ゆうべは、僕が勝谷誠彦氏の命日に行った、東京の新宿にある讃岐うどん屋さんでイベントがあった。公式の一周忌イベントである。
僕は新宿駅を出た後で少々道に迷ってしまいw、数分遅れで到着。既に多くの人たちが来場していた。奥の方に空いている席を見つけ、そこに座る。でも、ここは事務所の社長さんやマネージャーさんから程近い良い席であった。
会費は5000円。入り口で担当の店員さんに支払い、入場券がわりに書家の水島二圭先生の栞を頂いた。勝谷氏の座右の銘「ただ生きるな善く生きよ」が揮毫されている。これは良い記念である…。
上の写真の「凛」の絵葉書も、今回のイベントで貰った。水島先生が、皆さんへ、ということでお持ち下さったのである。どうも有難うございます。あとの3枚の葉書は、先達ての軽井沢の訪問時に配布されたものである。これもまた、有難うございました。
それから、入り口の展示物の中で、勝谷氏の名刺は持ち帰り自由だったので、軽井沢で貰いそびれたものを頂戴した。ペンネーム「三尋狂人」のものやハングル表記のものなど、いずれもレアだろう、と思う。
席には、オードブルが並ぶ。カップに銘酒「獺祭」が注がれ、皆で献杯をした。それからは、飲み放題なので、獺祭のみならず、「しぼりたて生原酒」など幾つかのお酒を呑む。ビールを呑んでおられる方もいた。
あと、讃岐うどんも食した。これも、会費のうちである。前回とは違い、今回は玉子とカルピスバター入りのうどんにした。これも美味しかったぞw お代りとして、肉うどん(下の写真)も食した。美味しゅうございました。
さて、前の方では、事務所の社長さんやマネージャーさんのトークやら、ゲストの方々のご挨拶やら。それから少し後に、水島二圭先生もいらっしゃったのである。水島先生からは「勝谷さんは一専多能の人であった」というお話を頂いた。
(写真が少しブレてしまいました。どうもすみません…)
あと、勝谷氏の遺品も展示されたので、それも拝見。多くは軽井沢で既に目にしていたものだけれども、こうして整然と並べられているのを見ると、何とも感慨深いものがあるのだ…。
そして、愛用の親指シフトのノートPCやニコンのカメラ。これはNPS(ニコン・プロフェッショナル・サービス)のストラップ付きである(トップの写真をご参照)。
勝谷氏は、日本写真家協会所属の写真家でもあったのだ。僕も、だいぶ以前に、氏の撮影した皆既日食の写真を頂いたことがある。他には、愛用されていたボクシングのグローブやトランクスも並ぶ。名前が刺繍されているのだ。
この日の来場者は、ざっと数えて40人くらいだっただろう、と思う。没後1年経っても、こんなに読者やファンが集うなんて、これは氏の人望であろう…と、しみじみとしているときに、あるアクシデントが。
店内にある製氷機兼給水機から氷の排出が止まらなくなってしまったのだ。ガラガラと音を立てて1cm角ほどの氷の粒が次々に落ち、辺りには白く山が出来上がっていく…。
「こ、これは、勝谷さんの祟りなのでは⁉︎」と一同が凍りついたのであった。ときあたかも、氏の思い出話と同時に、「とてもケチだった」とか「エロいこと書いたノートが遺品から見つかって…」などなど秘話や悪口(?)に花が咲いたときだったのであるw
そんなわけで、実に楽しく夜は更けていった。始まって3時間を過ぎて一旦お開きとなり、僕は事務所の社長さんにご挨拶をして会場を後にしたのだった。今回はちょっと飲み過ぎたかな…?でも、また来よう。讃岐うどんとお酒を楽しみに…。
……