのだ。これはまたもや、謎の飛行物体であるw
早速、ニコン P900を取り出して、望遠鏡がわりにファインダーを覗く。それが、トップの写真。その物体は、風に煽られるように、右往左往と舞っている。先達て目撃した、アルミの風船に似ているようにも思われた。
バタバタと煽られて動きが激しいときもあり、ズームしたレンズで狙うのはやや難しい。それでも何とか撮影してみると、物体から糸のような長いものが、ピンと張り詰めて下がっているのが確認できた。
それは、洋凧であった。しかも、よく見ると、上の写真の通り、絵柄はドラえもんだw あちらの方角に駐車場があるので、近所の子供がそこで飛ばしているのだろう。きのうはそんな、良い日和の正月二日目であった…。
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さて、きょうは朝から雲ひとつない晴天の上、殆ど無風で、放射冷却も大きくなかったので比較的暖かい。そこで、うさぎを外に出して遊ばせた。今年になってからは初めてだ。楽しそうに、ビオラが咲く周辺を跳ね回っている。
最近は、ほぼ自生のように生えているミントの柔らかい部分を摘んでおいてやると、茎ごと牧草がわりにむしゃむしゃとよく食べる。ボール一杯分を1日で食べてしまうペースだ。これは、うさぎの食事代が節約できそうで結構であるw
そう言えば、先月、うさぎの体重を測ってみたところ、1.4kgだった。昨年の2月に拾って来たときには1.2kgだったのだけれども、夏頃には1.4kgに増えた。
それ以来、体重に変化がないということになる。きっと、この辺りで一旦成長が止まったのだろう。でも、冬毛のせいか、一層丸々としたようにも見えるのだ。
冬になると、うさぎのおやつの種類が増える。例えば、みかんの皮の干したもの。りんごやかきの皮も、剥いたあと天日に干しておく。煮物に使った大根はからは、葉っぱが取れる、これも干しておく。他には、ブロッコリーの茎など。
そんな具合に、果物や野菜の中で、人間が食べなくても、うさぎが食べるという部分がある。それは捨てずに、ベランダで数日間、陽に当てて乾燥させておくのだ。すると、うさぎの格好のおやつとなるのである。
娘は、それを見て、「うさぎは、生ゴミを食べてくれるんだねw」と快活に言った。うーん、それはちょっと違う気がするぞ、と僕は言う。人間とうさぎとでは、食べたい部分が違っているというだけなのである。
例えば、うちのうさぎは、みかんの中の身の部分は食べない。水分が多くて嫌なのだろう。でも、それは人間の好んで食べるところなのである。まあ、このようにして、食べたい部分がうまく区分されているようなのである…。
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先日、YouTubeを観ていたら、シンセサイザー界の巨匠、ヴァンゲリスの新作CDを告知する動画がアップされていることに気づいた。ヴァンゲリスといえば、映画『ブレードランナー』の音楽で有名だ。
他にも、色々な映画の音楽やオリジナルアルバムの楽曲でも優れたものが数多あり、僕の好きな音楽家のひとりである。そんなヴァンゲリスが、今月、ピアノのアルバムをリリースするという。
主に、新たに作られた楽曲で構成されているようだけれども、うち何曲かは『ブレードランナー』や『炎のランナー』など、映画の音楽をアレンジしたものも収録されているようだ。
きっと、全体としては、上の動画で聴くことが出来る曲のように、静謐な曲調のものが多いのだろうと想像する。バックに使われている星や月をイメージした画像によく合っていると思う。
ヴァンゲリスは、曲中の音色のひとつとしてピアノを使うことはよくあるけれども、こうしたピアノという楽器を主体とした、所謂ピアノアルバムというものは、多分初めてなのでは。
その点で、非常に期待の出来る作品になりそう。発売元は、デッカという英国のクラシック系のレーベル。見ようによっては、これはポストクラシカルのような位置付けにもなっているのかな、とも感じられる。
輸入盤の発売は1月25日、国内盤は2月6日の予定だそうだ。目下のところ、国内盤にボーナストラックが付くという情報はないので、英文のライナーノーツ目当ても兼ねて、下にリンクした輸入盤を狙ってみようかな?今は、そう考えている…。
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Vangelis『Nocturne』(Import)
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